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1ベイカー11のブログ一覧

2013年01月04日 イイね!

ルーフ考察 B&C 3

ルーフ考察 B&C 3前ブログの続き・・・












オペラウィンドゥ位置が後ろに寄っている為に不安定感たっぷりなロケーションを見せる'75-'76 GM B-Body Sdn. ですが、同じレギュラーサイズでもポンティアック・ディビィジョンだけは何故かGM C-Body(UP予定)並みに落ち着いた佇まいを見せてくれていました。





('75 Pontiac Grandville)


どうでしょう?同じB-BodyでもオペラウィンドゥがB-O-C(Buick-Oldsmobile-Chevrolet )版に比べて前に位置しており、すなわちBピラーよりもCピラーの方が太くて自然に見えるのです。




ちなみにオペラウィンドゥが付く寸前の'74 Grandville と'76 Bonneville です。






巨大なサイズとスポーツを感じさせないエレガンス、そんなプロポーションの幅広いクォーターパネルに開いたオペラウィンドゥ・・・中学生だった僕は、元々アメリカ車が好きだったけれども、世間は「スーパーカーブーム」に沸いていたにもかかわらず こんなアメリカ車の屋根に異常反応する少年だったのです。


このB-Bodyは角目4灯式のヘッドランプと相まってスクエアなシルエットが特徴なんですが、シボレー版などまさに直線的・・・



('76 Chevrolet Caprice Classic )










しかし、このポンティアック版はFドアにかけて一旦消えたショルダーラインが、Rドア後端からゆるやかにホップアップする独特のサイドビューを持っています。

('76 Bonneville )




そんな抑揚のついたサイドビューが不釣合いにも見えるんですが、僕の目にはポンティアック流の趣があり大変魅力的に映るんです。

当時のGMでは上級フルサイズ用のC-Body はC-B-O(Cadillac-Buick-Oldsmobile )にのみ適用され、レギュラーサイズ用のB-Body はB-O-P-C(Buick-Oldsmobile-Pontiac-Chevrolet )つまりキャデラックを除く乗用車各ディビジョンに使用されていたんですが、前述の様に この年式'75-'76 のポンティアックだけはオペラウィンドゥ位置があたかもC-Body のような落ち着きのある佇まいを見せていたのです。

まさにど~でもイイような事なんですが、当時から屋根ふぇちの僕には重大な関心事でして・・・

・・・続く
2012年12月31日 イイね!

ルーフ考察 B&C 2

ルーフ考察 B&C 2前ブログの続き・・・
F30初代レパードに絡んで
①内観/外観で窓の大きさが違って見えるスタイルに違和感を覚える事
②CピラーよりDピラーの方が細いと言う「眺め」に不安定感を覚える事
・・・から'75-'76 GM B-Body Sdn. を連想するのです。
B-Body はGM内部でフルサイズの中でもレギュラーサイズと呼ばれる標準車の事です。
'75にオペラウィンドゥが設けられる前は・・・



(上:Chevrolet Impala、下:Buick LeSable いずれも'74 )

こんな「フォーマル」で「クラシカル」な安定感のある(悪く言えば平凡で退屈な)、屋根ふぇちの僕が喜んで合格印を押せるスタイルだったんですね。





それが'74のクーペに続いてセダンが'75にオペラウィンドゥつきになりました。
その位置が②のCピラーよりDピラーの方が細い不安定感たっぷりの屋根だった訳です。











(上:Buick LeSable 中:Oldsmobile 88 下:Chevrolet Caprice )




CピラーDピラー・・・どちらが太かろうと細かろうと、どうでも良い事かも知れませんが、同時期のGM C-Body(UP予定) との関係を考えると、屋根ふぇちの僕としては どうしても看過できないのです。














(いずれもOldsmobile 88 )

いかがでしょう?この室内からのクォーターパネルの眺め・・・F30レパードとイメージがダブりませんか。
後頭部にこんな細いDピラーがあると思うと(何だか落ち着かない)感しきりだと思うんですがね。










(Buick LeSable )
でも、でも決して嫌いじゃないんです!

この窓を降ろしてドアが開け放たれた独特の感じは、フルオープン・ピラーレス ハードトップでなければ味わえないものです。
屋根に限らず、ボディサイズ・ドアの厚さ・トリムの意匠デザイン・・・等々、この時代のアメリカ車の雰囲気と味、それは手本とされていた(であろう)欧州車にも無い一種独特のものであり、そしてそれこそが当時の国産車が必死で模倣していたものなんですね。

・・・続く
2012年12月24日 イイね!

ルーフ考察 B&C 1

ルーフ考察 B&C 1過去ブログのF30レパード画像。好きなクルマだけど「細部に詰めの甘い処がある」と書きました。

サッシュレスのリヤドアガラスとCピラーの境界線の処理、ブラックアウトしてその「柱」の存在を隠そうとしてる割には、太くて艶っぽいガーニッシュを貼ってしまっている。







なんでこの様に出来なかったんだろ?




元々、サッシュレスドア+6ライト と言う形態自体 あまり見当たりませんが、このレガシィの処理は本当に素晴らしかったと思います(過去形なのが哀しい)。









ま、かつてはこんなのもありましたが・・・('73-'77 GM A-Body Sdn. Photo:Oldsmobile Cutlass)




リヤ・クォーター部分は、あたかも2ドア・ハードトップのドアとセンターウィンドゥのような佇まいを見せてくれてます。



さて、タイトル画像のガラス越しに見える室内からのクォーターピラー付近の眺め・・・
僕は、外観上のガラス面積と室内から見える窓の大きさに相違があると、非常に違和感を覚えるのです。
外観に較べて、中から見える窓は一段と狭くピラーは太く・・・屋根ふぇちの僕に言わせれば詐欺・騙しの類ですね(笑
これはレパードに限った事ではなく残念ながら多くの車、そして我がアネシスとて同じ事なんですが・・・。

外観上はクォーターパネル自体がガラス・オンリーであるかの如き印象なので、それほど気にならないのですが、室内からは露骨にC及びDピラーが見えています。いや、見えてても致し方ないのですが、DピラーがCピラーよりも細いと言う 何とも不安定なロケーションなんですよね。

この室内からのC及びDピラーの位置関係を見て、先ず思い出されるのが'75-'76 GM B-Body Sdn. なのです。(上からBuick LaSable,Oldsmobile Dela 88,Chevrolet Caprice Classic)



本来のクォーターパネルにオペラウィンドゥが付いただけなので、外観上も室内からも同じ大きさで詐欺・騙しの類とは思えません(笑
ただ、Cが太いだのDが細いだのと 取るに足らない事かも知れませんが、F30レパードを見てるとつい、このB-Body を思い出してしまうのです。

・・・続く

プロフィール

「ぞ、続投だぁ?」
何シテル?   07/21 06:29
★時々「クルマいじり」しますが、新しい物には疎いです。 ★アメリカ車、旧車も好きです。 ★このHN見てピンと来た人は趣味が合うかも!?
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