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'65東宝、クレージーキャッツのコメディ映画です。

主人公（植木等）は後藤又自動車に入社するのですが・・・そのショールームです。
実際には当時のヤナセ本社が撮影に使われたそうで、宣伝も兼ねてか植木等さんはクルマの説明をしていきます。

キャデラック「最高級車だねぇ～」
ボルボP1800「流れるように美しいリヤライン」
ビュイック・スペシャル「コンパクトカーの王様」
ビュイック・エレクトラ「さすがはフルサイズの魅力だねぇ」
ビュイック・スカイラーク「最新鋭のスポーツカー」

・・・なんてセリフが楽しいです。"Buick"は「ビュック」に近い発音で、コレは僕の亡き父の証言と一致し、おそらく父の年代では「進駐軍」とセットで記憶されていたのだと思います。

それにしても、スペシャルがコンパクトカーカテゴリーに入れられてしまっている点や、事もあろうにスカイラークをスポーツカー呼ばわりするとは？？
オープンカー＝スポーツカーだったんでしょうか？

実はキャデラックの手前にはボクスホールがあり、ボルボと共に当時のヤナセが扱っていたのが判ります。

・・・古い映画を見るのも楽しいです＾＾

'65東宝、クレージーキャッツのコメディ映画です。

少し前に、お友達のこの方から「植木等さんが外車のセールスマンに扮した映画のタイトルを知りませんか？」
と言う問いかけがありましたが、僕には判りませんでした。

僕は旧プリンス・グロリアの4ドア6座コンバーチブルの登場する ある作品名が判らず、レンタル屋で捜索中それが「クレージーだよ　天下無敵」であると確信、その時に偶然「日本一の色男」のパッケージにスカイライン・スポーツのインパネ写真を発見したのです。
この経緯は一連の「スクリーンとクルマ」「プリンス」カテゴリーのブログにUPしましたが、各々のDVDには「ロケ地探訪」と言う特典映像があり、「日本一の色男」ではロケに良く使用されたと言う、東京大手町にある大和証券本店ビルが出てました。










　　　　　　　　　　　　　・・・その説明では・・・
「ニッポン無責任時代」：太平洋酒ビル
「ニッポン無責任野郎」：明音楽器ビル
「クレージー黄金作戦」：金友商事ビル
「日本一のゴマすり男」：後藤又自動車㈱
で、その「日本一の色男」本編の時はローズ化粧品でした。


はい！そうです！！
植木等さんが外車セールスマンに扮したのは「日本一のゴマすり男」だったと確信できましたから、早速借りて見ました。

画像のクルマ・・・わっかるかなァ、わっかんねぇだろうなぁ（笑

背後のベンツSLは「練 3」ですね。