
前ブログの続き・・・
当時 社会問題化していた暴走族、その対策と言う名目で大幅に改正された道交法・・・それと歩調を合わせるように保安基準にも同様の傾向が見られる。
MF誌は暴走族と暴走族仕様と言われるような『改造』を非としながらも・・・
『保安基準はあくまで合理性と科学的裏付けに支えられていなければならぬ。』
ものであり
『時の御都合主義に左右されていいはずがない。』
そして
『モラルを含めてモータリゼーションに関しては、欧米にくらべいまだに後進国的立場に日本があるからといって、禁止、禁止といっていたのでは正常な発展の芽さえつんでしまう結果になりかねない。』
と述べています。
ヘッドランプについて:
アメリカのSAE基準に右へならえ・・・国情が違う日本で未だそのままでイイのか!?と疑問を投げかけています。
アフターパーツとしてボッシュ等のレンズ+ヨーソ球はあったものの『ヘッドライト=シールドビーム』だったこの時代・・・MF誌編集部は、より高性能なランプの認可・登場を暗に希望しているようですが・・・ちょっと調べてみました。
ハロゲンヘッドランプの純正使用は折も折、'78 Car of The Year を受賞したサバンナRX-7 だったそうな(ただし1979)。
僕個人は、異型レンズ+ヨーソ球の採用はスカイライン・ジャパンが最も印象深いです。
補助ランプについて:
『ヘッドライトとは別世界の視界を提供・・・』
多分、これはフォグの取り付け規制よりもスポットランプの認可を希望しているのではないか と思うんですが、フォグだろうとスポットだろうと、まさに正論を述べていると思われるのは
『点燈時期を選ぶモラルがすべてだ。』
と言う一行に尽きると思います。
ホーンについて:
『ファーンは到達距離が短い』んですか、知らなかった。
『ビー』・・・安物臭いですよねぇ(笑
昔のアメリカ車のホーン・・・『ホー』と言うか何と言うか、他人・他車にも優しい音色がありました^^
『ゴッドファーザー愛のテーマ』はダメですか?
改造例イラストの下、本文にもご注目を・・・
Posted at 2011/12/23 22:20:55 | |
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