1ベイカー11のブログ一覧

今日、枕元に置く文庫本を物色する為（寝酒ならぬ寝本）、帰りに書店へ立ち寄ったのです。

そこで流されていた予告篇が目に入りました。
（ああ～アノ人が言ってたのはコレだったのか！！）
と思わず買って来ました。\3990-でしたがこの書店独自の図書券\300分がサービスで付いてましたから、まぁ良かったんじゃないでしょうか。

これから夜の楽しみですが、嫁は寝室でTV観てますし 僕はPCで映画観賞するのはどうもイヤなんで・・・さてどうしようか。

当時レーシングドライバー並みの「走り」のレポートが出来る、数少ない自動車評論家（と、認められていた感のある）の岡崎宏司氏が、毎号いくつかの中古車を評価する記事。

珍しくチューンド・カーが登場してます。詳細は不明と書かれていますが、マクラーレンのパーツが使われていると言うのも、あながち嘘ではないのかも知れません。
変り種の個体です、なんといっても売り主はトミー・カイラの前身、トミタ・オートですから。

チューンを施した前オーナーはかなりの好き者であった事は間違いないと言えましょう。
おもしろい、と思ったのはタイヤに関して・・・「特製の9Jホィールに・・」
ファイアストーンのパーネリージョーンズF60-15！！をはいている事。
スクエアショルダーのスチールベルテッドバイアス、もちろんホワイトレターです。当時は当たり前だったのかも知れませんが、こんなコケ脅しの低パフォーマンスタイヤを選択するとはなんて素晴らしいセンスの持ち主でしょう（爆

まぁ、当時はロクなラジアルがありませんでしたから・・・。

僕は極太のグッドイヤー・ポリグラスＧＴを履いた2代目カマロZ28を運転した経験がありますが、その直進性の悪さは特筆モンでした（ヒップアップスタイルではあったけれども）。この記事でも絶対的なグリップ力は高いものの路面の不整には極端に弱い事を指摘しています。

水温計すら省かれる現代、かつての多眼を競った時代を振り返ります。
が しかし、新旧に拘らず気になったモノはUPする優柔不断なカテです（笑

国産初のREエンジン搭載車。REの原案はドイツでも、多くの難題を克服して市販されたと言う点では世界に誇れる車ではないでしょうか。

そのインパネは素晴らしく、まるでセスナ機のコクピットのような質感とデザイン。計器自体も飾り気のないオトコっぽい物ですね。
この短いシフトレバー＆古臭いステアリングなど古典的なインパネに対して、未来志向の外観＆エンジンにギャップを感じませんか？

当時レーシングドライバー並みの「走り」のレポートが出来る、数少ない自動車評論家（と、認められていた感のある）の岡崎宏司氏が、毎号いくつかの中古車を評価する記事。

トヨタ スポーツ800です。本文の説明にもあるように空冷パブリカをベースに作られた豆スポーツ。
しばしばホンダS系と比較されますし、実際に好対照なライバルだったんでしょうね。ただホンダの場合、バイク並みの恐ろしいメカを詰め込み「何が何でもハイパワー」を目指したのが明白なのに対して、このトヨタSの生い立ちは「パブリカの副産物」的なニオイを感じます。

本文にはチューンをヤマハが担当したと書かれていますが、2000GTを始めとして多くのトヨタのDOHCヘッドはヤマハが造ったと言うのは有名な話ですね。

この個体、昭和43年式と言う事は'68ですからこの時点で8年しか経ってません。
個性的なクルマを多く生み出した60年代を振り返る企画・記事は既にありましたが、文面からするとまだまだ普通の中古車として扱われているようで興味深いです。

ちなみに他店では'69トヨタS800-88万円、'67ホンダS800-69万円、'67フェアレディ2000-59万円で'72カローラレビン(27)が89万円でしたからやっぱり高めの価格設定かな。

当時レーシングドライバー並みの「走り」のレポートが出来る、数少ない自動車評論家（と、認められていた感のある）の岡崎宏司氏が、毎号いくつかの中古車を評価する記事。

本文にもあるように、この前年に330型となった真新しいセドリック。
前オーナーが何故手放したか が分からない、このような不思議な「限りなく新車に近い玉」はいつの時代でも出て来るもんですね。
登録落ち・試乗車にしては距離が伸びてますし、第一に後付けフォグランプが一般ユーザーの車であった事を物語ってます。

パワステについて絶賛してますが、このパワステが国産車に装備され始めた時代、「パワーアシストやってます！！」的な「やたら軽い」「まるで米車のような」セッティングの車が多かった中、日産車のパワステはしっかりとした操舵感で定評がありました。

タイヤはまだ当然の様にバイアス（！）です。
まだブロアム登場前ですからこのSGLが最上級グレードでした。

この固体は、そんなごく初期の330ですからヘッドライトは4ドアハードトップでも丸4灯式、角目2灯は2ドアのみでしたね。