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普段は滅多に通らないトンネル・・・。



※動画投稿サイト変更

MF誌 '76/09号の表紙を飾ったのは810型ニューブルーバード。

ビッグネームのモデルチェンジでしたから当然と言えば当然。しかし考えてみるとそれまでは610型ブルーバードＵだったんですね！

イラストは花形車種の2HTがドカーンと！（しかもG6だ）

当時レーシングドライバー並みの「走り」のレポートが出来る、数少ない自動車評論家（と、認められていた感のある）の岡崎宏司氏が、毎号いくつかの中古車を評価する記事。

過去ブログの「多眼」カテにも「スクリーンとクルマ」カテにも登場したシボレー・モンテカルロの'74モデル。

10月登録のようですから、この時点で初回の車検がまだ と言う上モノ。
中古車・個体としての評価は、褒められるべき点・買う人が注意すべき点・難点を率直に伝えています。

毎号この記事で面白いのは、そのクルマのスペック・特徴や位置づけが説明されている事なんですが、その上で岡崎氏の主観が少しだけ入る事。
そもそも"○G誌"のような辛口批評は少ないものの、「走れる評論家」が「走れない」米車の良さをちゃんと書いてくれています。

当時レーシングドライバー並みの「走り」のレポートが出来る、数少ない自動車評論家（と、認められていた感のある）の岡崎宏司氏が、毎号いくつかの中古車を評価する記事。

フォードの中型、'74グラントリノのステーションワゴン・・・中型とは言えコレだけのサイズがあればスタイリング的にも大変伸びやかで好感が持てます。
トリノと言えば・・・おなじみスタハチ顔ですね！

本文の最初に「日本ではなぜかワゴンはウケない・・・バン＝ワゴンのイメージが定着してしまった為だろう」と ありますが、当時は良くこんな嘆きにも似た文章が書かれていました。
実際、国産にはロクなワゴンがなくて（スタイリッシュだったなぁ）と思い浮かぶのはマツダのロータリーワゴン系（ルーチェ＆サバンナ）くらいかな。
今街に溢れるミニバン/ワゴンを誰が想像できたでしょう！

当時は皆（？）本当はアメリカンなワゴンに憧れていた面もあったように思います。
そんな流れはマークⅡやY30のワゴンを好んで乗る若い人たちに受け継がれていますよね！？！？

さてこの個体、素晴らしいのはパワーウィンドゥではない事（笑）！！
日本に入って来るのはフルパワー/フル装備が多いですが、本国では選択可能な場合は結構P/Wなし車も多いのではないでしょうか？

P/Wなし・・・「並行の香り」ただよう素敵な一台でした（笑

当時レーシングドライバー並みの「走り」のレポートが出来る、数少ない自動車評論家（と、認められていた感のある）の岡崎宏司氏が、毎号いくつかの中古車を評価する記事。

珍しいアウディ100クーペ、'69デビューだそうです。セダンは見た事あるんですが、クーペは？？
当時のアウディって日本ではまだまだマイナー車だったのではないでしょうか。
その頃のVWとの関係も良く知りませんが、手持ちの'70頃のミニ図鑑では明らかにVWとは別ブランドとして扱われていますし、社名がまだアウトウニオン、車名がアウディとなってます。
その図鑑によるとアウディ100LSと言うのが216万円・・・トヨタ200GTが236万円、箱スカRが150万円、コスモスポーツが156万円ですから、かなり高い車だったといえましょう。

さて、ココからが本題です。
このアウディを出品（？）しているのは、左のページのウェスタンオートなる会社なんですが・・・ページ右上のキャデラック・フリートウッド・エルドラドとカマロの写真がさかさま（！）

印刷・製本される前に幾人もの人たちが原稿を校正しているはずなのに！！
だ～れも気付かなかったんでしょうね、このまま書店に並んだと言うのはある意味凄い事です。

画像では切れてますが右下の630万円キャデラック・セビルの下、シトロエンCXの横のカマロはLTと書かれていますが、どう見てもRSだ！
余談ながら240万円のオールズ442が気になります（笑