シボレー・モンテカルロ/多眼の時代

水温計すら省かれる現代、かつての多眼を競った時代を振り返ります。
が しかし、新旧に拘らず気になったモノはUPする優柔不断なカテです（笑

'76シボレー・モンテカルロ。
過去ブログ'74ポンティアック グランプリとは同一カテゴリー（パーソナルカー）のシボレー版。
そのグランプリとは兄弟とは言えず親戚に近いですが、やはりライバルと言った方が適当か。
シボレーの中型 シェベル2drがベース、この点はトリノ/エリートやモンテゴ/クーガーの関係と同じですね。

画像は伊藤忠のカタログ、このモンテカルロに対してシェベルのスピードメーターはオヤジ臭い横メーターになってます。

リヤビューは非常にプレーンなのにエレガントな雰囲気です。これは縦テール＋その間を敢えて何の装飾もしない事によって出来たものだと思います。思い切ったこんな手法はキャデラックが既に採用してました（少し前の某国国産高級車はコレもパクッたのか？）
屋根はランドールーフですが、同じノッチバックでもシェベル等とは違いリヤガラスは立ち、中央が折れてますから本当のフォーマルルーフと呼べます。


上は'74、下は'77の顔。シングル丸目は旧世代からの引継ぎでしたが（同じシングルでもポンテと比べるとなんて常識的でしょう！）、角目4灯縦はアグレッシヴな印象です。

多眼カテなのに、ほとんど計器に関してのコメントがありません、しかも最近はこのカテ・・・アメリカ車に荒らされている感すらあります（笑