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51年規制をクリアしたランサーとセレステ。

ランサーは三菱の大衆車、今回前後をお化粧直しして登場しましたが5マイルバンパーと相まってますます北米チックになりました。
もちろん2dr版のGSRは国際ラリーで鳴らしたあの車、いうなれば現在のランエボのご先祖様。
排気量は1.2Lで新しく登場したポピュレールというグレード。
全長は4mを・車重は900kgを切っています・・・今の軽自動車は！？

セレステはかつてのギャランFTOの後継とも言うべきスポーツ形（系ではない？）クーペ、頭にランサー名が付いています。
嫌味のない爽やかなイメージのクルマでしたが、マイナーチェンジを重ねるごとに北米チックに、ワルっぽく変わっていきました。
今回のMCでもテールが横長になり、Ｆグリル中央にバッジが付き、バンパーはブラックアウトされ、サイドにはストライプが走っています。

「軽快に走る」と試乗記には書かれていますが、「GSRのネーミングは？だ」とも。
多眼も魅力的ですね。

1.6L-シングルキャブ110ps、全長4115/車重910kg

濃い目の塗色＋クロームは光が当たるととてもきれいに見えますね。

「きっとお天気の良い日にはクロームが映えるに違いない。」と確信して選んだ我がネスタ・・・近頃はめっきり磨く回数も減り、ボンネットはくすみ、細かい傷は数知れず（汗

今日、お店でこんなモールを見つけました、2mm巾で奥行きが5mmの隙間に差し込むタイプです。
水切りモールの下にコレを差し込んでしまおう、と画策。

そのままの状態で差し込もうとしましたが、ドアミラーの下はドアパネルとの隙間が狭い為か差し込めません。そこでドアミラーを外すべく、ドアトリムをめくりました。
この際なのでアウターの水切りモールも外してドアに両面テープで貼り付け。

ドアミラーと水切りモールを組み付けて完了ですが、位置決め等に問題を残しています。また、夕暮れ時の短い時間で作業しましたから運転席しか出来ず、その上ドア4枚分を切った残りではクォーターウィンドゥ片側分しかブツが残らない（汗

約\2600もしますから、もう1セット買うにしても余った分はどうする？って感じで迷ってます。

たった2mmですから目立たないですが、されど2mm・・・お天気の良い日、太陽光に反射してキラリと光るのが楽しみです＾＾

デビューから1年と書かれています。
かつて無い大胆なルーフ、長いボンネット、長いドア、ちゃんとしたトランク・・・どれを採っても5ナンバー枠とは思えない。

内装はルーチェベースなのが見え見えでしたし、ワイパーがフルコンでないのが惜しい・・・。

日本では珍しいパーソナルカーですが、このクラス・価格からは考えられない大ヒットを飛ばしていました。

ちなみに巻末資料で同級車？の'76/10新車登録台数を調べると・・・




セドリック2.0HT：2189
グロリア2.0HT ：1413
クラウン2.0HT ：1880
ローレル2.0HT ：1208
シルビア ：1695
マークⅡ2.0 ：3594
117クーペ ：1117
コスモ ：5571

・・・と、いかに売れていたかが判りますね。
セド/グロ、クラウンは2ドア/4ドア計。
マークⅡはセダン含む。

MF誌を読み始めてから、この次の号で2年が過ぎようとしていた頃・・・'77年1月号の表紙。

S30Zはデビューからやがて7年・・・「モデル末期」「そろそろ引退」とも噂されたこの時期（実際にはこの少し前）にZ-Tが登場しています。
Z432、240Z亡き後・・・排気ガス規制で本来のパフォーマンスを失ったZは、SUツインキャブを電子制御燃料噴射に替えて、パワーウィンドゥや電動リモコンミラーを装備（Z-T）して豪華路線に？

いやいや、「安いクルマでもないのに、当世流行の装備も無いのはいかがなものか」
と言うのが本音かな。

さて、新連載として「新自動車のメカニズム」が始まりました。
豊富な図解でメカを解説してくれて、かなり勉強になりましたよ。

そしてもう１つの新連載、中村良夫氏の「クルマよこんにちは」が始まっています。
これは後に一冊の本としてまとめられましたが、F-1グランプリにまつわる裏話を中心とした大変面白い内容でした。
氏の数ある著書の１つを、それが本として出来上がるまでに毎号リアルタイムで読んでいた事は、今になって思えば幸せだったのかも知れません・・・。

日産のFF小型車チェリー（後のパルサー）の2世代目Ｆ-Ⅱ。
X-1はスポーツモデルでしたが、排気ガス規制の厳しくなったこの時期にしてはツインキャブ仕様と言うのもある意味凄い。

センターウィンドゥはレギュレーター付きで開閉可能、デフレクター付。

この顔はなんとも・・・小さくて・毛の長い・ブサイクな・愛玩犬を見るようです（笑