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インスツルメントパネルの特集。
巻頭カラーページで、当時の最新外車のインパネを紹介しています。

オーナードライバー用のシルバーシャドウから発展したシルバーレイスⅡですが、そこはRRゆえ運転席は優遇されているとは思えず、さすがにショーファードリブンでもイケそうな雰囲気です。
何より本物のウッドが魅力的ですが この質素なハンドルがまた何とも良いですね～、どうかすると国産大衆車の方が豪華で煌びやかだったりして（笑
一応、油圧計と電流計が備わっていますし、時計の横にあるのは室温計だそうです。

アルピーヌも さすがに古典的ですが、飾り気の無いメーターの指針停止位置が変わってますね。
240km/hまでの速度計・・・想像ですがスポーク越しによく見える範囲は、150km/hから上でしょうか・・・この分だと市街地常用速度領域はかなり見難そうですが、そんな所も素敵ですね。
年代モノのクルマとは言えこの大げさなステアリングホィールは、大昔ボウリング場なんかにあったレースゲーム機を連想させます＾＾

インスツルメントパネルの特集。
巻頭カラーページで、当時の最新外車のインパネを紹介しています。

上：ジャガーXJ-S
下：アルファロメオ アルフェッタGT

XJ-Sは残念でしたね～。
あの"E"の後継と見なされていたのに、大型パーソナルクーペになっちゃって（それとて他にはもっと魅力的なクーペが沢山あった訳だし）。
インパネもセダン系のようなクラシカルな色っぽさが無い、安っぽくて僕は魅力を感じないんですがね。

アルフェッタは、正面にタコメーターを独立した枠で見せると言う大胆さが目を惹きます。
速度計と補助メーターはダッシュ中央に追いやられてます＾＾

インスツルメントパネルの特集。
巻頭カラーページで、当時の最新外車のインパネを紹介しています。

左：ランボルギーニ・ウラコ・シルエット
右：BMW 633Csi

ウラコはカウンタックのような旗艦ではないけれど、かなり過激で現代的なスタイルの車でしたね。
しかしこのインパネは！なんて古風なんでしょ！
メーター自体も飾り気のないレーシィなものですし、中央に並んだスイッチ類も60年代風でカッコイイです。

この特集の本文にはスイッチ/警告灯の類は「ピクトグラフ化」（＝絵文字化）が進むであろうと書かれており、シトロエンがその最右翼だとも。また国際的に共通化を望むとも書かれている事から、まだまだ各国・各車ともバラバラだったんでしょうね。当時は絵文字がオシャレに見えたものでしたが、今は当たり前になってます。

そんな時代にこのウラコのメーター＆スイッチは 昔のレーシングカーを見るようで、あまりに前時代的ですね～（ダッシュパッドはやっぱりバックスキンだそうな）。

対してBMW、さすがに整然としていて扱いやすそうですが、やっぱり質感がプラスティカル（先日造った言葉です・笑）。
ダッシュ中央が運転席側に湾曲しているのは今でも？？

スクリーンの中で印象に残ったセリフ・・・敢えて情況説明は無しで。

田崎 潤のこのセリフの後、部下が

「重火器は各部隊とも現在位置に留めます」

と、命令を反復呼称します。

反復呼称や指差し呼称を全てに励行したら、事故やミスは激減するでしょうね。

スーパーでオバハンたちも

「青ねぎ1袋 ヨシ！」
「焼き豆腐 2丁 ヨシ！」

・・・とか。
そしてレジでまた呼称してもらうと、もう確実です＾＾

インスツルメントパネルの特集。
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'76ヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞したローバー3500。
保守的なはずの英国車、しかもアッパーミドル級サルーンなのに、その奇抜なスタイリングは当時 結構話題になったと思います。
インパネも外観に負けず劣らずのモダーンぶり・・・メーターとスイッチ、警告灯をまとめた「別の箱」をダッシュボードに置いた、と言う感覚。画像では見えませんが速度計と燃料/油圧計の間にもう2個の補助メーターがあります。

本文には正方形の中に真円のメーターを配したデザインはフェラーリBBにも通ずる、と書かれています。