
ポンティアックGTOは「インターミディエイト・スポーツ」の草分け的存在、いわゆる「マッスルカー」のハシリであったと言われています。
最初はポンティアックの中型、ル・マンの単なるオプションパッケージで派生グレードに過ぎなかったようですが後に独立し、他ブランドにもビュイックGSやオールズ442、シェベルSSなどの親戚を生み出しました。
一足先に登場していたフォード・マスタングは「ポニーカー」と言われる全く新しいジャンルのクルマでしたが、当初は高出力エンジンを搭載するでもなく性能的にもただのコンパクト・カー。なので「ポニーカー」=「マッスルカー」ではありません。2ドア専用スタイルはたしかにスポーティ(スポーツでは無い)でしたからGTOに代表されるインターミディエイト・スポーツを生み出す土壌を作ったのかも知れません。
さてタイトルはソウル・ミュージックの曲名なんですが・・・元々「マスタング・サリー」と言うウィルソン・ピケットがオリジナル?の曲があって、その「マスタング乗りのサリーがGTOに乗り換えた」って言うライバル意識120%の曲。
ポンティアックは複数の歌手に、GTOのテーマソングを作らせ派手に宣伝していたらしいです。
歌っているのはジョン・リー・フッカー。「ブルース・ブラザーズ」で例の二人がマット・マーフィーとアレサ・フランクリンの営む食堂へ向かう時、フリーマーケットのような通りでギターを抱えて歌ってたあのジイさんです。
関連情報URLのサイトでは「マスタング・サリー」のいろんな人のカバーバージョンが聴けます(音量注意)。僕はエリック・クラプトン版が最も魅力的に思えますが・・・♪ride sally ride♪
右側の再生リストの下から2番目に"Mustang Sally Bought a GTO"がありますので、良かったら聴いてみて下さい。
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と、言うのが
2008年2月のブログだったんですが、どうやらリンクが切れていたようで・・・ここで改めて動画で再UPしてみました。
"Mustang Sally" は、またの機会に^^
GTO
Posted at 2012/04/18 09:14:57 | |
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