最初から気になっていた大物?修理に着手しました。
勿論、開かずの右スライドドアです。
先ずは症状
ドアノブを操作してドアを開くと少しだけ開きます。
が、その後は全く開きません。
それで前オーナーが何か棒状の物でこじ開けようとしてか、そこいらじゅうがこねた後でボディがボッコボコ・・・
先ずは内張りを剥がし内部から直接リンクを動かすも開かず・・・
ロックが解除されているのかわかりません(見えない)
と、ここまでは既に確認済みでした。
車検時に車屋さんの友人もめんどくさそうなので断念したほど・・・
そこで、リアクォーターの内張りを剥がして裏からストライカーのボルトをバイスプライヤーで回すことに挑戦。
そのままではアクセスできないのでホールソーで穴開けました・・・。
ボディ剛性には関係ない・・・・・はず。
で、普通のバイスプライヤーで挑むも惨敗したのでネジザウルスのVPで再戦・・・無理でした。
因みに、普通のバイスプライヤー(某・有名メーカーブランドの新品)はつかむ面のギザギザ歯が少し欠けたのに対してネジザウルスは全くの無傷でした。
仕方なく、ボルトを回すのは諦めてストライカーのフック部を切断することにしました。
スペースは絶望的に狭いので金切りノコの鋸刃だけで切ること1時間(2か所)・・・
ついに切断に成功!
印象的には意外と柔らかい金属でした。
コレでやっとドアが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・開かない・・・・
この時点で意味が分からない状態に陥る
で
仕方ないのでリアのローラーと下のローラーを外したらドアが外れました(あたりまえですね
)
因みに、電動スライドどころかパワーウインドウでもないバモスのスライドドアは一人で十分持てる重さでした。(シルビアのドアの方がよっぽど重い)
そして、外れたドアの陰から現れたのがコイツ・・・
なんだコレ?
調べたらバモス(アクティバン)は右スライドドアのすぐ後ろに給油口がある為に給油口が開いているときにはスライドドアが開かない構造になっている・・・・・と、言うことは・・・

実は少し前に給油口のしまりが悪いので調べたところ、オープナーワイヤーの先端が何故か折れているのを確認していました。
で、そこにつながるエラく仰々しいリターンスプリング(だと思っていた)のリンク爪が壊れ?外されていました。
確かに、これがつながっているとリッドが半開きになってしまう(ワイヤー先端が折れてリッドに引っかからないから開いてしまう)為に当時の主治医の車屋さんそうしているんだ~と勝手に思っていました。
が、これはもしかしたら偶然かこじ開けた時に壊れたのか・・・
そう、結局のところにこれは
スライドドア機構の問題ではなく給油口が開いている時の安全装置が働いていただけっぽいんです・・・よね
これがわかるまでに、いろいろ破壊しました・・・。(されていたものもある)
ホールソーであけた穴に無罪のストライカーに皿ビスにロック部・・・君たちの犠牲は無駄ではなかったと信じたい(笑)
そんなわけで、ストライカーとロック部は中古、皿ビスは新品で取付け。
外れていたリンクは爪折れの為にとりあえず接着剤で接着しました。
ドアは持てるものの、その状態ではボルトは入れられない為にジャッキにて補助で取り付けました。
こうして、夢のドアが全部開く車になれました!
OPEN JAPA~N 的な画
まあ、ドアの調整していないんでチリは酷いままなんですが・・・
また一歩、普通の車に近づいた気がします・・・・・・・
とりあえずはめでたしめでたし?
Posted at 2023/04/12 23:35:17 | |
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