11月9日の日曜日、LEXUS RC & RC Fのパフォーマンスをショールームで思う存分堪能した後、
みん友さん達と共にレクサス店を後にし、本日2軒目の新車ディーラーへ向かいました。
ターゲットはコチラ!!
カー•オブ•ザ•イヤーを受賞した新型デミオです。
メルセデス・ベンツCクラスとの激闘を征し、見事イヤーカーに選ばれた新型デミオ。
果たしてその実力は本物なのか…?
出来レースじゃなかったのか?
デミオを選ぶことは間違いだらけじゃなかったのか?
LEXUSに立ち寄った後なので、超辛口批評をするつもりでマツダディーラーにみん友さん達とお邪魔しました(*^^)
…パイプをくわえ白い髭を生やした気分で。
(徳大寺有恒さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます(_ _))
結論から申し上げますと…
デザイン・パッケージング・愉しく走る・思い通り曲がる・よく止まる、そして経済性のすべてにおいて非常に高得点をマークしました( ^o^)♪
私の勝手なコダワリの…
『フィットの次に乗るクルマはFRかMRかRRかAWD』
という縛りを無くすと、デミオは私の脳内で決勝トーナメントに残る魅力的な一台です(^^)
もちろん狙うグレードはクリーンディーゼルの6MT(^-^*)
クリーンディーゼルのデミオはフロントグリルの中央のフィンがソウルレッド(赤)になっています。
ちなみにショールームの写真の赤いデミオはガソリンエンジンの上級グレードなので、グリルのフィンはボディ同色のソウルレッドwww
…ややこしや~(^o^;
というわけで、まずはガソリンエンジンのデミオのボンネットを御開帳~~
今回のデミオを語る上で外せないポイント
『スカイアクティブテクノロジーが可能にした、自然なドライビングポジション』
これをよく表していると思います(^^)
エンジンを前に、フロントタイヤを前にレイアウトしたことで得られる理想的な運転姿勢。
実際に私も街中を少し試乗してみましたが、長年フィットに乗り慣れてる私からしたら何だかクラウンに乗っているような感覚でした(^-^;
カタログのアピールポイントは、ペダル位置の改善による足元の空間の拡大が主でしたが、ペダルが前に行ったことでこの手のコンパクトカーでは珍しいくらい着座位置が下がり、とってもスポーティな演出をしてくれます。
比較の対象に私のフィットのエンジンルームを見てみますと、デミオと比べて狭いですね~ww
サスペンションのアッパーマウントの位置を比べると一目瞭然です(;^_^A
これは今から20年前のカローラ(AE110系)のエンジンルーム。
広いですね~
V6が入りそうwww
まぁこの頃はヴィッツもフィットも無かったですし、今みたいにボンネットを縮めて室内空間を稼ぐタマゴみたいなスタイルは流行ってませんでしたしね。
話が逸れたついでに現行カローラのエンジンルームの写真を紹介しますと…
俺のフィットとそんなに変わらないという事実www
だからサスペンションのアッパーマウントはこんな位置に!
国内で新車が売れない時代、新型カローラを設計するにあたり、海外向けのカローラを右ハンドルにするほうが安く上がるし、わざわざ国内専売車を開発する必要がありませんでしたが…
海外向けのカローラは全幅が3ナンバーサイズになるため、国内のカローラの顧客からしたら「ありえな~い」サイズww
かといって、2000年から使っているプラットフォームを流用するワケにもいかず、 結局トヨタはヴィッツ系のプラットフォームを使ってカローラを作りましたとさ(*_*)
まさしくヴィッツの皮を被ったカローラww
新型デミオの登場でふと、現行カローラの事を思い出してしまいました(´-ω-`)
話をガソリンデミオに戻します。
横から見るとエンジンとバルクヘッドとの間に、結構すき間が空いているのが分かります。
なぜかって…?
察しのイイ方ならもう分かったかな(^-^;)
コチラはディーゼルデミオのエンジンルームです。
ガソリンデミオと比べてもギッチギチに詰まっているのか分かります。
『スカイアクティブテクノロジーが可能にした、自然なドライビングポジション』というのは、
ハナっからディーゼルエンジンを積む為の設計だったんですね~
ついでにこの1.5リッター直列4気筒DOHC16バルブインタークーラーターボディーゼルエンジン(長っ^^;)をチェックしてみます。
まずはスペックから。
たった1.5リッターの排気量から20kgf•m以上の鬼トルクwww
発生回転数も低いですね~
ディーゼルエンジンの最大の特徴です(^-^)
実際に4人乗ってエアコンONで市街地を試乗してみましたが、アクセルを通して鬼トルクがビンビン伝わってきました♬
試乗したのはATでしたが、6MTだったらエンスト知らずで教習車にピッタリでしょうね(^.^)
ディーゼルエンジン特有のカラカラカラ…といったノイズは、言われたら気になるレベルでした。
最近じゃガソリンも直噴なので、たまにディーゼルみたいなアイドリング音のするクルマがありますよね。
アレと同じくらいと思いました。
デミオの話で盛り上がると、特別にセールスの方がエンジンのカバーを外してくれました。
つくづくよくできたエンジンだと思います。
ディーゼルエンジンの爆発力に耐えるために回転する部品はどうしても重くなりがちですが、それでもDOHC4バルブを実現した根性がスゴいと思います。
あと、よく写真を見ると分かると思いますが、冷却水のリザーバータンクが2つありますね♪
なんと水冷式インタークーラーを採用しています(*^^*)
どうりで空気を取り入れるダクトが無いはずです。
安定した冷却性能と圧力損失の少なさから水冷式の方が有利ではありますが、レイアウトの制約や部品点数を考えるとダクトを導いた方が楽なはず。
それでも水冷式にチャレンジしたマツダの心意気に拍手。
( ・∀・ノノ゙☆パチパチ
水冷式インタークーラーといって真っ先に思いつくのは3S-GTEです(^-^)
WRCで活躍したセリカGT-FOUR(笑)
……また話が逸れたwww
実際に購入した時を想定して、セールスの方にエンジンのメンテナンスについて聞いてみました。
最新のクリーンディーゼルには黒煙を吐き出さないようにする為のDPFというフィルターが装備されています。
エクストレイルの場合は走り方・使い方によってはクルマを止めてDPFのメンテナンスが必要になる事がありますが、
その事をセールスの方に確認するとデミオでは必要ないそうです。
その代わり約15000km毎のフィルター交換が必要になるとのこと。
またエンジンオイルについても専用のサラサラなオイルを指定しているので、購入後もディーラーに通うことが必須になりそうですね(^_^;
カスタマイズ無用www
組み合わされる6速マニュアルミッションをカタログで確認してみます(^-^)
何この挑戦的なギヤ比www
カタログ燃費のリッター30kmを弾き出す為には、この6枚のギヤを駆使してがんばって下さいね(^_-)♪っていう、マツダからの挑戦状に思えてきますww
やってやろうじゃ~ないの!!!(*゚∀゚*)
…まぁ、まだウチのGD3はバリバリ元気なんですけどね(笑)
マジでデミオに買い換えたとして、一番の心配かコレ。
間違えてセルフGSでガソリン入れそうwww
最後にホンキでデミオを検討中の方へ大事な情報を1つ。
デミオはグレードによってタコメーターの位置が変わります。
これはセンターにスピードメーターが来て、左にタコメーターがあるパターン。
ベーシックなグレードに採用されているメーターです。
対してこちらはタコメーターがセンターに来るパターン。
上級グレードに採用されています。
タコメーターの位置は「命」です!
人形は顔が「命」ですww
私なら予算や装備うんぬんよりも、真ん中タコメーターを取りますね(ゝω・)
どうせマツダコネクトで自由なオーディオのカスタマイズも出来ないし、せめてタコメーターの位置は妥協したくありません。
カスタマイズ無用×2なデミオです。
PDF用フィルターやエンジンオイル、マツダコネクトを含め、トータルで自分のカーライフをマツダに捧げるっていう気持ちが大事なんだなと思いました。