ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日-4日、静岡県の富士スピードウェイでスーパーGT第2戦 富士GT 500kmレースが行われました。
大型連休でしかもガソリンが安くなったこともあり、富士スピードウェイには3日の予選に35700人、4日の決勝には50100人ものGTファンが訪れました。
さすが富士スピードウェイ!
いっぱいお客さん集まっていますね(^^;)
先月行われた第1戦 岡山なんかお天気に恵まれたにも関わらず観客動員数は、
4月9日の予選で9600人、4月10日の決勝は19000人ですよ。
1回でいいから開幕戦 富士⇨第2戦 岡山国際500kmってな感じに日程を入れ替えてくれないかな~
…とは言っても、岡山国際サーキットに5万人も来たら、たぶんトイレ問題が発生して岡山運国際サーキットになるでしょうね(爆)
でも見てみたい…、『岡山GT500kmレース』♡
(スーパー耐久より距離が長いww)
同じことを考えているGTファンも、全国にはいっぱいおられると思います。
鈴鹿サーキットは1000kmレースがあるから置いといて、例えば…
『もてぎGT500kmレース』
…ロードコースを53周した後に、オーバルコースを105周とか楽しそうじゃな~い?(∀)
『SUGO GT500kmレース』
…なんか、レース翌週のスーパーGTプラスのナレーションで、「…魔物が大暴れした阿鼻叫喚の地獄絵図!!!」とか言ってそうですね(▼∀▼)
でも真面目な話、もし私の願いが叶うなら、来年のゴールデンウィークに大分県日田市のオートポリスで『KYUSYU GT500kmレース』を開催してもらいたいです。
先月の熊本地震でコースにひび割れが発生したり、建物にひびが入る被害を受けたオートポリスは、5月21日-22日に予定していたスーパーGT 第3戦を中止することを決定しました。
周辺道路の被害もありますし、万が一の場合は来られたお客さんの安全も確保しなければならないので、この決断は仕方ないです。
ただ、岡山より西のサーキットといったらここオートポリスしかないので、九州地方のGTファンはとてもガッカリしたと思います。
脇阪新監督に会いたかったファンも多かったことでしょう。
そんな九州のGTファンがこのままスーパーGTから離れていくのを防ぐためにも、2017年のゴールデンウィークあたりに、2年分のレース距離の500kmレースをぶっ込んで貰いたいんです(^-^)
例えば復興を願うチャリティーステッカーを販売して売り上げの一部を寄付し、このステッカーを貼ってオートポリスに来られた車は当日の駐車場の料金を割引するなどのサービスを盛り込んだらいかがでしょうか。
大型連休を利用して九州以外の地域からおそろいのチャリティーステッカーを貼ったクルマたちが九州に訪れ、メシを食ったり宿泊したり、買い物したりガソリンを入れたりすることで現地にお金を落とす…、そんな支援のカタチもいいかもしれません。
以上、ワタシの妄想の話でした(^^;)
それでは前置きはこれくらいにして、ここからはスーパーGT 第2戦 富士500kmレースを振り返ります。
今シーズンのGT500クラスはマシンの開発が凍結されたことにより、エンジンとタイヤしかイジるところがありません。
さらに2015年と比べて95%しか燃料がエンジンに供給されなくなったので、昨年よりパワーダウンしています。
そこにきて、先月の開幕戦 岡山で我々にこれでもかというくらい見せつけた「GT-R+ミシュラン」無双劇場!
そして開幕戦から3週間ちょっとで迎えた第2戦 富士500kmですが、さすがに短期間で勢力図を塗り替えることは出来ません。
しかも2014年以降の新規定のGT500車輌になって、富士スピードウェイで勝ったマシンを振り返ると、GT-Rが3勝・NSXが1勝ということで、まだレクサスRC Fは富士で勝ったことがありません。
…とまぁ、レースを観る前からこれだけGT-Rに有利な材料がそろっています。
唯一の希望は、4/23-24に鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラの第1戦で、ホンダエンジンの山本尚貴選手が勝ったことですね。
スーパーGTと同じ2リッターターボを使用するレギュレーションで、トヨタエンジンと互角に戦えたということですから、スーパーGTでNSXが遅くてもエンジンのせいには出来ません(^_^;)
とはいえ、予選のポールポジションを獲得したのは、レクサスでもホンダでもなく日産のエンジンでした(^-^;
予選上位にはGT-Rが3台も食い込み、No.38 ZENTとNo.39 DENSOのRC F勢が、かろうじてハンデウェイト40kgのNo.1 MOTULを挟む格好になりました。
GT-R・RC F・NSXのベストタイムを見るとGT-Rの速さは一目瞭然ですね。
1分27秒台中盤のタイムを叩き出したGT-Rに対し、1分27秒台後半スレスレのRC F、1分28秒台半ばのタイムが精一杯のNSX…
ポールポジションをもぎ取った No.12 カルソニック IMPUL GT-Rのピットでは、 ポールポジションの立役者のJ-P.デ•オリベイラ選手に対し、まるでソフトクリームを舐めるようにじゃれついてる星野監督の姿がありました(笑)
カルソニックレディもドン引きwww
さらに日産GT-Rは昨年とほぼ同じマシンで、燃料供給量を95%に絞られてるにもかかわらず、GT500クラスのコースレコードも更新しちゃってます。
No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rの千代勝正選手が叩きだしたコースレコード、1分27秒366という驚愕のタイムは、FIA世界耐久選手権のLMP1クラスでトヨタのハイブリッドスポーツカー TS040 HYBRIDが出したタイムの約2秒落ちです(^^;)
しかし!
レースはゴールするまで何があるか分かりません。
(`・д・´)
普段のスーパーGTはもてぎを除いて300kmレースなので、150km走ってピットインし、フレッシュなタイヤで残り150kmを走ればいいのですが、
富士500kmレースでは150kmで寿命を迎えるタイヤにムチ打って、
500km÷3スティント=166.66周もタイヤを酷使します。
コーナーリングスピードが年々進化するGT500マシンで、タイヤを限界突破まで酷使する全開ハコレース!
これが富士500kmレースの見どころです。
(なんだかかなりネタバレ入れてますねww)
決勝レースに話を戻して、レース序盤はポールポジションスタートのNo.12 カルソニック IMPUL GT-Rの J-P.デ•オリベイラ選手がひたすら逃げて、2位以下が接近する展開でした。
15周目には4位のNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー•クインタレッリ選手が、 No.38 ZENT CERUMO RC Fの立川祐路選手に接近し~…
最終コーナーでオーバーテイク!
ただ、No.38 ZENT 立川祐路選手もピッタリとNo.1 MOTUL ロニー•クインタレッリ選手に食らいつき~…
やられたらやり返す!
ただ、後ろにはヘイキ•コバライネン選手が駆るNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F が追いついてきています。
序盤はこうしたバトルが繰り返され、一方のNo.12 カルソニックの J-P.デ•オリベイラ選手は2位とのギャップを1周ごとに広げる楽な展開でした。
27周目には、No.38 ZENT CERUMO RC Fの 立川祐路選手が、2番手を走行中のNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rの 本山哲選手をとらえ、
1コーナーでオーバーテイク!!!
これでNo.38 ZENT 立川祐路選手は2位に浮上!
ただ、No.46 S Road 本山哲選手の後ろには、ウェイトハンデ40kgを背負ったはずのNo.1 MOTUL ロニー•クインタレッリ選手が接近しています。
じゃあ No.39 DENSO ヘイキ•コバライネン選手はどこに消えたのかと思いきや…
31周目の1コーナーでNo.1 MOTUL ロニー•クインタレッリ選手をオーバーテイクして4位浮上!
実力が拮抗したナイスバトルです。
もうNo.38 ZENTもNo.46 S RoadもNo.39 DENSOもNo.1 MOTULも、みーんな2番手集団みたいなものでした。
そんな4台のバトルの先では、No.12 カルソニック IMPUL GT-Rの J-P.デ•オリベイラ選手は悠々とトップを単独走行。
2番手集団とのギャップは31周目に約20秒も開いてました。
一方のNSXはといいますと…、
NSX勢の最上位、8番手走行中だったNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの山本尚貴選手が、高速コーナーの100Rで大スピンをかましてしまいコースアウト!
ストレートスピードで他車にかなわないNSXは、日本で一番Gのかかる高速コーナーの100Rを、タイヤをつぶす勢いで攻めていたのでしょうね。
そして、レース距離の3分の1が過ぎたあたりから各車ピットインし、ドライバー交替・タイヤ交換・給油といったフルサービスを受けます。
GT500のトップ5は写真の順番てピット作業を済ませました。
燃料流量を95%に絞られているにも関わらず昨年より速くなっているからなのか、GT500車輌の燃費は昨年より全体的に悪くなっているみたいです。
ここで注目は、最初に入ったNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rと、最後に入ったNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rとの間が8周も開いていたことです。
各車ピット作業を済ませた後も2位以下は小競り合いが続き、43周目には3番手を走っていたNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rの千代勝正選手が、2番手を走るNo.38 ZENT CERUMO RC Fの石浦宏明選手に接近します。
富士スピードウェイのレコードホルダー のNo.46 S Road 千代勝正選手の勢いは 、No.38 ZENTの石浦宏明選手でも止められません。
GT-R+ミシュラン無双はまだ続く!
No.46 S Road 千代勝正選手は全開プッシュで、No.12 カルソニックの安田裕信選手を追い掛けます。
2番手 No.46 S Roadから約5秒遅れの3位にはNo.38 ZENTの石浦宏明選手が続き、
その約8秒後ろの4位にはNo.1 MOTUL 松田次生選手。
さらに約5秒後ろにはNo.39 DENSO 平手晃平選手が必死に食らいついています。
一時20秒近くあったトップのNo.12 カルソニック IMPUL GT-R と、2番手 S Road CRAFTSPORTS GT-R との差は、
70周目には9秒を下回ってきてました。
開幕戦 岡山は近年まれにみるクリーンなレースで、決勝レースでイエローフラッグが振られることもない珍しいレースでしたが、この第2戦 富士もこのままの順位で終わってNo.12 カルソニック IMPUL GT-Rの勝利となるのか…
そう思い始めた72周目…、
突然のアクシデントが発生しました!
超高速で駆け抜ける100Rの立ち上がりで、No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの左リヤタイヤかバースト!!!
破裂したタイヤがマシンのカウルを粉砕し、エンジンカウルも運転席のドアも無くなったまんまノーコン状態でガードレールに一直線…!
幸いドライブ中の伊沢拓也選手にケガはありませんでしたが、この100号車の回収と撒き散らしたパーツの撤去の為にセーフティーカーが導入されました。
自分のパートでも100Rで大スピンをした山本尚貴選手は一気に脱力……
本当にタイヤをつぶす勢いで100Rを攻めていたんですね。
今シーズン初めてのセーフティーカー導入。
そして、今シーズンから採用された新しいレギュレーションも初めて導入されます。
それは……
※『セーフティーカー導入中は全ての競技車両がピットレーンに侵入することはできない。
従わなかった場合は60秒以上のペナルティストップが課される。』
このルールは昨年の第6戦 スポーツランドSUGO戦でセーフティーカーが導入されたときに、ちょうど各チームのピットインのタイミングと重なり、狭いSUGOのピットが百貨店のワゴンセールみたいな危険な状況になったために今年から制定されました。
それにしても、最悪のタイミングでのセーフティーカー導入でした。
先ほどの山本尚貴選手の写真を見ても分かるとおり、GT500クラスの各チームは2回目のピットインの準備を整えていたところだったんです。
1回目のピットから約40周近く全開走行を重ねたGTマシンはもうおなかペコペコ(>_<)
セーフティーカー走行はいつ解除されるのか…
ペナルティ覚悟でピットインし、給油したほうがいいのか…?
特にライバルより少し早めの32周目にピットインしていたNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rや、33周目にピットインしたNo.38 ZENT CERUMO RC Fは、E線振り切ってビンボーランプが点灯しているはず…
GT500クラスのトップ5はセーフティーカー導入で互いのギャップが無くなり、レースは仕切り直し…。
○75周目終了時点での順位
TOP: No.12 カルソニック
2位: No.46 S Road
3位: No.38 ZENT
4位: No.1 MOTUL
5位: No.39 DENSO
なんとか、ガソリンは持ちこたえてくれないのか……
おっと、ここでNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが動いた!
ガス欠で止まってレースを終えると元も子もないのでペナルティ覚悟のピットイン!
昨年までなら何もお咎めはない行為ですが、今年は反則行為に当たります。
GT300の隊列が通り過ぎるまで赤信号で待機するNo.46 S Road 本山哲選手。
ちなみにこの後、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rにはペナルティストップ90秒が課され、最終的には7位でレースを終えました。
ならば、No.38 ZENT CERUMO RC Fのガソリンは大丈夫なのか…?
ちょうどこの時、No.38 ZENT CERUMO RC Fのメーターには燃料不足を示すランプが点いてなかったそうです。
当然チーム側の判断は、セーフティーカー走行が終わるまで隊列の中で待機です。
そして78周目にレースは再スタート!
No.38 ZENT CERUMO RC F以外にも、おなかペコペコのGTマシンが続々とピットインしています。
当然、No.38 ZENT CERUMO RC Fもピットインしてるのかと思いきや~…
隣のピットと交錯して時間のロスをする可能性があったためピットインせず!(;゚д゚)
再スタートと同時に全開加速をしたNo.38 ZENT CERUMO RC Fは……
1コーナーを回った後からガス欠症状が発生!!
…あ~あ、再スタート時に即ピットインしていればこうならなかったのに~
でもなんとか…、全長4563mのコースを一周してピットまで戻ってこれないか…
あ゛~~~っ!!!
最終コーナーの手前まで来れたのにここでゲームオーバー~~…
結局、No.38 ZENT CERUMO RC Fはストップするまで燃料不足を示すランプは点かなかったみたいです(*_*)
原因不明のガス欠でマシンを止めた石浦宏明選手は、マシンから降りた後にドアをバーーン!!
石浦宏明選手の帰りを待っていた立川祐路選手はレーシンググローブを外してバーーーン!
結果、No.38 ZENT CERUMO RC Fは14位でレースを終えました。
そして、ここまで盤石のレースを続けてきたNo.12 カルソニック IMPUL GT-Rは、ガソリンの心配もなく2回目のピットイン。
安田裕信選手からJ.P.デ•オリベイラ選手にドライバー交替を済ませて、44.0秒でピットアウト!
1回目のピットインのタイミングが遅く、さらに多めにガソリンを給油していたNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rは、2回目のピットストップを38.5秒で済ませてピットアウト!
GT500クラスで最もハンデがきついはずのNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rが、給油時間の短さを生かしてピット作業でNo.12 カルソニック IMPUL GT-Rを逆転してタナボタでトップに浮上!!
No.12 カルソニックとの差はおよそストレート1本分。
同じメーカー同士の仁義無きバトルをモニターで眺める星野監督。
ライバルが相次いで脱落したので、赤鬼と青鬼のバトルが今年も始まりました!
ウェイト40kgの赤鬼とウェイト12kgの青鬼。
シーズン前の富士テストから一番調子が良かったNo.12 カルソニック J.P.デ•オリベイラ選手 は、2014年の第2戦 富士500km以来の優勝を目指して、 No.1 MOTUL ロニー•クインタレッリ選手とのギャップをゴリゴリに縮めます。
スリップストリームから抜け出した No.12 カルソニック J.P.デ•オリベイラ選手は、1コーナーの侵入でNo.1 MOTUL ロニー•クインタレッリ選手のインに飛び込みます!
No.1 MOTUL ロニー•クインタレッリ選手は、クロスラインでNo.12 カルソニック J.P.デ•オリベイラ選手のインを再び狙い……
二台のマシンのラインが交錯します!
二台のマシンの間に乱気流でも発生したかのように、No.1 MOTUL ロニー•クインタレッリ選手がNo.12 カルソニック J.P.デ•オリベイラ選手に吸い寄せられます。
おそらく二台は接触してます!
シーズン第2戦で同じメーカー同士のマシンがするバトルではありません。
心情的にNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rは、このレース2位でも出来過ぎなハズ…
No.1 MOTUL ロニー•クインタレッリ選手の挑発にも揺るがなかったNo.12 カルソニック J.P.デ•オリベイラ選手は、コカコーラコーナーの侵入までイン側を守りトップへ再浮上!!
日産陣営もホッと一安心(^_^;
二台が絡んで粉々になってリタイアしたら、元も子もないですもんね~
ん…、星野さん?
ガォーー!!
テレ東のカメラをドーン!
怒りの矛先はニスモチームみたいです。
今度はJスポーツのカメラに威嚇!
ガォーー!!
ニスモと星野監督との間でどんな話し合いがなされたのかは不明ですが、おそらく星野監督はドライバーの味方なので J.P.デ•オリベイラ選手の気持ちを代わりに伝えたかったのだと推測しました(^_^;)
星野監督のカチコミが効いたのか、No.1 MOTUL ロニー•クインタレッリ選手はNo.12 カルソニック J.P.デ•オリベイラ選手の真後ろに張り付くものの、2位のポジションをキープ。
そして長かった富士500kmレースも残り4周まできました。
107周目の100R。
GT300クラスをパスするためにアウト側から全開で曲がろうとしたとき…
左リヤタイヤから白いスモークが……!!
あ゛ぁぁーーー!!!!!
左リヤタイヤが破裂!
No.12 カルソニック IMPUL GT-Rは、バーストした左リヤタイヤによってリヤのカウルが全て吹き飛びサニトラ状態でコースオフ…orz
タイヤさえ替えればレースは続けられる…
何とかピットに帰ろう…
ピットに帰りたい……
そう思いアクセルを踏むと、左リヤタイヤの破裂したゴムがエルビス•プレスリーの衣装のように暴れまわり、どんどん車体を破壊していきます>_<
No.12 カルソニック IMPUL GT-R
106周でマシンストップ
完走扱いにはなりましたが、11位でレースを終えました。
帰り支度を始める星野監督。
力なくマシンを降りるJ.P.デ•オリベイラ選手…
神よ…
J.P.デ•オリベイラに祝福を……
110周に渡る長いレースは、No.1 MOTUL AUTECH GT-Rがトップでフィニッシュ!
GT-R+ミシュラン無双で、No.1 MOTUL AUTECH GT-R 開幕から2連勝!!
マシンから降りてきたロニー•クインタレッリ選手のこの表情。
目の前で星の屑となったNo.12 カルソニック IMPUL GT-Rを見て、素直に優勝の喜びを表せません……
喜びのポーズをとっても3人とも目が笑ってないです。
とはいえ、No.1 MOTUL AUTECH GT-Rは第2戦を終えて40ポイントを獲得しました。
第3戦オートポリスが中止になったので、残されたレースはSUGO⇨富士⇨鈴鹿⇨タイ⇨もてぎの5戦。
優勝ラインを70ポイントとすると、残り5レースで30ポイント取ればOKの計算です。
しかも優勝回数はすでに2回…
シリーズチャンピオン争いもとても有利になりました。
そして次戦は7/23-24のスポーツランドSUGO戦です。
今回のレースでセーフティーカー導入時の怖さが分かったので、次回のSUGO戦ではレース距離の3分の1が終わった時点で、義務のピットインを済ませようとするチームが出てくるかもしれないですね(ゝω・)
どえらい長文のレポートになりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます(´▽`)