というわけで、愚痴愚痴ブログになります。
一部の関係者の方々にはご迷惑をかけるかもしれませんがご了承下さい。
何に対して愚痴るというと……
国内最大のスポーツ専門チャンネル。
Jスポーツです(`・д・´)
…ま、言いたいことがあるのなら直接カスタマーセンターに連絡すればいい話ですが、これまでも電話アンケートなどでさんざん伝えてきた内容なので、この場を使ってチラ裏なことをつぶやきますww
私は国内モータースポーツをこよなく愛し、全てのレースをノーカットで観戦したい思いで、毎月Jスポーツを契約して楽しませていただいてます。
決して安い視聴料ではないですが、全国各地のサーキットに行ってチケットを買うよりは安いので、これまで15年ほどお世話になっておりますし、これからもお財布の許す限りお世話になろうかと思います。
そのJスポーツで放送される国内モータースポーツ中継について、
少し過去を振り返ってみますと…
スーパーGTの前身、全日本GT選手権の頃は、レースの実況はプロレスの実況でお馴染みの辻よしなりアナウンサーが行ってました。
最近スーパーGTにハマった方は馴染みがないと思いますが、毎年SUGO戦が行われる前にSUGOの魔物を紹介する映像によく観られる、2003年のスープラ同士の大逆転劇のあの名実況は有名ですよね(^^ )
「脇阪 テール•トゥ•ノーズ!!」
「脇阪 当たった!!!」
「脇阪 前に出た!!!」
「大逆転か!大逆転勝利!だいぎゃくてんしょぉぉりぃ~~!!!!!」
各車ギャップが開いてる膠着状態の時は主に車名の連呼と解説陣の言葉の復唱がメインになりますが、マシン同士が接近してバトルになると、途端にリングに上がったようなハイテンションの実況で名バトルに素晴らしい名実況を乗せてくれました(^o^)
その後、GTアソシエイションの大赤字が発覚して内部のリストラが行われ、オトナの事情で辻よしなり氏から下田恒幸アナウンサーにバトンタッチされました。
下田恒幸アナウンサーといえば海外サッカーの実況でお馴染みです。
グラウンドで刻々と変化するサッカーの試合を支配して、スタープレイヤーのプレーに流れるように言葉をのせる技はもはや匠の域に入ってます(^_^)
そんな下田アナはスーパーGTについてもしっかり予習をして、観てる我々が思わず拳を握るような名実況を聴かせてくれました。
2012年の第1戦 岡山で、立川選手のZENT CERUMO SC430と山本選手のRAYBRIG HSV-010が繰り広げたレース終盤のトップ争い。
この伝説に残る名バトルを実況していた下田アナは、
「こんなレース観たことない!こんなレース観たことない!」
…と、自らの興奮をある意味冷静に的確な言葉で伝えてくれました(^^;)
そんな下田アナの声も2014年のGT500大改革から聴くことが無くなり、今は二人のフリーアナウンサーとラジオDJが交替でスーパーGTの実況を担当しています。
フリーランスのレースアナウンサーの中島秀之さんです。
自動車業界でメシを喰ってるだけあって、モータースポーツに関しても造詣が深く、レースの実況もとても聴きやすいです(^-^)
私は中島アナのフォーメーションラップが終わってスタートするまでの流れが特に好きです。
「各車整列、いま最後尾のマシンがグリッドについた!
後方でグリーンフラッグが降られました!
今レッドシグナルが…3つ!4つ!5つ!!
オールレッド!!!
…ブラックアウトォ!!!!!
今スタートが切られました!」
…あれ?僕でも出来る?ww
もう一年中ずっと中島アナの実況を聴いていたいくらい安定した声です。
レース中も順位を争うマシンの前後関係をきっちり把握し、スイッチャーが映像を突然切り替えても落ち着いて状況を伝えてくれます。
ただ、ここにもオトナの事情かオカネの事情かは知りませんが、スーパーGTの実況を担当する回数が最近ではとても少なくなってしまったのが残念です(-ω-;)
中島アナと比べてまだまだだなぁ~と思うのが残りの2人です(-_- )
フリーアナウンサーの赤平大さんは2012年からスーパーGTの実況をしています。
当時は下田アナと交替で実況を担当していましたが、赤平アナが担当するレースになるといつも荒れていましたね。
富士のストレートで起きたティム•ベルグマイスターの大クラッシュや、鈴鹿の130RでのKEIHIN塚越のトリプルアクセルなど、青ざめるようなアクシデントの時にはいつも赤平アナでした(;^_^A
赤平アナのデビュー実況の頃は青いマシンを全部レイブリックと呼んだり、突然スイッチャーが画面を切り替えるとマシンの前後関係がさっぱり分からず、追い詰められてるのかオーバーテイクした後なのか、視聴者に問いかけるような口調が続きました(-_-;)
今でも「カ↓ル↑ …ソ↑ニ↓ック↑…?」なんて言い方の癖が若干残っていて、観てる我々も我慢のレースが続きますww
もう1人はラジオDJのSascha(サッシャ)さんです。
スーパーGTの実況デビューは去年のタイ戦だったかな~…?
ラジオDJだけあって口はとても滑らかで、聴いていてもとくに問題はないのですが…
サッシャさんとJスポーツとの関わりはサイクルロードレースの実況からです。
自転車好きのサッシャさんをJスポーツが実況に抜擢し、そのままモータースポーツの実況も勤めることになりましたが、
どうも聴いてて思うのが…『見たまま実況』なんですよね(--;)
海外サイクルロードレースの実況に長けているサッシャさんは、鈴鹿サーキットのスーパーGTの生中継も、どこか放送席からモニターを通して喋ってる印象が強いです。
なんか、中島アナと違ってライブ感が伝わってこないんですよね~
とはいえ、実況無しのレース中継はいよいよ何のこっちゃ分からなくなるので、実況はないと困ります。
私がこの実況に慣れる方が先かもしれませんが、この先もJスポーツにお世話になろうと思います。
さて、ここからは先日行われた第5戦 鈴鹿1000kmのレース中継に関して少しコゴトをウダウダと並べていきます。
●解説について
…皆勤賞の由良さんを中心としたレース界の諸先輩方による解説は、Jスポーツでは毎度お馴染みですが、通常の1ピットの距離のレースと違い、6時間ほど喋り続ける1000kmレースではどうも物足りなく感じてしまいます。
居酒屋トークみたいな昔話もいいですが、コンマ1秒を削るレースを目の前でしているのですから、もうちょっと深く切り込んだコメントが欲しいと思います。
今回の1000kmレースは2度のセーフティーカーが導入され、観てるほうもついて行くのがやっとの高度な神経戦でした。
この居酒屋解説陣も目まぐるしく変わるレースの展開について行くのがやっとみたいでしたが、もう少し数字に強い解説者はいないのかと言いたくなります(-o-;)
F1中継の川井一仁さんみたいなデータを基に先を予測してくれる解説が聴きたいですね(^^ )
ま、なかなかムチャな要望ですが、例えば2人解説者がいるのならGT500とGT300に分けるとか、Twitterを募集するとか、放送席の後ろに数字に強いブレーンを置くとか…
見応えのあるレースだったので余計にレベルの高い解説を求めてしまいます。
●ピットレポートについて
…鈴鹿1000kmでは普段より1人多い3人体制でピットレポートをお届けしますってレース前に言ってた割には、レース中ピットレポーターからの情報はお天気のことばかり( -.-)
そのうちピットからの報告も減り、しまいにゃ1時間くらい音信不通状態もありました。
どこかのマシンがピットインしても、映像でとらえて報告なしって瞬間が多かった気がします。
まぁ…、モータースポーツジャーナリストの高橋二朗さんも四捨五入で還暦ですし、真夏の耐火服はとても厳しいでしょう。
だから余計に声が聞こえないと体が心配になっちゃいます(^-^;)
そんなジローさん。
ちょっと舌足らずなところが視聴者にはお馴染みで、ポールポジションのことを最近では「ぽーぽりそん」なんて言ってますね(^-^;
中でも私が好きなのは実況のSascha(サッシャ)さんを呼ぶときの声です。
…「しゃっしゃしゃ~~ん!」
「しゃっしゃしゃぁ~~~~ん!!!」