GWもステイホームということで、暇なので6万km走ったシロッコのプラグがどうなっているのか、チェックしてみました。
VWの2Lエンジンはエンジンカバーを外すだけで簡単にイグニッションコイルにアクセスができるので、プラグ外しが超楽です。
イグニッションコイルの配線カプラーもVW専用のカプラー外しSSTを必要とせず、簡単なツメで留まっているだけ。
イグニッションコイルのカプラー部分はエンジンの余熱で樹脂が弱っている可能性があるので、無理にチカラを掛けて割ってしまわないように注意しながら外すだけです。
イグニッションコイルが硬くて外れない場合、少しだけエンジンを掛けて暖めてあげると簡単に外せます。
シロッコのプラグ4本を外すまでに掛かった作業時間はたったの10分程度。
作業があまりにも楽な上、短時間だったので、作業工程画像を撮り忘れました…。
対して、自分で頻繁にいじっていたRB26はプラグカバーを外すだけでも、留めているボルトの本数は多いし、イグニッションコイルも6本全部4カ所ボルト留めになっていて、イグニッションコイルだけで合計24本のボルトを外すか、6本のコイルを3本ずつヘッドカバーに留めている金属フレームのボルト7本を必要があります。
それ以前にタワーバーを外したり、ブローバイの配管を外したりなんだりかんだりと、プラグを外すまでがとにかくやたら面倒でした。
さて、あらためて外したプラグの画像です。
<1番>
<2番>
<3番>
<4番>
4本ともほぼ均等な焼け具合。
4番は温度が気持ち低くなる分だけカーボンの堆積がやや多め?
しかし自分の乗り方が高回転を多用するので、若干焼け過ぎな気がしなくもないですが、街乗りメインだし、ブーストアップをするつもりもないし、わざわざ番手アップするほどでもなさそうです。
ガイシの部分に『NGK VW』の文字が入っているプラグなので、恐らくVW純正品でしょう。(刻印の品番をチェックするのを忘れてしまいました)
記録簿を見ても過去に交換された記載が無いところをみると、新車時から無交換だと思われます。(自分が乗り始めた時は走行4.8万kmだから交換するほどの距離ではないでしょう)
とりあえずプラグは酷い事にはなっていなかったので、一安心。
さて、元に戻すか。
しかしここで問題発生!
プラグを外す時は昔から持っていた、T 字のプラグレンチで外しました。
元に戻すのは当然、規定のトルク(28Nm)で締めなければならないので、トルクレンチを使わなければなりません。
トルクレンチの差し込みソケットサイズは1/2サイズ。
手持ちのディープソケットのサイズは3/8サイズ。
アレ?ヤバイ…(汗)
1/2→3/8の変換アダプターが無いじゃん…(汗)
ステイホーム週間なのに、急遽近所ソケットのサイズ変換アダプターを買いに行かなければならなくなりました…。
変換アダプターを買いに行こうにも、嫁さんが用事でエルグランドを乗って行ってしまった…。
こりゃあ困った…移動手段がチャリしかない。
超久しぶりに”手ルクレンチ”の出番か?(冷汗)
先述の通りかつて32Rに乗っていた頃、プラグのメンテを定期的に行っていたので”手ルクレンチ”はその際、多少培われています。
しかしあの頃からはだいぶブランクがあるし、手ルクレンチで締め込んだまま、走り続けるのは正直、かなり不安です。
とりあえず、外した時の硬さを参考に大体の締め込みトルクでプラグを戻して、恐る恐るエンジン始動。
アイドリングで様子見 → 特に問題はなさそう。
今度は軽くアクセルを煽り回転を上げて、異音がしないかチェック → 特に問題はなさそう。
どうせ変換アダプターを買いに行くなら、ついでに16㎜のちゃんとしたプラグレンチも一緒に購入する事に。
GWも後半ですがステイホームが叫ばれる中、なぜか自宅近所の幹線道路はやや渋滞気味。
手ルクレンチが原因で、エンジントラブルに見舞われないかと、ヒヤヒヤしながら逸る気持ちを抑えつつ、とりあえずさっさと目的のサイズ変換アダプターと、可能な限りプラグの向きを合わせられるようにするため、普通の6角ではなくて12角の薄口プラグレンチを購入して帰宅。
帰宅後に少しエンジンが冷えるのを待ってから、もう一度4本全部プラグを緩めてから規定のトルクで締め直して一件落着。
とりあえず、今月末に車検なのでそれまでに新品プラグに交換する予定です。
しかし手持ち工具が不足している事に気がつかないまま、バラして元に戻せなくなるのは、あまりにも間抜け過ぎですね(苦笑)
Posted at 2020/05/07 18:24:10 | |
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