秋の後楽シーズン 天気に恵まれた初日に少しだけ早起きして、山梨まで遊びに行ってきました。
自宅を出たのが午前7時過ぎだったこともあり、中央道の下り線は早くも上野原ICの付近から八王子料金所まで渋滞…。
談合坂SAを過ぎたあたりからはスムーズに流れ出して、久しぶりに大月JCTから河口湖線へ。
20代の頃は夏になると毎週末、河口湖まで夜釣りに来てましたが、最近はめっきりと足が遠のいていました。
都留を過ぎるとつい先日(10/5)に今年の初冠雪が記録された、雄大な富士山が見えてきます。
最初の目的地は富士浅間神社
渋滞に巻き込まれながらも到着時刻は午前9時を少し回ったくらい。
まだ参拝客もまばらで、朝の清々しい空気です。
FISCOへ行った帰りにいつも必ず前を通りかかっていましたが、境内に入るのは今回が初めて。
樹齢1,000年の御神木 富士太郎杉の幹の太さに圧倒されてしまいます。
お参りして御朱印をいただいた後、おみくじを引いたら大吉でした!
次の目的地は浅間神社のすぐ先にある、道の駅富士吉田と、富士山レーダードーム舘
今から10年前のE52に乗り換えた頃、ふらりとドライブに来た場所です。
(10年前のブログ『突撃山中湖』
10年前の写真↓
10年後↓
10年も経つとこんなに大きくなっちゃうのねぇ…(汗)
道の駅富士吉田でシャインマスカットのソフトクリーム。
少し酸味のあるさっぱりとした味。
山梨県産シャインマスカット果汁を使用しているそうです。
次の目的地は嫁さんのリクエストで忍野八海へ。
ここもずっと昔からR139で前を通り過ぎるだけで、一度もちゃんとした観光で来たことはありません。
天気が良かったので、水面はキラキラ、本当に透明度が高くて、底までくっきり見えました。中には巨大なニジマスがウヨウヨ。釣りが出来たら絶対面白そうw
少しお腹が空いたので岩菜の塩焼きとかお団子とか、お土産屋さんを巡りつつ食べ歩き。
再びR139号へ出て一路西へ。しかし鳴沢村の辺りまでダラダラと渋滞。
予定では河口湖ハーブ舘や道の駅なるさわ、なるさわ富士山博物館、鳴沢氷穴を巡ろうと思っていたのですが、時間を大幅にロスするので、河口湖エリアは全てスルーして、次の目的地へ向かいます。
R139をひたすら西へ進み本栖湖に当たったら右折。
R300号で本栖湖の北岸を迂回して本栖みちへ入ります。
いつも富士五湖方面で本栖湖まで遊びに来ると朝霧高原を抜け、富士宮まで南下してしまうので、本栖みちを通るのは初体験!
峠好きな方ならわかるかもしれませんが、もうワクワクが止まらないw
とはいえ、工事中や草刈り作業中の看板がところどころに出ているので、くれぐれも安全運転。『Always cool, always safe』は忘れてはなりません。
途中、自分の後ろからシルバーのGolfヴァリアント7.5が追走してきました。
明らかに自分よりも速いペースで下っているのに、超ジェントルなドライブに感動。
必要以上に車間を詰めることは無く、自分のペースが落ちて詰まってしまうとすぐに大きく車間をあけて、明らかに『煽るつもりはありませんよ〜』という意思表示をしてくれました。
ヴァリアントの紳士なドライバーの方へこの場合を借りて感謝です!
左に寄って先を譲ろうと思っていたら、次の目的に到着してしまいました。
この自販機コーナーを見たら好きな方は場所がどこか、すぐにお分かりになるでしょうw
道の駅 しもべ!
いい歳こいたおじさんですが、
実は『ゆるキャン△』が好きだったりします…(白状)
ブームが過ぎた頃でしたが「何がそんなに話題なの?」と気になり、Amazon primeでアニメを試しにチラ見してみたら、ラシーンとか初代ラフェスタとか、通な日産車、ウチと同じVino(SA26J)が登場するので、思わず見入ってしまいすっかりとハマってしまいましたw
特にリンのおじいちゃんが乗っているバイクがトライアンフのスラクストンなんて、目の付け所が劇的にシブい!
車体の真横から見ると細身なのかと思いきや、実は超マッチョな車幅。初めて実車を見た時、全長と幅の比率が絶対におかしいと思ったくらい。
それもそのはず、一発あたり600ccのパラレルツイン1200cc 最高出力105ps
フェンレス・ショートテールでやたらと低いセパハン。古き良き伝統的なカフェレーサーなハズなのに、全く古さを感じさせないモダンなデザインが最高にカッコいい。バーエンドに装備されたミラーなんて、格好良過ぎて感動モノです。
友人に借りて一度だけ乗らせてもらったことがありますが、SR600のエンジンを2個並べりゃ、幅のあるマッチョな見た目にもなるだろうし、その乗り味は低速トルクモリモリでしょう。
きっと長時間のツーリングとかは、振動でケツが痺れて、手首はおかしくなりそうなほどの激痛に襲われる気がします(←勝手な想像)
ついでにどーでもよい話ですが、ゆるキャン△のナレーションと、リンのおじいちゃんのCVを担当している、大塚明夫さんの大ファンです。
(ブラック・ジャック、バトー、ガトー、スネーク)
大塚さんなんでも最近、愛車を白のE52買い換えたそうで、更に好感度UPですwww
話がだいぶ横道に逸れてしまいましたが、道の駅しもべはゆるキャン△グッズてんこ盛りな上、峠プロジェクトのステッカー『本栖みち』まで売っている夢のような場所。もう娘と二人でテンション超上がりまくりですw
いや、もしかしたら娘よりも自分の方がワクワクしてたかも知れません(爆)
嫁さんから『二人ともほどほどにしてよねぇ〜』と言われつつ、じっくりと自分へのお土産にグッズに悩んでしまい、思わぬタイムロス(2回目)。
時刻は既に午後2時半過ぎ。
名残惜しみつつ道の駅しもべを後にして、次の目的地 道の駅みのぶへ。
しかし思いの外、みのぶでは見る場所も無く滞在時間僅か10分弱。
(なので写真がありません)
「ヤバい!早く行かないと次が間に合わないぞ!」
道の駅みのぶを出て焦っていたため、リンちゃんのバイト先のモデルになった本屋さんの前を通過。(この後、何度も前を通過することになります…)
ナビが示した道順通りに進むと、細い山道に入ってしまい、「本当にこの道でいいのか?」と不安になりながらも、何とか午後3時半過ぎに到着。
身延山 久遠寺
どうやらナビに案内されたルートは観光バスも通れる総門側の道ではなくて、身延山大学・高校がある方の細い裏道だった模様。
![alt](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/066/626/430/de8e176821.jpg?ct=15e09a0a9e7a)
しかし細い山道を上った先に、これほど広大で綺麗に整備された荘厳なお寺を見ると圧倒されます。3人して『ここ凄いねぇ…』をひたすら連発してました。
以前からそれほど信仰心が高いワケでもなく、今年の夏に娘が始めた御朱印集めが面白くて…
「御朱印なんて日本最古のスタンプラリーで、昔からあるコレクションアイテムだろ?」(←超バチあたり)
なんて言ってましたが、名だたる寺社仏閣を巡っていると、ちょっとこの考えを改めなければならないかもと思い始めたのも事実です(苦笑)
お参りして御朱印をいただいた後、せっかくここまで来たので、閉山直前でしたがロープウェイで身延山の思親閣まで行ってみました。
![alt](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/066/639/641/59be9c840e.jpg?ct=f27cada6a077)
売店のお姉さんが『じゃあ串(苦死)を切って、幸福をお祈りしますね〜!』とゆるキャン△で見た通りでしたw
眼下に広がる富士川の流れを眺めながら、山頂の売店で買ったみのぶだんご(草餅)は美味しかった〜!胡桃味噌が香ばしくて絶品です。
標高1,153m 中部横断自動車道を走るクルマが点にしか見えません。
富士川から吹き上げてくる風が超冷たい!もうすぐそこまで来ている冬を感じます。
南アルプスの山並みに沈む夕日がとても綺麗でした。
思親閣で本日通算3つ目の御朱印をゲット。
ロープウェイの下り最終便(16:40)で下山。
ちなみにロープウェイなら山頂の駅まで所要時間は約7分ですが、徒歩で上がると2時間半掛るそうです…(超汗)
本当はこの後、道の駅なんぶで抹茶ソフトを食べるつもりだったのですが、残念ながら到着する頃にはとっくに営業終了なので予定変更。
そこで向かった先は…
身延駅!
駅へ向かう途中、R300沿いでリンちゃんの家のモデルになったお宅の前を通過。
(流石に普通の住宅なので撮影は自粛しました)
午後5時過ぎに久遠寺を出て、身延駅に到着したのは午後6時前。
駅前に並ぶお土産屋さんは軒並み閉店…。
みのぶまんじゅうを買って、駅前のベンチで食べたかったのですが、仕方なくお土産にみのぶまんじゅうを購入するため、少し戻って一番遅くまで営業しているさくら製菓さんへ向かいました。(向かう途中でまた例の本屋さんの前を通過…)
富士川の支流、常葉川を渡る橋の上に差し掛かった時、
娘『河原でなんか真っ黒い塊が動いてる!クマ?!あれもしかしてクマじゃない?!』
自分「まさか〜こんな町中にクマは出て来ないだろうよ(苦笑)
日も沈みかけてるし、暗くなる前だから何かの見間違いじゃない?w」
なんて会話を走る車内でしつつ、さくら製菓さんに到着。
クルマを降りたところで…
『キョェェエエッ〜!』
お店のすぐ裏にある雑木林からシカの鳴き声。しかも超至近距離で…。
最初は何の鳴き声なのか分からず、娘と二人で思わず目が点になってしまいました。さっき娘が話したクマもまんざら見間違いじゃないような気がします…(汗)
お土産のおまんじゅうを無事に購入。
せっかく着替えを持って出ているので、一番最寄り日帰り温泉でお風呂に入って、晩ご飯でも食べてから帰ることにしました。
R52富士川街道を南下している途中で小雨がぱらつき少しガスってきました。
R52の古屋敷洞門に差し掛かった時、道路上に浅い茶色の大きな物体が…
『シカ〜ッ!』
路上に突然シカ出現!立派な角を持った雄で結構大きめ。
自分、嫁さん、娘の3人で思わず絶叫。
対向車線を走っていた地元のクルマは何事もなかったのようにシカを避けて通り過ぎて行きましたが、大して慌てる様子もなく、自分の目の前、数mの路上で佇んでいます…。(若干、左の後ろ脚をひきづっているようにも見えました)
これには運転している自分の方が動揺してアタフタ…。
とりあえずあまり刺激しないようにそろりと避けてシカの横を通り過ぎました(汗)
『シカ出んの?!
シカ出んのここ??』 by 千明
まぢか…(汗)
時より動物注意の標識は見かけましたが、まさかこんな普通に民家がある人里に出るとは思ってもみなかった…。しかもまだ時刻は午後7時過ぎですよ。
人里離れた夜中の峠だったら今までに何度も遭遇しているので、十分納得できますが、こんな早い時間帯にこれだけ民家のある場所でよもや遭遇するとは…。しかも危うくぶつかるところだったし…。
身延橋で富士川を渡りさらに南下。
いつしか前後を走るクルマがいなくなり、道路沿いの街灯も殆ど無く辺り一面真っ暗闇。これだけ暗けりゃ、そりゃあシカも出るわな。
暫く走るとようやく灯りがまばらに見えて、道幅も広くなり市街地に出ました。久しぶりの信号が赤なのでストップ。
『ん?! ココは初めて通る道なのに、
ナゼかオレはこの道を知っている…
なんでだろう??』
信号が赤で停まっている間に振り返った先に見えたのは…
ヤマザキデイリーストア
偶然にも信号が赤で停まった場所は『ゆるキャン△2』第一話のエンディングでソロキャンに向かうリンちゃんをなでしこが見送る場所です。
このコンビニはのちに恵那ちゃんのバイト先になります。
日帰り温泉の帰りに立ち寄りましたが、店員さんは恵那ちゃんではなくて、とても感じの良い親切なおじさんでしたw
午後7時過ぎ、森のなかの温泉 なんぶの湯に到着。
寒くて適当に写真撮ってたら看板が見切れてしまった…
3連休初日、しかも土曜の夜なので、混んでいると思ったのですが、それほどでもなくゆったりと露天風呂に浸かることができました。
遠出した際、そこにある日帰り温泉に立ち寄ることがデフォルト設定になりそうです。
温泉から上がって晩御飯を食べた後、道の駅なんぶで食べる予定だった抹茶ソフトをここで食べることができたのは超ラッキーでした。
そこいらの抹茶ソフトとは明らかに一線を画すしっかりとした苦味のある地元名産の「㐂(よろこ)びのお茶」を使用した抹茶感マシマシのソフトクリームはソフトクリームとは思えないほど、食べ応え抜群です。
そして午後9時の閉館少し前になんぶ温泉を出発。
帰りは中部横断自動車道から双葉JCT経由で中央道と思ったのですが、あまり時間が早いと、いつもの小仏TN大渋滞にハマるし、談合坂SAが混雑して立ち寄ることもできないので時間潰しのため、夏の新潟行きの時同様、夜中の峠越えをすることになりますが、来た道戻りで帰路につきました。(←単純に高速代をケチっただけ)
南部町から身延を抜けて、下部温泉郷に向かう途中でシカと二度も遭遇。
小さな街灯の灯りや、ガードレールに付いている反射板の光がシカの目に見えてしまうほど、すっかりシカ恐怖症(苦笑)
雨は上がっていましたが、若干まだガスっていたので帰りの本栖みちは超ゆっくり安全運転。本栖湖畔に出るまでは、自分のシロッコ以外に通行するクルマはなく、道路がほぼ貸切の状態。
自分のペースでのんびりと夜中の峠を走れるのはとても気持ちいいものです。
(しかし、シカがいつどこから飛び出してくるか分からなくて、ホント怖かった…)
河口湖ICから中央道に上がる頃にはすっかり小仏TNの渋滞も解消。
談合坂SAに立ち寄って、知人・友人へのお土産を追加購入。
日付が変わる少し前に帰宅。
道の駅 しもべで買った峠ステッカー、しまリンのマグネットステッカー。
立ち寄った談合坂SAで見つけたゆるキャン△ガチャのフィギュア(2回分)
自分へのお土産www
毎回、娘と嫁さんのために遠出しているハズなのですが、思わぬ”ゆるキャン△聖地巡礼”となり、何だかんだいって一番満喫していたのは自分カモ知れません…