早くも梅雨明け…。しかも間もなく6月も終わり…。
今年も半分終了です。
そして今年もこの季節がやってまいりました!
我が家のビーノ(SA26J)アップデート月間!
たまに近所のホームセンターまでチャリンコ代わりに乗っていますが、荒れた路面を走っていると、フロントのショックが完全に終わってる…。視界がブレるほどの振動に襲われるのです…。
本来、サスもショックも衝撃を吸収して、いなしてくれるハズなのに、3倍ぐらいに衝撃を増幅して両腕どころか、上半身全体に衝撃が伝わってくるんです…。
特に左フロントは突然スコン!と沈み込むので、左折は気が抜けないレベル。
というワケで一回バラして現状確認してみました。
右側 クモの巣www
左側 ブーツの意味www
「あひゃぁ~…でしょうね…」といった状態です。
ついでにリアショック
上も下もオイルでニジニジ…
とりあえず、走行上の重大な懸念(懸念じゃなくてむしろ危険)はフロントフォークから先にアップデートを着手することにしました。
SA26Jはアウターチューブエンドが円形になっていて、フロントのシャフトを支持するタイプのショック。オイルは入っておらず、インナースプリングとバネとゴムだけで路面からの衝撃を吸収する構造。
クリーニングして、ブーツ、シール等を新品交換、グリスアップすればオーバーホールできると思ったのですが、左側はアウターチューブの中までサビッサビ…。
逆さにしたらアウターチューブから砂だかサビだか分からないようなものが大量に出てきました…。こりゃあ、オーバーホールどころではなくて、そっくり新品交換しないとダメな感じ。
さらにアップデートするならSA37Jのオイルが入っているフロントフォークの方が良い。
色々と調べてみたところ、インナーチューブの径が同じなのでどうやらステムは不要とのこと。長さがちょっとだけ長い(1cmくらい?)ので、若干フロントの車高アップになるらしい。
当初新品交換とおもっていたところ、某オークションにオーバーホールされたものが出品されていたので落札。
というわけで交換しました。(いきなり完成写真)
![alt](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/062/110/006/f56d019318.jpg?ct=36af6afb739e)
右のブーツがちゃんと上まで嵌ってないけど、この後ちゃんと直しておきました。
バラシ始めてからフォーク交換作業完了まで、一人作業で1時半くらい。
ネジの固着が無かったので、ダメになったフォークを抜くところまでなら30分もあれば十分です。
フロントタイヤを外してステムのボルトを緩め、抜け留めのCリングを外したら、古いフォークが勝手にスコンと抜け落ちました…。
一番苦戦したのは思った通り、右側フォークのフタ(?)。
インナーチューブの頭にあるフタがステムからの抜け留めになっているので、ステムの下からインナーチューブのフタを外した状態で差し込み、上からフタのネジを締める構造なのですが、当然インナーチューブなので沈み込んでしまうし、フタを外しただけで内部のスプリングが2cmくらい飛び出してくるんです。(写真撮っておけば良かった)
このインナースプリングを押さえつけながらフタになるボルトをネジ込むのは、なかなかの硬さで苦戦します。
左側は上に何も邪魔するものがないのでちょっとだけ楽。
問題は右の取り付け。
フレームから生えているレギュレーターを固定するステーが邪魔過ぎる…。
フタになるボルトの中心に10ミリの六角レンチ穴があるのですが、、このステーが邪魔で真上から力を掛けられない…。(ボールポイントタイプのモノでも、かなり斜めに無理やり突っ込んでギリギリ入るくらいだと思います)
「なんでこんなところへこんなに余計なステーを溶接する必要あるの??レギュレーターを1つ固定するだけなら、他の場所でも良くない??是非、設計担当者のお話を伺いたい」ってくらいに邪魔です。(いやマジで…この邪魔なステーが無ければ、もっと簡単にフォーク交換できるじゃん…)
フタになるボルトを一人が抑えて、下からもう一人がインナーチューブを持ち上げながらネジ込む、二人作業だとかなり手っ取り早く取り付けられました。
(最初は一人で作業していたけれど、ちょうと帰宅した嫁に手伝わせた)
交換後、自宅の近所を試走したところ…
「ショックとサスが機能するって素晴らしい!!」
大感動しました!
しかしフロントの機能が回復したせいで、今まで完全にゴマかされていたリアショックのヌケが目立ってしまう結果に…。
というワケで近日中にリアショックも交換する予定です。
初代オーナー(嫁)の話では、メーターは何周しているか分からないけれど、二代目オーナー(義父さん)が乗っていた時に近所のYSPで定期的なメンテと、Eg/OHをしたため機関は良好だとか。
確かにフルノーマルのくせにスロットル全開だと、トップスピードで今でも65㎞/hくらい出ます。
ちゃんと手を入れてあげれば、15年前のモデルでもこんなに元気に走ってくれる!
そして自分のDIYの原点は改めて原付だったことを思い出しました。
工具の使い方、ネジの締め方から作業後の確認の重要性を学んだのも、全て原付です。構造が簡素だからしっかりと手を入れてあげると、自分の想像以上に、きちんと応えてくれる。
こんな面白いこと、そう簡単にやめられません(笑)
ちなみにコレは完全な余談ですが…
ビーノに乗るようになってから『ゆるキャン』を知りましたwww
小さい頃からキャンプ好きなので、そのうちビーノで”ぼっちキャンプ”にでも行こうかと思っているのはココだけのナイショですwww
Posted at 2022/06/28 11:46:27 | |
トラックバック(0) |
いじくり日記 | 日記