先日購入したエアコンフィルターの交換作業と、剥き出しエアクリを固定するためのステーをつくってみました。
先ずは最初にエアコンフィルターの交換から作業開始。
今まで使っていたエアコンフィルターの取り外しですが、去年の10月に納車されてから、外すのは今回が初めてです。
過去の記録簿を見ると、最後に交換された日時が『H26.9.18 ポーレンフィルター』となっているので、最悪の場合約6年近く無交換という恐れも…。
しかし、他の部分はかなりマメにメンテされていたようなので、年イチ交換が必要なエアコンフィルターが長期間放置ということは無いと信じたいです。
恐る恐る開けて、出てきたのはコレ↓
今回購入したものと同じ製品でした。
これを見た瞬間「やっぱりね~!過去の記録簿に記載されている、交換パーツ類の選び方を見ていて、多分コレじゃないかとは思ったけど、まさか本当にズバリ当たるとは思わなかったわ(笑)」
改めて前オーナーの方と自分の趣味趣向がかなり近いカモ知れないと、勝手に親近感を抱いてしまいました。できることなら是非一度、実際にお会いして、どんな乗り方をされていたのか等、詳しくお話を伺ってみたいところです。(かなり遠方にお住まいのようなので、多分叶わぬ願いですが)
で、外気導入側はこんな感じ。
隙間にそこそこゴミが詰まってるし、だいぶヨレが出ています…。
しかし見たところ6年間放置ということは無さそうなので、一安心。
車内側はこんな感じ。ヨレもなく、目立った汚れは皆無。当然といえば当然。
レビューにも書きましたが、自分がMANNフィルターを使うのは今回が初めてです。
このシロッコを買うまでに幾度となく試乗を色々なお店でさせていただきましたが、シートに乗り込むと不思議と何故か、どのクルマも同じような車内の匂いがするのは、純正採用もされているこのメーカーのフィルターに起因するのではないか?(香水のようなちょっといい香り)と思っていますが違うんでしょうか?
(『ポリフェノール配合』に釣られた理由が実はコレ。ちなみに新品フィルターを開封してクンクン嗅いでみたところ、別にそんなに良い香りはしませんでした…。やっぱり違うのか?)
で、写真を撮り忘れてしまいましたが、エアコンフィルター交換ついでにエバポ洗浄も行いました。
市販のご家庭用エアコン洗浄スプレーのノズルの先端に長さ50㎝程度のシリコンチューブを繋いで、ココ(みんカラ)でクリップさせていただいた整備手帳を参考に、助手席の足元へ這いつくばっての作業。
かなり体勢がキツいので思うように動けず、洗浄液がチューブを伝って顔の上に垂れてくるし、完全に”リンボーダンスのような体勢”になるので、背中がステップ部分にゴリゴリ当たって痛くなるし、散々な目に遭いましたが、きっと努力した分だけは綺麗なったと信じています(苦笑)
エバポレーター洗浄といえば、昔32Rに乗ってた時、グローブボックスや各種内装を片っ端から全部バラして、エアコンのファン本体も取り外し、水道の蛇口からホースを直接引っぱってきて、エバポレーター周りをジャブジャブと徹底的に洗浄した際、ドレンから排出されきた水が完全にホコリまみれの泥水で「こんなに汚ったね~空気をオレは吸い込んでたんか?!」思わずア然としてしまいました(苦笑)
エアコン洗浄剤の散布後10分程度、エンジンを掛けてエアコンの冷房の温度設定を最低、風量は全開、内気循環にして放置すると、散布した薬剤とともに結露した水がドレンからポタポタと出てきましたが、殆ど確認できなかったし、もともと臭いが出ていた訳ではなかったので、それほどエバポ自体はもともと汚れてはいなかったのではないかと思います。
新しいフィルターを装着する前にエバポレーターを乾燥させるため、今度は先日取り付けたエアクリの作業に取り掛かります。
直ぐに新しいフィルターを付けると、エアコン洗浄剤の影響が出そうな気がして、気休め程度に乾かすことにしました(←多分、間違いなく無意味だと思います)
エアフロセンサーよりも前の部分を一旦取り外して、長すぎるパイプを再度カット。
しかし今回はL字ステーと一緒に安物ではありますが、ちゃんと軽金属切断用のノコギリを買ってきたので、厚みが1~2㎜程度のアルミならばサクサク切れる!
(やっぱり工具って大事です)
さらに1㎝程度切り落として、軽くバリ取りしてからフィッティング。でもまだ長い…。
ラジエターホースにゴリゴリに擦れてしまう。さらにもう1㎝カットが必要か?
いっその事2cmくらいいっちゃう?(大抵、自分が失敗するパターンがコレ)
などと悩んでいるうちに突然の雷雨に見舞われ作業が中断。
雨が止んだところで作業を再開。
結局、都合3回(=約3㎝)アルミのパイプを切り詰めて、ギリギリ1㎝くらいのクリアランスを確保しました↓
横方向から見ると、1㎝程度は隙間があります。(奥の方にのたうちまわって見える配線チューブはDRL兼ウインカー用の配線。これもちゃんと綺麗に整理しないとダメな~。見た目があまりにも悪すぎる…)
ステーはアルミ製のL字金具と、足場などに使う金属パイプを接合するためのクランプを組み合わせて、こんな感じに。↓(ちょっとキツク締め過ぎてステーが曲がった…)
クランプにちょうどよい太さのゴムスポンジのチューブを通して、金属同士が擦れるのを防いでいます。(U字型の方)
ステーが汎用L字型なのでクランプの穴位置を調整すれば、多少の高さ調整が可能になっています。ボンネットのインシュレーターにエアクリ本体が多少当たるのは覚悟で横から見てこのくらいの高さに調整しました。
「オイ、こんなに飛び出していてホントに大丈夫かよ?」ってくらいの高さ。
ボンネットとフェンダーの傾斜角度と比較するとちょっとヤバめですが、ボンネットを占める際の手応えを確認していますが、そんなに抵抗感が無かったので、大きな問題は無さそうです。(少し実際に走行してみて、インシュレーターの擦れ跡や、ラジエターのホースに巻いたクッションテープの擦れ跡を確認して、あまりにも跡が大きいようであれば、もうステーの一穴分、低く調整します)
ちなみにL字ステーには余っていたスポンジチューブの切れっ端(ステーの真ん中にくっついている黒いヤツ)とクッションテープを貼り付けて、アルミパイプの保護をしています。次回L字ステーの長さに合わせたスポンジチューブできっちりと保護する予定です。
こちら側から見るとステーが若干バッテリーカバーの高さよりも上に飛び出しているのがよく分りますが、エアクリ本体はバッテリーカバーと同等の高さで、車体の上下左右、前後方向へのグラつきもなくガッチリと固定できました。
本当はエアクリ本体をもっと下げたいところですが、固定位置を下げると再びラジエターのホースを押しつぶすほど擦れてしまうので、下げられてもステーの穴1個分くらい。
インテークパイプの先端(エアクリ側)の位置が高くなってしまったので、エアフロセンサーのカプラー部分がかなり突起してしまい、エアフロセンサーをエンジン側へ少し寝かせました。
VW/Audi等の2.0TFSIエンジン搭載車種の画像を見ると、どの車もエアフロセンサーの位置が12時方向のほぼ垂直に近い状態で立っているので、実は寝かせ過ぎるとあまり良くないんじゃないか?という疑問も湧いてきました。(停まっているとエンジンからの余熱がセンサーを直撃しちゃうから?)
なぜエアフロセンサーが垂直に立っているのか、どなたか理由をご存知の方がいらっしゃいましたらご教授いただけると助かります。
<今回のオマケ画像> アルミ板 縦30㎝/横40㎝/厚さ1㎜
このアルミ板を使って、エアクリにフレッシュエアを当てるため、エンジンからの熱気を遮断するための遮熱板を制作する予定です。(目下のところ、図面を描いてどう切るか検討中)
ちなみにここまでに掛かった費用
・汎用エアクリキット ¥2,780
・異径シリコンパイプ(80>76パイ) ¥2,400
・ステーもろもろ 約¥800
・上のアルミ板 ¥1,580
・自分でやった加工作業 プライスレス
総額でも¥8,000弱とかなりお安く済んでいます。
もしもこれがNEUSPEED製のP-Floキットを購入したらキットだけで4万チョイ。
(取り付け作業をしてもらえばプラス工賃で5万弱?)
実際に自分で作業した感想&結論
「値段はそこそこ高いけど、大人しくP-Floキット買って自分で取り付けりゃ良かったわ…安全性ってすごく大事…」