
先日、ヒマつぶしで某オークションを眺めていたところ、MY2013のシロッコから取り外されたエアコンコントロールパネルを発見!しかもシートヒーター付き対応モデルです。
以前からシロッコのエアコンの使い勝手には不満を抱えていたので、いつか交換したいとは思っていたものの、出品されるのはシートヒーター無しのコントロールパネルパネルばかり…。半ば諦めていたのですが、今度は逃さずにゲットしました。(しかもかなり格安!)
先週末、モノが届いたので早速交換作業。
先ずは今のパネルを取り外して新旧比較。

当然ですが、外形寸法はほぼ同じなのでネジ穴の位置は同じ。
しかし温度表示部分が少しだけ外側に出っ張っています。 旧型は『DUAL』の表示に対して、新型は『SYNC』になっていて、今までは無かった『MAX A/C』が追加されています。
各種ボタンがやや大型化されているため、やはり使い勝手はかなり良さそうな印象。
何より中央の風量調整のダイヤルは秀逸!
ボタン式よりも素早く直感的に使えるので、こっちの方が圧倒的に便利!
設定温度の表示が一目でわかる!
一気に今までの不満が解消されそうです。

続いて裏面の比較
カプラーの差し込みが左右逆転。二分割されれているカプラーが左側になってる。
更にカプラー上下の向きも旧型とは逆ですが、カプラー自体の形状は同じ。
何の機能があるのかは分かりませんが『凸』の字形のモールドの位置も変更されています。
いつも参考にさせていただいている雅さんの整備手帳では、配線を一本繋ぎかえないと下記の不具合が起こるとの事。(ありがとうございます!いつも勉強させていただいてます!!)
・左右の風量設定が逆転
・エアコンの起動毎に設定がリセット
コレはコレでちょっと面白そうなので、配線をイジらずにそのまま繋いで試してみることにしました。

左右のカプラーが逆転したお陰で左側に差し込まれる二分割の方は若干配線の長さが足りない…と思いきや、ちょっと引っ張ってみたら奥の方で引っ掛かっていたらしく、5cmくらいズルッと手前に伸びてきました。(←純正配線あるある)
しっかりとカプラーを繋いで抜け防止の二重ロック(赤い部分)まで完了。
イグニッションON後、ACボタンと全面吹き出しボタンを同時押ししてキャリブレーションスタート。
押した2つのインジケータランプが交互に点滅して、数秒後に点灯(多分、これでキャリブレーション終了)。
エアコンの温度設定は左右共に『LO』になって、風量は最大。
きっとこの状態が初期設定だと思います。
とりあえず、各種ボタンの操作と、ダイヤルを操作でパネルの機能に問題がないか、一通りチェック。インジケーターランプも温度表示も全て問題が無い事を確認。
きちんと機能するのでコントロールパネルに不具合は無さそうです。
左側を『LO』に設定して、右側は『HI』に設定。
風量もインジケータ3つ分の中途半端な設定。
このままイグニッションOFF。
電装品の通電がカットされるようにキーを抜いて施錠。このまま暫く放置。
メーター中央のMFDが消灯して電装品の残留電力が無くなったのを確認してから再びドアを開けてイグニッションON。
さあエアコンの設定はどうなるか??
「あれ??さっき設定したままになってる…」
先程設定した状態からエアコンが起動。
なぜか期待していた、リセット状態にはなりません…
一応、もう一度キャリブレーションからやり直して、今度は左右別な温度設定にしてから、施錠し15分以上放置して再起動しましたが、やはり設定がきちんと残っている…。
どうやらMYによっては、エアコンのピンアサインの変更は無く、そのまま使えてしまうようです。電装品の型が色々変わっている前期と後期(厳密には中期)の違いとか?
とりあえずこのまま暫くは様子見することにしました。
次の問題はトリムパネル。
ですよね〜。
多分、色んな場所がぶつかってしまうと予想していた通りの結果…。
温度調節のダイヤルはなんとかギリギリ逃げられそうですが、ナビとの仕切り部分も上下の幅が広過ぎて、エアコンのボタンにぶつかっています。
純正のトリムパネルを調べたところ、自分が調べたサイトでは送料込みで1.8万円弱(ブラック、クローム共に同一価格でした)。
納期は在庫があれば1〜1.5ヶ月でドイツから直送されるようです。
た、高すぎる…(汗)
とはいえ、いつも目にする場所なので、ケチるのもなんだか違う気がする。
VWの他の車種はナビとエアコンコントロールの周囲が個別のパネルなのに、シロッコは一体型…。なんて効率が悪い…個別のパネルにすれば片方を交換するだけで済むのに…。
とりあえず純正品を注文するのは最終手段として残しておいて、先ずは代替え案から試してみることにしました。(←”安物買いの銭失い”)
9インチワイドディスプレイオーディオ用のトリム(大陸製)

純正品ほどのフィッティングは期待できませんが、これなら純正品の1/5程度の価格です。納期は注文後、1週間程度で入手可能。(上下の画像は通販サイトから拝借)

しかしあまり価格が安いモノ(\2,500くらいのヤツ)を選んでしまうと、裏側の金属製クリップが付いていないようです。(赤丸の部分)
下の画像は純正トリムを外した時の画像
薄くて小さい『コの字型』の金属製クリップが溶着されているのか、小さな樹脂製のピン(小ネジじゃなさそう)で留められています。 どちらにせよこのクリップを一度外してしまうと純正トリムの再使用は出来なくなりそうな気配…。
二度とエアコンコントロールパネルを戻すことは無いと思いますが、純正トリムはそのまま保管しておきたいので、きちんと金属製クリップが付いているモノを注文。
しかし大陸製なので本当に付いてくるかどうか、正直いってかなり疑わしいです…。
最悪、クリップが付いていなければ別な方法で固定するしかなさそうです。
色はクローム(というかほぼシルバー)と、ブラックの二種類ありますが、なぜかブラックは価格が高く(シルバーの倍以上)、どうやら10インチワイドサイズ対応らしいのでシルバーにしました。
ディスプレイオーディオを取り付ける内側の不要な部分を切り取ってしまえば、多少の隙間ができると思いますが、問題無く取り付けることは可能だと思います。
そもそも多少、切り取りが失敗したところで見える場所ではないし、純正品ほど高くないのであまり痛手にはならない(苦笑)
もしも色が気にいらなければ塗り替えてしまえば良いだけの話です(内装品なので塗装も楽!)

暫くはトリムなしなので、この状態です(苦笑)
<今回のオマケ画像> SA26Jビーノ ナゾのパンク


平日、嫁さんが通勤で使っているビーノ。
先日嫁さんから…
『この前、リアタイヤからバフって大きな音がしてからあまり進まないし、曲がる時フラつくからちょっと見てくれる?』
と言われて、ビーノのリアタイヤを見て驚愕しました…。
ビードが完全にホイールの内側に落ちていて、このままだったら確実にタイヤが外れそうな状態になっています…。(上の画像はエアを充填した後の画像です)
アンタ、ここまでタイヤが外れていたらちょっと変どころの騒ぎじゃないし、一度もコケなかったのはまさに奇跡だよ…。
逆に空気圧ゼロの状態で、タイヤがホイールきちんと嵌まっていなくても走れるんだと感心してしまいました(苦笑)
タイヤに異物が刺さっていたり、サイドに傷が無いか一通りチェックしましたが、タイヤ自体に目立った外傷は一切無し。ホイールにも目視ではクラックが入っている様子はありません…。一体なぜタイヤがこんな外れ方をしたのか謎過ぎる…。
ビードクリームが無いのでタイヤワックスをウエスにとり、左右のビードにぐるっと塗り付けてから、電動エアポンプを繋いでビードを持ち上げるために目一杯空気圧を高めようとしたところ、なぜかいつまで経っても0.5kgから上がらない…。
どうやらエアバルブのコアがちゃんと奥まで押し込まれていないため、エアが充填されないようです。
仕方なくバルブアダプターを使い、手動式のいわゆる”空気入れ”に繋ぎ変えて、汗だくになりながら空気圧が3kgになるまで充填。
タイヤがちゃんとホイールに密着しているのを確認して、空気圧を調整。
最後に中性洗剤を希釈した水を掛けて、どこからも泡が出ないので、漏れが無いのを確認して作業終了。
復旧作業後、3日以上経過しましたが、空気圧は下がっていなので、一応問題は無さそうです。
去年、嫁さんがバイクショップでタイヤを交換後、自分は一度も乗ることなくほったらかしにしていたので詳しくは分かりませんが、ずっと空気圧が低いままで走り続け、走行中のはずみでビードがホイールから外れたのかも知れません。(しかしタイヤ表面の摩耗はそれほどでもない)
どちらにせよ原付の小径ホイールに、いくらショートとはいえ角度のないエアバルブを使うのは、プロとしてセンスが無さ過ぎでしょ…。
空気圧調整のメンテを考慮すれば、L字型のエアバルブを使うのが常識です。
去年、嫁さんからタイヤ交換を頼まれた時に…
「リアタイヤの交換?(面倒だから)バイク屋持ってたら?ウチにはタイヤレンチも無いし、バイク屋の方が原付タイヤの在庫だってあると思うから早いよ」
と自分が面倒くさがってツケがこんなところでまわってくるとは思いませんでした。
少なくともバルブコアは要交換ですが、コアだけ交換するならL字型のエアバルブへ丸ごと交換してしまった方が手っ取り早い気がしてます。
Posted at 2024/01/24 13:57:21 | |
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