• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

13CCZ@ひろしのブログ一覧

2019年11月20日 イイね!

シフトノブの構造勉強会

さて、今回は納車直後から「これは何とかしたい」と思っていたシフトノブ。
後期型のガングリップタイプが付いているのですが、銀色のアルミ箔コーティングが浮いていて一部分が捲れ上がり、手触りが悪いだけでなく箔の切れた部分がちょいちょい手に刺さります。実にこれが結構痛い。おまけに不意を突かれるのでびっくりする。

自分は32Rに乗っている頃からMT/AT関係なく、運転中は癖で左手は常にシフトノブを握っているため、不愉快極まりない状態です。

で色々VWユーザーの方々の整備手帳を拝見して、シフトノブを分解。
ラッピングしてみることにしました。

本来こういうネタは整備手帳にアップする方が良いのだとは思いますが、手順を踏んだ写真も撮っていないので、ブログネタにした次第です。

で、いきなりバラバラ写真。(丸付数字は取り外す順番です)

alt

まずシフトノブ中央部①のカバーを上の部分の隙間に細いマイナスドライバーを突っ込んで持ち上げます。カバーのツメの構造がシフトノブ根元側に差し込まれている状態なので上からでないと取り外せません。

①のカバーが外れると中央部の構造が見えるようになるので、両サイドについている②のカバーのツメ3か所の内、上とノブ後ろ側の2か所にアクセス可能となり、これも細いマイナスドライバーを使ってツメを外すと簡単に取れます。

問題は③のブーツとシフトノブの根元を固定している樹脂パーツ。
シフトノブの軸にあたるボタンのある中央のパーツに対して、上向きに下側からかなりきつくはめ込んであるので、ちょっとやそっとじゃビクともしません。

軸になるパーツの先端が四つ割のツメになっていて、③の樹脂パーツが嵌っています。先端部分のツメを内側へ押し込みながら、③のパーツを押し下げつつ回転させると取り外せるようなツメの形状です。


ここで事故発生。


4分割になっているツメの先端を無理にラジペンで挟み込んでいたため、2本同時にツメが折れてしまいました…。もうここまでくると後には戻れません。

もともとシフトノブはいつか交換しなければならないと思っていたので、構造と動作の勉強がてら分解作業は強行します。

その前に、シフトノブ中央部分の先端にあるツメが折れてしまった事による不具合がなんなのかを調べてみたところ、その直下に差し込まれているラッパ状のパーツ(③のパーツの右となり)がハマらなくなる事。

このラッパ状のパーツの役割はシフトレバーからノブがすっぽ抜けるのを防止するためのものようですが、余程のチカラを込めてシフトノブを上に引っ張り上げなければ、すっぽ抜けるようなことは無さそうです。

しかし不思議なのがこのラッパ状のパーツはVWでも車種によって付いていたり、付いていなかったり…。
さらに詳しく調べてみると、シフトノブの抜け防止の方法は、このラッパ状のパーツだったり、金属製のスリーブをカシメて抜け防止をしていたり、どうやら車種と年式によって様々なバリエーションが存在するようです。

とはいえ、もともと付いていたものを取り払ってしまった挙句、不測の事態が起きて事故ったのでは目も当てられない。早急に対処しなければなりません。

さて、話が逸れましたが再び作業に戻ります。

ノブ中央部先端にあるツメが折れた事態で、ブーツを留めている樹脂パーツを外すことに成功しました。ここまでくれば、全バラまではもう簡単。

④の下からノブを支えているパーツは軽く留まっているだけなので簡単に抜けます。

④のパーツが取れるとボタンが付いているシフトノブの軸となるパーツを両側からサンドイッチしている⑤のパーツは4カ所のツメで留まっているだけなので、折らないように注意しながら外します。(コレも1本折りました…)

これで全バラ完了。

ノブの軸となるボタンの付いたパーツを中心に両サイドの⑤のパーツと受け皿と全部を一体化させるための④のパーツ。①、②はカバーなので単なる装飾パーツ。
あとはブーツとシフトノブを結合させるための樹脂製の③のパーツとブーツの留め具となる輪。さながら”シフトノブの3枚おろし状態”といったところでしょうか?

内部構造がよく見えると、シフトノブのボタンが押された時にどんな動きでシフトを変える事ができるのかがすごく気になる…。
更にレバーから外した状態でボタンが押されると、なぜシフトレバーのシャフトに差し込めなくなるのかを見てみたい…。

ということで

敢えて禁断のシフトボタン押し実行

シフトノブのボタンは軽く押せば引っ込むのかと思っていたのですが、、車体のシフトレバーにノブが刺さっている状態よりも、強いチカラじゃないとボタンは押し込めません。

写真を撮り忘れましたが、ボタンの裏側には先端に直径3mm程度の金属製の棒が差し込まれたL字型のパーツが引きバネでボタンの動きを操作しています。

「どうしてこれがボタンと連動してシフトレバーが操作できるんだろう??」

またしても余計な疑問なのか単なる好奇心が湧き上がってくる。

疑問に思ったらすぐ実行が自分のモットー。

シフトノブの中央パーツだけの状態でシフトレバーに差して、操作してみました。

それがコチラ

alt

車体側シフトレバーの中心には先端に穴のある樹脂製の棒が伸びていて、その穴にボタンの裏側にある金属の棒がはまっています。(はまっているというよりも引っかかっている程度)

シフトレバーのボタンが押されていない状態では樹脂製の棒が降りていて、シフトが固定される仕組みの様です。

ボタンを押す事により、金属棒が付いたL字型のパーツがテコの原理でシフトレバー中心にある樹脂製の棒を引き上げ、シフトがロック状態から解除される仕組み。
(文字だけで説明するのはすげ~難しい)


ちなみにエルグランドのシフトノブも分解した事がありますが、E52のシフトレバーもほぼ同じような2重構造になっていて、レバーが中空の金属棒で中心にシフトロックのための樹脂製の棒が生えていました。
VWと違うのはノブのボタンが引きバネではなくて押しバネ構造になっていて、ボタンを押すとレバーの中心にある樹脂棒が押し下げられてシフトロックが解除される仕組み。

日産はボタンが押しバネ、シフトをロックする棒が引きバネ。
VWはボタンが引きバネ、シフトをロックする棒が押しバネのようです。

構造上、どちらが正解か?多分、どちらも正解なのでしょう。もしかしたら、逆に正解は無いのかも知れません。
というのも、引きバネは金属疲労に弱いし、押しバネも長年使い続けていると反発するチカラが衰えてきて伸びきらなくなってしまう…。どちらも構造上の問題点はあります。
だから最近のクルマにはシフトレバー自体が無くて、全てボタン式のクルマが増えてきている理由の一つなのカモ知れません。

さて、またまた話が逸れてしまいました。


問題になっていたアルミのコーティングが浮いてしまい捲れ上がった部分を全て除去するとこんな感じです。

alt

常に人の手が触れる部分なので、汗だったり真夏の高温で接着が弱くなった部分から浮いてしまうのでしょうか?よく見ると長年浮いていた所が少し黄色く変色しています。

で、最終的にこうなりました。

altaltalt

余っていたシルバーカーボン柄と普通のカーボン柄のシートを使ってラッピング。
パーツ自体が小さいので、やはり多少シワが出ちゃいました…。
(シフトボタンとノブの根元は形状的にシートを貼り付けるは無理なのでやめました)

車体に戻した状態がコレ

alt

一晩経つとシートが縮んでシワがすげー目立つ。おまけにシワのお陰で結局手触りが悪い…。夜な夜なドライヤーを駆使して苦労した作業は一体何だったんだろうか…。
とはいえ、新品ノブが届くまでの期間限定仕様なので良しとしましょう(無理やりポジティブシンキング)


全ての作業が終わったところでVWのシフトノブの脱着方法を調べていたら、かの有名なマニアックスさんのブログで、シフトノブの丁寧な交換手順や、ボタンを押してしまった場合の対処方法まで、詳細に紹介されているではありませんか…。

大方、自分が踏んだ手順自体は間違っていなかったけど、もっとよく下調べしていれば、ツメを折ることも無かったかと…。前回のバッテリーターミナルに引き続き、またもや後悔先に立たずですね。



<今回のおまけ> テールランプのラッピング

alt

テールランプ上側の黒い樹脂部分が経年劣化によって、極僅かではありますが薄っすらと白化してる事に気がつきました。雨が降った際、雨水が流れる部分なので経年劣化は仕方ないと思います。

というわけで劣化防止を兼ねて、ここもラッピングしてみました。
(単純にちょっとやってみたかっただけという話)

alt
alt
 

V字型になっている谷の部分は適当に貼ったためか、シートが縮んでくると少し浮いてしまっています…汗(引っ張り過ぎですね)
Posted at 2019/11/21 11:10:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | いじくり日記 | クルマ
2019年11月11日 イイね!

余計な移植

最近、仕事が休みの日は常にクルマいじりしていて、いじるための時間が幾らあっても時間が足りません。

この土日も2台洗車したり、仮配線の状態だったシロッコのドライブレコーダーの電源や、レコーダー付属バックカメラの映像切り替え用電源の配線、レコーダー付属GPSの配線をきちんと処理してみたり、何かとDIYの作業に追われていました。

ついでに32R時代から使い続けていて、効果があるんだか無いんだかわからないホットイナズマをエルグランドから、シロッコへ移植してみました。

alt


シロッコのバッテリーターミナルボルトを外す際、ナットが抜け落ちないようにするためなのか、ボルトのネジ山が先端部分でワザと潰されていて、ナットがある程度の所までしか緩みません。

そんなのカンケーねー!とばかりに、締め込まれていたナットを使って無理やりタップを切り直しながらボックスレンチでナットを緩めていたところ、

とんでもない事故が発生

ターミナル+側のボルトがターミナルの留め金部分を削ってしまい、クルクルとも回りしてしまう状態に陥りました。

途中でボルトのアタマがターミナルを削りながら回ってしまう事が判ってからは、とも回りしないように気を付けながらやってはいたものの、焦って慌てて作業したバチがあたりました。

「かなりやっちまったレベル大だな…汗」

今度は逆にナットを締め込もうとしたら、ナット自体が回らない。
どうやらボルトへ無理やりチカラを掛けていたため、ボルトが途中から曲がってしまったらしいのです…。

「超どピンチ!!!まぢでスゲーヤバイ…。弱った。これ以上緩みもしないし、締め込むこともできない…。
どうしたものか…。あ~まぢで余計なコトをしなきゃよかった…」

と後悔したところで時既に遅し。後悔先に立たず。
大抵、自分が失敗するパターンはコレ。

かつて、何か変だと思いながらもマツダ用のピッチの違うホイールナットを32Rへ締め込んで、大惨事を起こした前科があります。(結局この時は途中で気がついて、ショップに直ぐ相談して、32Rのハブボルトを総交換してもらい、事なきを得ました)

とりあえず、バッテリーターミナル用に使用される四角アタマのボルトの在庫は持っている。この曲がってしまったボルトはどのみち再利用は不可能。

ならばブッた斬る!!

という訳で、曲がってしまった部分からボルトを切除して、別なバッテリーターミナル用のボルトへ交換する事にしました。(超焦って作業していたから、写真を撮る余裕はまったくナシ)

ターミナル用のボルトはあまり硬くないので簡単に切れて、無事に新しいボルトに交換完了。
ホットイナズマの端子をターミナルに咬ませるにあたって、少しでも導通が良くなるように銅製ワッシャーを挟み込んでみました。

こうして、効果のあるんだか無いんだかワケのわからないパーツ移植のために余計なコトをしてしまい、激しく後悔しつつもまた改めて

無理やりは絶対ダメ!

と、反省しております。


<今回のおまけ>

流石に2台同時の洗車は疲れる。

alt

Posted at 2019/11/11 16:53:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | いじくり日記 | クルマ
2019年11月06日 イイね!

分解授業

分解授業
昨日は天気も良く、仕事も休みだったので朝からシロッコの各種分解実習授業をしてみまっした。

1時限目 エアインテーク

エアクリの交換方法は既に学習済みですが、エアクリよりも前の部分。フロントグリルからエアクリまでの間がどういう構造になっているのかを学習するため、まずはじっくりと観察。

「ふ~ん、3分割なのね。ボルトで留まっている部分はほとんどないみたい」

フロントグリル裏側にある2か所のタッピングビスを取れば簡単に外せました。
どうやら片方のビスは無理に締め込み過ぎたため、一度破損した痕跡があり、ボンドを付けてから締め込まれたような感じになっていました(苦笑)

で、外しついでにボディ用シャンプーを入れたバケツに付け置きしてから丸洗い。
その後、天気が良いので天日干し。
alt

ちなみに樹脂パーツはメラミンスポンジを使って洗うと油汚れも綺麗に落とせます。メラミンの白い粉が樹脂の表面に付着する事がありますが、拭けば綺麗になるので全く問題ありません。

乾拭きしたらこれでもかっ!ってくらいアルミテープを貼り付けてやりました。効果のほどは期待していませんが、全く効果が無いワケでもないらしいので、”やらないよりはマシ”くらいに思っています。
alt

アルミテープ自体は100均で購入した安物なので、当然ながら粘着面に導通性がありません。そこで導通性を確保するために端っこをちょっとだけ三角折してありますが、これも気休め程度でしょう(苦笑)
とにかく、ボンネットを開けた時にあまり目立っては欲しくないので極力見えない裏側の部分だけに貼りました。(アルミテープがやたら目立ってるいるとなんだかビンボくさい)


インテークを元通りに戻したら
2時限目 テールランプユニット分解

インテークを分解洗浄している間に、先日Amazonで注文しておいたブツがちょうどタイミング良く届いたので、バックランプをLEDに交換できました。
 
alt
 
本当はテール、ウインカーも全部ごっそりと一気にLED化したかったのですが、一気に全部注文すると絶対に”ウチにいるおっかない人”にぶっ飛ばされるので、ちょびっとずつ交換することにしています(苦笑)
その中でも暗くて使い勝手の悪いバックランプから優先してLED化に着手しました。

ブツのアップはこんな感じ。
alt

なんだかよくわからないメーカーでしたが耐電性の袋に入れられていて、安物の割にはちゃんと作り込まれている様子。ボディもアルミ製で放熱性がありそうだし、無極性&キャンセラー内蔵で2,000円なら許せる範囲のお値段です。
これも詳細はレビューにアップする予定です。

テール周りも分解ついでに溜まった汚れを綺麗に落としてから元通りにします。

しかしテールランプユニットの脱着で思ったのは、自分がひいきにしている某国産車メーカーと違って、驚くほど整備性が楽だということ。(部位にもよるんだとは思いますが)

やたらめったら隠れた場所に潜んでいるボルトやナット類を外しまくらないと、パーツの脱着が出来ないとか、エンジンルームに手を入れる隙間た見当たらないないほどギッチギチに詰め込み過ぎ!なんて事がないのは本当にありがたい。

「この瞬間(=整備性の極悪さ)が〇〇車だね」などと、当時流行ったCMのキャッチコピーを皮肉ったものです。

逆にシロッコは「え?!こんな簡単に固定されているの?」ってくらい、華奢な感じがするので、無理にチカラをかけるだけで簡単に壊れてしまいそうです。(組み立てラインの作業時間を短くするための合理主義?)

シロッコ以外、ちゃんとバラした事がないので判りませんが、昔友人が所有していたフィアット・パンダ(初代)はフツーに走っているだけで、車内のあちこちからガタピシと異音のオーケストラ状態。
その友人曰く『クルマがボロいし、組み立てとか、取り付け方が適当だから仕方ないんだよ』との事。取り付けが甘すぎて、ドアを開けようとしたら、ドアノブが取れてしまったなんてマンガみたいな話さえあったらしいです。

話が若干横道に逸れてしまいましたが、シロッコも特にテールランプユニットの基盤部分を留めているツメとか、簡単に割れそうです。
alt
そのうちコイツら(豆電球)は必ず全部駆逐してやる…

シロッコ乗りの先輩方の情報で電球の規格は一応分っているつもりですが、とりあえず一回外してピン角チェック。
ストップランプはS25シングルのピン角180度(BA15S:P21W)で、ウインカーがS25シングルのピン角150度(BAU15S:PY21W)でした。

テールを元にもどした次の作業は、事前に取り外してからカーボン柄のラッピングを施していたリアフェンダーモール?を取り付け。
alt

車体に取り付けた時、見えなくなる部分は超適当な貼り方です。

alt
かなり適当に貼った割には、実際に取り付けてみるとさほど見栄えは悪くありませんw

樹脂の表面に施されているコーティングが少し剥げかかり劣化しかけていたので、これ以上は劣化しないでしょう。

ラッピングフイルムといえば、以前買い置きしていたのが大量に余っていたので、こんなところも貼り付けてみました。アクセル右側の樹脂カバー部分。
alt
光の加減なのか、浮いたような見え方になっていますが、一応綺麗に貼れてます。
足が当たる部分なので汚れるし、樹脂パーツは簡単にキズが付きやすい。

エルグランドのセンターコンソール側、足踏み式のパーキングブレーキペダル真横の樹脂パネルに靴が擦れてキズだらけになっている経験から、キズが目立ちそうなところは先に予防してみました。



そして本日の最終授業 
3時限目 リアハッチ内張り分解

alt

これまた予めネットでリアハッチの内張りの剥がし方等を勉強していたのですが、留められている金属クリップが頑丈過ぎてなかなか外れず、超苦戦しました。

内張りを壊さぬようにいろんなサイズのリムーバーを使いながら、ちょっとずつ隙間を覗き込んではゆっくりとチカラを掛けていく感じ。
昨日はそうでもありませんでしたが、特に冬場は気温が低いので、樹脂も硬くなり無理やり一気にチカラを入れると一発で割れてしまいます。

ちなみにLEDバックランプと一緒に注文しておいたドライブレコーダーのリアカメラを通すために、急遽3時限目の実践授業となったワケですが、上の状態になるまで一時間以上も掛かっています。

その原因をつくったのはコイツ↓
alt
問題の内張りを留めるために使われている金属の楔形クリップ。

やっと内張りが外れた!と思ったら、この金属クリップがボディ側の板金部分に残ってしまい、どうにもこうにも取れそうにない。

いくら内張りの中で見えないところとはいえ、板金部分で塗装されているから、あまり無理やり外してキズをつけたくない。

何とかキズをつけずに外そうといじくっていたら、リアハッチの板金が袋状になっている奥へ(リアウイングの直下)落ちてしまう非常事態が発生しました。

1個落としてしまえば、何個落としても同じ!

中へ落としてしまった方がよっぽどキズが付きにくそうだし、見えている部分から取るよりも簡単なので、残った3個の金具を全部同じ方法でわざと内側へ落としてしまいます。
その後で、金具を救出するために配線通しの先端に両面テープを付けた”自作SST”でピックアップしました。(後々、よく考えてみたらこの金属クリップは鉄製なので磁石タイプのピックアップツールを使えばもっと簡単だったハズ…)

リアハッチから車内へ引き込むジャバラのゴムチューブにも若干苦戦させられましたが、エルグランドの時に経験していた配線を通す時のコツが役立ち、何とかあまり時間を掛けずに終了できました。

ここまでくれば後は簡単です。
バックカメラやドラレコの配線処理のポイントは”必ず本体に接続する側の端の長さを決めてから、ピラーやウエザーストリップの中をリアカメラや電源接続部分方向へ向けて作業する事”です。

普通、リアカメラを設置したらそこから順次車内に向かって配線が見えないように這わせて作業してしまいがちですが、最後に配線が長すぎて大量に余ってしまうのを避けるためです。
実は過去に何度も何も考えずに作業をして、最後本体に接続したら配線が大量に余って隠し場所に困り、もう一度やり直すハメになった経験があります(苦笑)

で、この配線をピラーやゴム製のウェザーストリップへ潜り込ませる時に役立つのが、100均で売られている、パテや紙粘土用のプラスチックのヘラ

軟質プラスチックだからキズを付けることもなく、チカラを入れ過ぎても適度にしなるのでとても使い勝手が良い。幅や形も大小さまざまな種類があり、配線を隠す場所の形状に合わせて使い分けできるため、何種類もそろえて持っています。(写真を撮るのをわすれたので、そのうちパーツレビューにでもアップします)

ドライブレコーダー付属のGPSはまだ設置してはいませんが、本体の取り付けはこんな感じです。ルームミラータイプのドライブレコーダーです。
alt

一応ノイズ対策はされているようですが、価格から考慮するとあまり信用できないため電源ケーブル、バックカメラの配線ケーブルの根元ににフェライトコア磁石を付けてノイズ対策をしてあります。

ドライブレコーダーの詳細についてはレビューにアップしますが、これも安かった割には鏡が少し青味かかっていてどことなく高級感があり、周囲のフレーム部分も目立たず見た目がすっきり。安かろう悪かろうではなさそうな感じです。

ミラー内の映像を自動でバックカメラの映像に切り替えるための電源は、バックランプの配線から分岐させるようですが、電源の取り方を工夫すれば常時後方監視用モニタとしても使えそうな感じです。(説明書をちゃんと読んでいないから、最初から車両後方の映像が常時表示させる機能があるカモしれませんが…)



<久しぶりに 今回のオマケ>

その1 なんちゃってナンバーセキュリティボルト
alt

六角の皿ボルト(M6×20)に飾り用のローゼットワッシャーを組み合わせてみました。
ボルトはステン、ワッシャーはメッキ加工がされているのでサビに強く、パッと見の印象は、セキュリティボルトに見えなくもない印象。
しかし実際は六角なのでボルトをトルクスに交換すれば、より一層なんちゃって感がアップしそうです。(フロントはもう片方が一応、ちゃんとしたセキュリティボルトになっているから必要ないとは思いますが)


その2 取り外したタッピングビス
alt
先日、リアハッチのダンパー部分に使われているボルトが錆びるという話をアップしましたが、タイヤハウス内にはこれと同じ鉄製のT20トルクスタイプのタッピングビスが無数にいます(たぶんフロント片側で7個。リアは片側4個?)

で、当然タイヤハウス内なので錆びる。
錆び対策として、同じサイズ(5×16)のステンレス製のタッピングビスに片っ端から交換しました。(気が向いたらそのうち画像をアップします)

Posted at 2019/11/06 18:21:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | いじくり日記 | クルマ
2019年11月02日 イイね!

この人 一体、何者だ?

最近、自分が乗っているシロッコのお話ばっかりなので、
今日はちょっと違う内容です。


自分の会社の直ぐ近くにあるタバコ屋さん。
おじいちゃんとおばあちゃんの二人だけで営んでいる、町角の小さなさなタバコ屋さんです。

そこへたまに、見るからにお金持ちそうな感じだけど、まるで嫌味の感じない上品で紳士的な男性が、朝の通勤途中なのでしょうか?
タバコ屋さんに置いてある灰皿の前で、一服されている事があります。

いつも仕立ての良いスーツだったり、みるからに高級そうなジャケットをお召しになっていて、明らか50代以上の自ら会社を経営している、いかにも社長さんといった印象。

自分がそのタバコ屋さんの角を曲がって会社へ向かう時間と、その紳士が一服されている時間がちょうど重なるようなのです。

と、ここまでは別になんてことはない、朝の通勤時の話なのですが、



その紳士のクルマが ”常に凄い” のです。




その紳士が一服しているすぐそばには、いつも乗ってきたクルマが停まっています。

今朝はパナメーラGTSでした。

前回見かけた時は911か718のどっちかだったと思います。

またある日は現行A7スポーツバック。

また別な日にはカイエンだったり、メルセデスのかなり上級モデルだった日もあったかと思います。(なんとなく自分の記憶ではポルシェが多めのような…)



とにかく日によって、服を着替えるかの如く、乗られているクルマがどれも
”超”がつくほどの高性能輸入車ばかりです。



「一体、この人 何者なんだ?? 
いったい何台こんなすごいクルマを持っているんだろう??」


まぁ、お金持ちでクルマ好きな方なら、こういう方がいても全然おかしくはない。
早々無い話でもありません。
しかし自分がわざわざ日記にまで書いた理由は、



自分はこの紳士を、なんとなくどこかで見覚えのあるような気がするのです。



しかし何で拝見したのか、さっぱり思い出せない。
TVか雑誌か、何かのメディアだったような記憶が朧気ながらにあるような、無いような…。


当然、あまりジロジロ見るのも失礼なので、いつも通り過ぎ際にチラっと横目で見るだけなのですが、果たしてどこでお見掛けしたことやら。

それとも単なる自分の勘違いで、本当に単なるクルマ好きなお金持ちの社長が、自分の道楽で何台もの高級車を所有しているというだけなのか…。


とはいえあまりに気になって久しぶりにお見掛けしたから、試しにネットの画像検索で『モータージャーナリスト』をキーワードに何気なく調べてみたら…


「あ…多分、この人じゃ…汗」


髪型とロマンスグレーな感じがかなり近い、某有名モータージャーナリストの画像を発見しました。
この方を中心にネットの画像検索を続けて、他にもいくつか見てみると…


「やっぱり、かなり似ている気がする…汗」


次に最近の愛車が何なのか?背格好、住んでいる場所、挙句は通勤手段や通勤経路まで、思いつく限りに手あたり次第検索してみましたが、詳しい情報はわかりませんでした。

当たり前ですが、いくら自動車評論家といえど、あまり詳しい内容は個人情報になので、ネットを使ってちょっと調べたくらいで判るハズがありません。
むしろ有名人だけに、そういった類の情報には人一倍気を遣われてている事でしょう。

しかしネット検索で見つかる画像は、どれもカジュアルな服装ばかり。
お見掛けするいつもの出で立ちとはだいぶ違い、同一人物なのか、全くの別人か今一つはっきりしないし、間違いなく同一人物だという確信も持てません。
ですが、分かった事が一つだけ。


どうやら自分と同じく、ドイツ車がお好みのようです。


確かにイタリアやフランス、イギリスなどメーカーの車が停まっていた記憶があまりありません。
いつも近くに止まっているクルマは、派手な排気音のする生粋のスポーツカーではなくて、静かに滑り出すような走り方をする高級サルーン系が多いような気がします。

こんどお見掛けした時は、自分も一服するフリをして、じっくりとクルマを観察させていただこうか?

とはいえ、穏やかな朝のひと時を、見ず知らずの他人に邪魔されるのは、当然あまりいい気はしないと思うので、少し離れた場所で自分も一服しながら、目の保養になりそうな超高級車を一緒に眺めさせていただこうと思ってます。
Posted at 2019/11/02 14:29:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

基本的にここは自車のメンテ、パーツ取り付け備忘録として使用してます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/11 >>

     1 2
345 6789
10 111213141516
171819 20212223
24252627282930

リンク・クリップ

愛車一覧

フォルクスワーゲン シロッコ フォルクスワーゲン シロッコ
<2020.8.26更新> もうこっちしか運転しないので、サブからメインに昇格です。 ...
日産 ルークス 日産 ルークス
E52から乗り換え(なので基本的には嫁さん用)。自分のクルマ人生初の軽自動車!しかし普通 ...
ヤマハ ビーノ デラックス ヤマハ ビーノ デラックス
結婚前まで嫁さんが乗っていた原付。 結婚後は嫁さんのお父さんの通勤時の足でしたが、再び嫁 ...
日産 スカイラインGT‐R 日産 スカイラインGT‐R
購入時フルノーマルの状態から、フレームが歪む事故も経験したけど20年近くかけて推定400 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation