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13CCZ@ひろしのブログ一覧

2024年09月24日 イイね!

期間限定剥き出しエアクリとサビ対策

3連休中日にシロッコのエアクリを剥き出しタイプへ交換。
但し期間限定です。

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期間限定の理由はコレ↓
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配線トレイがメインに見えるけど、メインはDSGのミッションマウント

最近、車体の前後方向へ少し大きめの加重移動をするたびにどこからともなく『コンッ!』という異音が聞こえてくるようになりました。

ワザと急加速と急減速を繰り返して異音がする箇所がどこなのかを確認すると、どうやら車体左側前方のフロア付近のようです。

フレームのようなかなり硬いものを叩くような打音。
(それほど振動は出てないというか、走っているので振動しているかわからないけど、音からしてそれなりに振動しているハズ)

ゆっくりとした加減速では異音はせずに、急激な前後方向の加重移動でしか異音が出ない。試しにステアを左右に切って車体を勢いよく振っても音がしたり、しなかったりする状況…。
稀にそこそこの横Gを残しながら左コーナーでシフトアップすると、ギア抜けする時がある…。(決まって左旋回時だけ)

最初は左フロントのアッパーマウントのヘタリを疑ったのですが、オイル交換の際、下回りをチェックした時に足まわりのブッシュやアーム類にはガタつきが無かった。

そもそもアッパーマウントがヘタると、ちょっとした路面の凹凸でもゴトゴトする異音が出るハズなので、足回りが原因ではなさそう。

となるとやはり、ミッションマウントがどうも怪しい…。

ミッションマウントを確認するにはエアクリを外して、バッテリーをトレイごと降ろさなけれ見えない…。
というわけで、仕方なくバッテリーとエアクリのバラシ作業をしたわけです。

流石に何度もバッテリーや、エアクリボックスはバラシているので、ものの15分くらいでミッションマウントとご対面。

自分のシロッコは2.0なので、事前にパーツリストで確認していた通り、ミッション取り付け部がボルト3点支持のマウントでした。

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画像の左がバルクヘッド側。右が車体前方(ヘッドライト側)

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この隙間はあってもいいのか??(たぶん、良いわけがない)
たぶん、奥の方までゴムがちぎれているような気がする…。

右側のゴムブッシュはアウターの金属フレームにゴムがしっかりとくっついていますが、左側には金属フレームとの隙間が数ミリ。
しかもかなり深く、奥が見えない…。

ところが最近で断裂したような形跡ではなく、最初から少し隙間があったようにも見える…。
一応、渾身のチカラを込めてゆすってみましたが特にグラつく様子もない。
(車体に載った状態で人が揺らした程度じゃ動くはずもない)

「む~ん…これで問題は無いのだろうか?」

やや疑問に思いつつ、反対側のエンジンマウントも確認。

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見える範囲では特に亀裂もなく、妙な傾斜も無さそうなので多分問題なさそうな感じ。

エンジンマウントは目視では特に不具合は無さそう。
むしろ妙に綺麗な感じの方が違和感を感じるほど。


ついでにドレンのオイル漏れの確認ついでに、フロントだけ持ち上げて下へ潜り、ドッグボーンのブッシュもチェック。
このブッシュはフロントメンバーに圧入されているので、もしも交換するとなると大事。
工賃もかなりかさむので、

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ロア側しか見えませんが、ここも特に亀裂等は無し。
亀裂が入る前にインサートキットを入れて補強しておくのも一つの手カモ?

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ドックボーンのリンク部分
多分、上から垂れてきたであろうオイルでベタベタ…。しかしほどよくゴムの保護剤になっていそうな気がする(苦笑)
ここも特にブッシュの切れ等は無し。

いつもお世話になっている秘密基地の常連さんが乗っているゴルフIV R32のエンジンマウントはブッシュが完全にちぎれて車体から取り外しただけで、軸の部分がもげて落ちたという話。(V6エンジンの純正マウントは片側だけで5万もするらしい…冷汗)

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先日、ボルト穴周辺の凹凸を磨いて補修した箇所。
どうやらもうオイルの漏れや滲みは完全に収まった模様。
純正ボルトじゃなくても漏れなくなったのでラッキー♪

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エンジンの熱でボロボロになっていたオイルレベルセンサーにつながっている配線のコルゲートチューブも一旦除去して…

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新品に交換。
それにしてもオイルパンを留めているボルトのサビが酷い…。

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とりあえずバッテリーを戻して、純正エアクリは取り付けが面倒なので、剥き出しタイプを仮設置。
少しだけ涼しくなってきたので、久しぶりに剥き出しエアクリにして、純正交換の高効率タイプとの違いを楽しもうかと思います。(殆ど差はないけど、剥き出しの方が僅かにパワーが上がっている感じ)

とはいえミッションマウントを交換したら、再び純正ボックスタイプのエアクリに戻す予定です。(なので剥き出しエアクリが期間限定装備)


フロントの確認作業が一通り終わったところで今度はリアまわり。

秘密基地でリフトアップした際、リアメンバー周辺のサビが気になって、特にリアのスタビブラケットを抑えているボルトは軽く突いただけでもサビがボロボロと崩れてくる状態↓

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次は超サビッサビになったボルトの交換作業。

流石に車体の真下に上半身が完全に潜ってしまうので両側を油圧ジャッキで上げた後にウマをかまして絶対に自分の上には落ちてこないように固定。
前輪も一応、駆動軸なので動くことはないとわかっていても怖いから輪留めをしっかりとかけて車体がぐらついても動かないのを確認してから作業開始。

サビが原因でトリプルスクエアのM10ビットがちゃんとハマらない…。
サビでボルトが固着しているし、ボルトのアタマが折れたら超面倒なことになるカモ知れない…。そもそもトリプルビットの山がサビで崩れて丸い穴になってしまったりするカモ知れない…。

とりあえずボルトが貫通している反対側から気休め程度に潤滑剤を吹いて暫く放置。
もしもボルトを舐めたり、回らないようだなら潔く諦める覚悟ではいたのですが、ビットをプラハンでボルトのアタマへ軽くたたき込み、ラチェットでゆっくりとチカラをかけるとボルトがゆっくりと回り出したのでラッキー。

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まずは1本交換完了。
ブラケット下側のボルトは表面についているサビをガシガシと削り落としてみたら、今度はすんなりとビットがちゃんとハマってくれたので、右側のブラケットボルトは問題なく交換できました。
表面のサビだけ落とせばボルト自体はそこそこまだ生きているっぽい。

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一応、締め込んだ後にホワイトマーカーで緩み防止のマーキング
この画像で見える範囲だけでもまぁまぁなレベルのサビ具合…

交換用に用意したボルトは近所のホームセンターで売っていた、普通のM8×30の六角フランジボルト(ピッチは普通の1.25)
ストレスが掛かる場所なので、若干ボルトの強度が心配ですが、建築資材用だからたぶん大丈夫でしょう。(←自己責任)

ボルトを1本ずつ交換すればいきなりスタビが外れるようなこともなく比較的安全。
ブラケット上下のボルトを同時に外すとブッシュの張力が働いてボルトがハマらなくなったりするので必ず1本ずつ外してはめるようにしました。

右リアは簡単なのですが、問題は左リア。
ヘッドライトのレベライザーが邪魔をして作業をするスペースがとれない。

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グリーンの樹脂パーツがレベライザーのリンク部分。
このパーツのすぐ右側(後部座席側)にスタビブラケットがいます。
それにしてもステーのサビが酷い…。

仕方なく、レベライザーのロアアームにつながっている樹脂製ピロボールを壊さないように外してから、レベライザーが邪魔にならないように避けてボルトを交換。

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別角度の画像(交換後)
リアメンバーの溶接部とかサビててかなりヤバそう…。

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ボルトを交換した裏側はこんな感じ。

純正ボルトよりも2mmほど長くなりましたが、貫通しているので特に問題は無し。
ボルト交換ついでにブラケット本体とスタビブッシュもも交換しようと思ったのですが、ブッシュのヘタり具合を見た感じでは、特に問題は無さそうだし、そもそもスタビを素人が下手に弄ると痛い目に遭うのを知っているので、今回はサビで外れなくなる前(半分外れなくなってたケド)に予防交換しておきました。

ちなみにコレ↓が外したスタビボルト
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貫通して飛び出た箇所はボルトを抜き取る途中で、ネジ山がサビで崩れ空回りするところもありました…。(ほとんど外せなくなる寸前)

自宅の近所は融雪剤を撒くようなことは殆どないので、おそらく前オーナーか、前々オーナーが乗られていた地域は冬になるとそこそこの積雪がある場所だったのだろうと思います。

今回の画像でもご覧いただいたように、特にリアメンバー回りのサビが凄いことになってきたので、近々、大々的にさび落としをして、サビチェンジャーを塗ってからシャシーブラックを吹き付けておこうと思ってます。


Posted at 2024/09/24 19:38:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | いじくり日記 | クルマ
2024年09月17日 イイね!

オイル漏れ再び…

先週、ドレンボルトのパッキンがダメでオイルが漏れたシロッコ。
ドレンボルトのパッキン交換後、3日間は経過観察をしていたのですが、特に漏れている様子はなし…にも関わらず、先週の土曜日に見てみたら…

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また漏れてるじゃん…(汗)
外側の大きなシミは前回漏れた時のシミで、中心の少し色が濃くなっている部分が今回の漏れで出来たシミ。
直径にして3cm程度なので、前回の漏れよりはだいぶ少量になった模様。
おそらく雫になったオイルが2~3滴垂れたような感じ。


というワケで、再び秘密基地へ。
今週はリフトが使えたので、早速リフトアップしてオイルパンのドレン周辺を確認してみると…

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まぁまぁのレベルで漏れてる…(汗)
信頼性の高い純正ドレンボルトと銅ワッシャーの組み合わせでもNGでした…。
もしかしたら、社外のチタンボルトに交換して、ドレンのネジ径を純正よりも広げてしまった可能性も考えられる。(純正ドレンボルトを外す時に軽く外れる感じ)

さらにパッキンは銅よりも柔らかいアルミ製に交換しつつ、ドレンの穴周辺を徹底チェックすることにします。

ドレンボルトを外すとパッキンがオイルパンに接触していた周辺に指で触ってもわかりにくいほどの目視では絶対にわからない僅かな歪みを確認。さらにパッキンを少しオーバートルクで締めすぎた極僅かな段差が出来てしまっているような感じ。
おまけにボルトの頭が当たっていたと思われる外周は少しザラザラしている。

とりあえず、またしても一旦、オイルを全部抜き取って、ドレンのネジ穴周辺を砥石で平らに磨き、今度はオイル交換前まで漏れなかった、パッキンを抑えるツバの部分が少しだけ幅広い社外のチタン製ドレンボルトとアルミ製のワッシャーの組み合わせで万全を期すことにしました。

オイルがポタポタと垂れつつ、指で触ってザラザラ感と微妙な段差を感じられなくなるまで目の細い砥石を使ってゴシゴシ磨きます。

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オイルパンを磨いた後で、新しいアルミワッシャーとチタンボルトをセットしたところ↑
オイルパンの黒い塗装が剥げて銀色の地金が見えている部分があります。

とりあえずこれで再び様子見。
もしもまた漏れるようならば、精神衛生的にもオイルパンを新品へ交換してしまった方が良さそうな気がします。(オイルパン自体、そんなに高いものじゃないし)


翌日、自宅の駐車スペースで前だけ持ち上げ、漏れの状況を確認。
ついでにオイルパンの塗装が剥げた部分をそのまま放置してしまうとサビが出るので、コイツの出番。

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耐熱スプレー
ドレンボルトのアタマだけ軽くマスキングして、オイルパンの地金が見えていた部分に軽く吹いておきました。

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これで漏れが終息するとよいのですが、まだ暫くは要経過観察です。


Posted at 2024/09/17 13:18:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | いじくり日記 | クルマ
2024年09月11日 イイね!

たかが1ミリ、されど1ミリ

先週末、シロッコを少し動かしたら、オイルパンの直下に直径15cmはあろうかという、大きなオイル滲み…(汗)

「ん?!フィルター交換した時にこぼれたオイルが、どこかに溜まってて、それが下まで垂れたのか? それともフィルターの取り付けに問題アリ?(ちゃんとはまっていない)」

と思ったのですが、どう見ても滲みを作ったオイルの量が多すぎる…。
オイル溜まりとまではいかないものの、シミの中心部分は垂れたそこそこのオイル量で光っているではありませんか…。

すぐさま地面にはいつくばって車体の下を覗くと、オイルパンがオイルで滲み、うっすらとした雫になりかけています。
無論、オイルパンをキャッツアイや路上の落下物にヒットさせたような記憶は一切、ありません。

先日オイル交換するまでは漏れていなかったので、漏れの原因はどうみてもドレンボルトが怪しい…。

手持ちのラダーレールを使ってできた車体下の狭い隙間へ無理やり頭から潜って、ドレンボルトを確認したところ、やはりドレンボルト周辺にだけオイルが滲んでいて、どうやらオイルが漏れた箇所はドレン周辺で間違いは無さそう。

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▲パーツクリーナーで綺麗に拭き掃除した直後の状態

暫くの間、目の前僅か十数センチの距離でじっくりと観察していましたが、オイルが漏れてくる様子はなし。どうやらジワ~っと、かなり時間をかけてゆっくり漏れている模様…

「珍しいな~、いつもならこんな素人じみたイージーミスを起こさないハズだけど…。
まさかとは思うけど、ネジ山でもナメたか?(冷汗)

などと、勝手に交換作業してもらった店長のせいだと決めつけ、少し増し締めすれば漏れは直るだろうと高を括っていたのですが、ドレンボルトの締め具合を確認すると、チカラを入れてもビクともしないほど、しっかりと閉めこんである…。

この瞬間、これ以上の増し締めはオーバートルクで危険と判断。
最悪、オイルパンのネジ山部分を歪ませるか、ネジ山をナメてオイルがダダ漏れになってしまう最悪のパターン。

応急処置として、手持ちのオイル(匠オイルの残り)を少し補充してから、きちんとプロに診てもらうことにしました。


秘密基地へ向かうと、既にリアアクスルをバラしたクルマがリフトアップされていて、リフトが使用不能。
やむを得ず作業場のフラットな場所で、シロッコのフロントを車体左右からジャッキで持ち上げてドレン周辺を確認すると、エンジンの熱でオイルが温まったせいか、早くもオイルが滲み始めていました。

ボルトの締り具合を確認してもらいましたが、やはり自分と同じ見解。
きちんと締めこまれているから、これ以上、無理して増し締めするのは返って危険。

『見た感じ、ドレンボルト周辺のオイルパンには全く問題が無さそうだから、多分ドレンボルトとパッキンの相性が悪いんだな…。こりゃオイルを全部抜いてドレンボルトを外さないとダメだわ…』

一瞬の早業で別なドレンボルトに差し替えられないかと思い、純正ドレンボルトを持参で行ったのですが、どれだけの早業でドレンボルトを差し替えたとしても、ジャッキで傾けた状態では作業場内にオイルをブチ撒けてしまう危険があるし、まだ冷えきっていない高温(まだ80℃以上)のオイルを作業者が被ってしまう危険もある。(寝そべった仰向けの作業姿勢では絶対に回避不能)

さらに再発防止のためは、漏れた原因をきっちりと追究した方が良い。
しかし、交換したばかりオイルを捨てるのはもったいない。
(交換後の走行距離は僅か10kmちょい。フラッシングにすらなっていない短距離)
まさかドレンボルトを外して、またオイルを入れなおす羽目になるとは…。

そこで一旦、綺麗なオイルジョッキかバット(容量5L)へ、エンジン内部のオイルを全部抜いてから、ボルトを外して確認することになりました。
しかし入れ物がバットだともう一度、オイルを戻す時にこぼしてしまう可能性があり、抜いて置いてある間に異物混入の危険もあるので、オイルジョッキを車体の下に置いて溜まっているオイルを受けることに。

ところが今度はジョッキの入り口が狭く、勢いよくオイルが出ると、ジョッキでは受けきれずにやはり大惨事になってしまう…。
そこでドレンボルトは完全にオイルが抜け切るまでは外さずに、少し緩めチョロチョロと出る程度にして、オイルが抜け切るまで暫く待ち。
(傍から見るとかなりシュールな光景で、写真を撮っておけばよかった…)

オイルが全部抜けてから、ドレンボルトを外した店長が…

『あぁ…コレが原因だ。純正のドレンボルトと見比べてみて。
純正のボルトはボルトの付け根がテーパーになってるでしょ?
でも、この社外のボルトはテーパーになってない。
だからパッキンのセンターがズレて僅かな隙間(1ミリにも満たない隙間)から少しずつ漏れちゃったみたい。厚手の潰れるパッキンじゃないとダメだったみたいだわ…。
もっとよく確認すればよかったゴメン、ゴメン。
でも、今時潰れるタイプのワッシャーなんて、ウチの店じゃ殆ど使わないぜ~(苦笑)

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▲VW純正ボルトの写真を撮り忘れたので、代わりに拾い画像ですが、わかりやすい参考例。ボルトの付け根部分がテーパー形状になっています。コレがポイント。

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▲オイルが漏れたボルトがコレ。
ボルトの付け根部分がネジ山よりも狭くパッキンがズレやすい。
一段高くなっている部分がない。その代わりにボルトのアタマにツバがついていて、パッキンを大きく抑える構造。

ネジ山の根本部分がテーパー形状になっていると、閉めこむだけで自然とセンターが出て、オイルパンへの密着度が高まります。
しかし今回、オイルが漏れたチタン製のマグネット付きボルトはネジ山の根本が少し細くなっており、ワッシャーを入れて振るだけでチリチリと金属音がするほどの遊びがたっぷりだとわかります。

今までドレンボルトの細かい形状など、あまり気にしたことがありませんでしたが、また一つパーツを選ぶ際の勉強になりました。

ではなぜ、前回このドレンボルトではオイルが漏れてこなかったのか?

という疑問がわいてくるのですが、その答えがコレ▼
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▲左が漏れたアルミのワッシャー。
右が漏れ無かったドレンボルト付属のワッシャー。

今後、自分でワッシャーを調達するためにボルトに付属されていたワッシャーを保管しておいたので、じっくりと違いを比較することができました。
付属していたワッシャーは、漏れたワッシャーよりも少しだけ大きい(幅広)のがわかります。

内径はどちらも同じ13.8ミリですが、厚さで0.5ミリ、外径は2ミリの差。
内径が同じで外径で2ミリだから、ワッシャー自体の幅がたった1ミリ違うだけ。
しかし、このたった1ミリ違うだけでも漏れてしまうことがあるようです。

オイルパンのドレンボルト穴周辺は厳密に平坦に出来ているわけではないので、パッキンが小さかったり、薄かったりするとお漏らしすることがあるらしく、今回はそれに加えて、パッキンのセンターが僅かにズレたという複合的な要因でお漏らししたのだろうという結論に至りました。

滅多にあることではないけれど、極稀に起こるクルマがあるらしくて、どうしても漏れが収まらない場合は、高耐熱・耐油のシリコンガスケットをワッシャーの両面に塗布して対処する時があるとか。(大抵の場合、挟むワッシャーの種類を変えれば解決する)

念のため純正のドレンボルトに戻し(本当は純正ドレンボルトも使い捨てです)、新品のパッキンを使用して、一度抜いたオイル(4.7~4.8L程度)をもう一度エンジンへ戻してゲージで確認したところ、ゲージのMAXの目盛を越えていて少々足し過ぎ…。

『いつもガンガン、エンジンをブンブン回しているから直ぐに減るよ。
これくらい多くても大丈夫(笑)』

だそうです…(汗)

「もうそんなにやたらと踏まないよ!」と反論したいところでしたが、断言しきれなかったのは自分です。(当たらず遠からず…)

たった1ミリ されど1ミリ…

クルマ全体のサイズからしてみたら、些細な大きさにも関わらず、エンジン内部でもないのにこんな不具合が起きることがあるのだと、自分の考えを今一度、改める機会になりました。

ちなみに、この3日間経過観察していますが、漏れている形跡はありませんので、オイル漏れは収まったと思います。

Posted at 2024/09/11 19:08:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ

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