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散らない枯葉のブログ一覧

2025年10月14日 イイね!

トヨタ、全固体電池の現在地は?。

トヨタ、全固体電池の現在地は?。2027年から28年の量産化に目処。

 トヨタが2023年6月に次世代電池開発計画の中で全固体電池を開発中であることを明らかにした時の表現は「2027年から28年の実用化にチャレンジ」と少し腰の引けた表現をしていたが、今は実用化に向け確実にことを進め「2027年から28年に実用化します」と言い切れるところまで進んでいるのではないかと思います<笑>。 2023年10月に出光興産と協業して新材料を生産ベースに乗せると宣言したときは「高い性能を発揮する固体電解質を開発する事ができた」と断言していますし、今回2025年10月に住友金属鉱山と全固体電池用の正極材量産に向けて協業する宣言したときは「全固体電池に合った耐久性に優れた正極材を両社で新たに開発した」と断言しています。
 
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 出光興産も住友金属鉱山も今後の事業としてトヨタと組んで全固体電池の実用化の一角を担う事がビジネスとして成り立つことを確信しているからこそ大きな設備投資の必要な協業に踏み切っていると思います。 私の勝手な予想ではトヨタの全固体電池の実用化は、新たな専用電池工場を新設して、いきなり月産1万台分位の全固体電池パックを製造する位の規模感で進められているように思います。 タイトル画像の様な試作品の全固体電池は、開発が進む度に最新の物が作り直され、できるだけ多くのクルマに載せて、少なくとも3年位の日数をかけて不具合を見つけたら直すと言うトライ&エラーを繰り返して、ようやく自信を持って製品化できる電池が完成するのだと思います。 トヨタが「2027年から28年に実用化します」と言い切れるようになっているとしたら凄い進歩だと思うし、期待しています<笑>。
Posted at 2025/10/14 09:17:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2025年10月13日 イイね!

BEVの電費競争は既に始まっている。

BEVの電費競争は既に始まっている。決め手は「e-アクスル」の高効率化競争。

 「e-アクスル(タイトル画像)」は、電気自動車(BEV)において、モーター、インバーター、減速機を "3 in 1" に一体化した駆動ユニットです。 ICE車の場合のエンジン、トランスミッションとそれぞれのECUに置き換わるBEVの心臓とも言えるユニットです。 これからの時代に生き残る「e-アクスル」には、◆ 原価低減、◆ エネルギー効率アップ、◆ 小型化、◆ モーター性能向上、◆ メンテナンスフリー構造 と高い性能要求が突き付けられています。 また「e-アクスル」のエネルギー効率の高さが、電費に直結するので、「e-アクスル」開発競争は増々激しくなっているのが実情です。

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 今回一部改良されたトヨタ「bZ4X」に新採用された「e-アクスル」は、トヨタ・豊田自動織機・デンソウ・アイシンがそれぞれの持てる力を発揮して新開発され、体格はそのままで、電力消費のロスを約40%削減し、従来の最高出力を150kWから167kWへと向上させたうえで、電池改良分も合わせ航続距離を従来モデルと比較して約3割伸ばしたとされています。 上に国内販売されているBEV各車の電費(WLTCモード電費)を比較してみました。 「bZ4X」の電費は軽のBEV並?、BEVの開発競争の中で地味に電費が重要視されてきている様子が良く判ると思います。 
Posted at 2025/10/13 09:04:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2025年10月12日 イイね!

トヨタ、BEV用電池を随時改良。

トヨタ、BEV用電池を随時改良。一部改良の「bZ4X」にも採用。

 トヨタは全固体電池を含む次世代型電池の開発計画を明らかにしていますが、既に製品化している電池も、電池開発メーカーの強みを発揮して改良目処が立ち次第、随時新製品に置き換えを積極的に進めている様子です。 今回一部改良の「bZ4X」にもトヨタとパナソニックの合弁、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES)が製造する新製品のBEV用角形リチウムイオン電池(タイトル画像が)が使われています。 従来機種に比べ、セルサイズは同等ながらも電気容量を増加させエネルギー密度の向上を図っている(航続距離は従来モデル比で約3割も延長)そうです。 あわせて、高い安全性や耐久性、長寿命などの同社製品の強みは維持することで、BEVの性能向上と安全性に貢献しているとされています。

 この新製品のBEV用角形リチウムイオン電池は、上記の「bZ4X」に採用されるほか、レクサス「RZ」の改良新型に加え、スバル「ソルテラ」の改良新型に随時搭載されるそうです。 新製品の電池コストも大幅に低減できた様子で「bZ4X」の場合は改良前と比べて車両価格で約50万〜70万円の値下げを実現して来ています。 自社開発でより高い性能と原価低減の進んだ電池の商品化目処がたったら、随時自社のBEVに採用する事で、新たに市場実績を積み上げながら次なる開発(性能アップ・コスト低減)に結び付けることができる、手前開発と内製化の強みを感じさせる一連の動きだと思います。
Posted at 2025/10/12 09:06:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年10月11日 イイね!

ルノーが全車種にLFP電池採用。

ルノーが全車種にLFP電池採用。ルノーと日産、相変わらず情報共有無し?。

 昨日は日産「リーフ」の新型車情報をプログに上げましたが、今日は日産と資本提携しているルノーのBEVに対する取り組み情報がネットに出ていたので連投してみました。 「ルノーは2026年から電気自動車(BEV)の全車種でリン酸鉄(LFP)系リチウムイオン電池を採用する方針を明らかにした。 これまで三元系だったが安価なLFP(原価半分?)の選択肢を用意し、電池は韓国LGESと中国CATLの欧州現地生産品を採用する。 同社はLFP採用によりBEV価格を下げる事が、欧州でBEV普及のためには必要として、LFPへの切替を提唱している」、このルノーの動きは欧州の他自動車メーカーにも波及する契機となっているそうです。

 ルノーは今後発売する新たな小型BEVに加えて「メガーヌ(タイトル画像)」や「セニック」など既存の中型車の下位グレードにもLFPを搭載する予定だそうです。 BEVの欧州車が欧州に進出した中韓の電池メーカーから規格化されたLFP電池を採用すると言う構図は個々のクルマの個性が薄れると言う心配も伴いますが、日産もグローバルな競争に勝ち残るためにはBEVの車両価格を下げてる手段として、ルノーと歩調を合わせLFP採用を本格化する施策もありなのではないかと思いました<汗>。
Posted at 2025/10/11 08:47:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2025年10月10日 イイね!

日産、新型「リーフ」日本モデル発表。

日産、新型「リーフ」日本モデル発表。発売開始は2026年1月15日頃。

 2025年10月8日にモデルチェンジされた新型「リーフ」の日本モデルの詳細発表がされました。 それを待っていたかの様にトヨタからは「bZ4X」の大幅に改良された一部改良モデル<笑>が10月9日から発売開始されました。 相変わらずBEVに興味が無い日本市場で、8年振りとなる新型「リーフ」のグローバル発表がされましたがマスコミの取り上げ方もすっかり熱が冷めた扱いで終わってしまっているように思います。 今回「bZ4X」の一部改良モデルが出たこともあり、日産「リーフ」がどの程度進化したのか簡単な比較表を作って見ました。 残念ながらフルモデルチェンジと言っていますが、「bZ4X」の一部改良によってさらに劣勢に立つ項目も多く、「リーフ」の先行きが少しばかり不安になる結果でした<汗>。

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 日産「リーフ」、航続距離を702Kmに伸ばしたことをアピールしていますが、車重は210Kgも重くなっており、見た目は単に大容量バッテリを搭載しただけと言う寂しい結果になっています。 そのバッテリも、供給している車載電池メーカー「AESCグループ」の生産設備の問題で、歩留まり(良品率)が高まらない状態が続いており。栃木工場での生産計画を従来比で半分程度に下方修正した事が報じられており、こちらでも出鼻を挫かれる事態が生じている様子です<汗>。 ・・それにしても「カローラクロス」並みの価格にBEV価格が下がるのは何時の日なんだろうと考えてしまいます。
Posted at 2025/10/10 09:13:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

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「トヨタ、全固体電池の現在地は?。 http://cvw.jp/b/1923480/48711130/
何シテル?   10/14 09:17
「散らない枯葉」です、よろしくお願いします。 団塊世代ど真中の昭和23年生れです。 40年間、大手の自動車メーカーの技術部門で働らき、定年退職した今は悠々自適...
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