満を持してのトヨタの中国ＢＥＶ戦略。

ｂＺ３シリーズが中国で存在感を増すのか？。

　トヨタが中国に２２年末から市場投入しているＢＥＶの「ｂＺ３」が好調と自ら語り少し自信を取り戻しつつあるように思います。　セダン型の「ｂＺ３」に続きＳＵＶ型の「ｂＺ３X（タイトル画像上）」を２５年春に投入する事が既に発表されています。　そしてクーペＳＵＶ型の「ｂＺ３Ｃ（タイトル画像下）」が更にシリーズとして追加される予定です。　プラットフォームはｅ-ＴＮＧＡのシリーズ共用で、駆動ユニットや電池も共用して、部品コストを下げながら開発期間とコストをも大幅にさげる、正に中国版のＴＮＧＡ開発が現地メーカーを仲間を入れながら着々と進んでいる様子です。


　先行する中国現地メーカへの低価格のＢＥＶ商戦には勝てないと言う下馬評を、正攻法で克服できたら、２５年の最も輝くクルマになれるかもしれないと思っています＜笑＞。　２５年春に市場投入される「ｂＺ３X」のスタート価格は日本円で２５７万円からと報じられています。　トヨタがこの価格で確実に利益が上げられる実力を身に着けているのかどうかは私には判りませんが、この攻撃的な戦略で中国市場でトヨタのＢＥＶが２０２５年の車種ランキングでベスト１０以内に入る夢をみたいと思っています＜笑＞。