試作段階に入ったホンダ「０シリーズ」。

商品ターゲットはテスラか？＜汗＞。

　ＢＥＶの市場鈍化で何となく元気の出ないＢＥＶの新車開発競争だが、ホンダが年初から頑張っているみたいです。　昨年の「０シリーズ」発表時はクレイモデルだったのが、試作車として完成度を高めて登場した様子です。　シリーズにはタイトル画像に示したように、サルーンとＳＵＶのツーモデルが用意される事が明らかにされています。　開発コンセプトは「Thin, Light, and Wise」（薄い、軽い、賢い）として、それを具現化する数々の新しい技術を織り込んだという、ホンダが次世代に問う意欲作と思われます。　量産モデルは２０２６年中に北米市場へ投入し、その後、日本や欧州などグローバルに展開していく予定だそうです。 このクルマ、まず米国でヒットすることがグローバル展開のパスポートのような気がします。

　ボデー寸法等のスペックを知りたかったけど判りませんでした＜汗＞。　でもホンダのフラックシップとして米国から発売開始と聞くと結構大きめのクルマなのかも知れませんね。　個人的には「０シリーズ」は、現在のホンダの米国での量販モデルである「アコード」と置き換わってくれるモデルへの成長が理想だと思っていますが、開発コンセプトに　Cost（コスト）が含まれていなので、まだまだ「アコード」並みの価格に挑戦する域には達していないようですね。　目先の商品ターゲットが高価格帯に並ぶテスラになっているのなら、まだ量産モデルとしてヒットさせるのは難しいように感じています＜汗＞。