日産の車種整理は商用車「ＡＤ」から。

商用車「ＡＤ」の生産を１１月に終了。

　経営再建に取り組んでいる日産自動車グループの完成車メーカー、日産車体は２１日、商用車「ＡＤ（タイトル画像）」の生産を１１月に終了することを明らかにしました。　これで同形状の商用バン市場はトヨタの「プロボックス」とＯＥＭ供給を受ける販売しているマツダ「ファミリアバン」のみとなってしまいます＜汗＞。　マツダとトヨタが２０１８年に技術提携するまでは、日産から「ＡＤ」のＯＥＭ供給を受けて「ファミリアバン」として販売していたと言うから世の中皮肉なものですね＜汗＞。　少し古いが２０２３年の「ＡＤ」の販売台数は 9,000台、対いする「プロボックス」の販売台数は 59,000台と桁違い、台数減で生産効率が落ちてしまい十分な収益も得られずに、抜本的な改良モデルも用意できないままに生産終了の道、、切なさを感じますね＜涙＞。


　トヨタの「プロボックス」は上の画像のように、得意のストロングハイブリッド（私のクルマと同じ）を２０１８年から搭載し、「ＡＤ」のＷＬＴＣ燃費値１６.０Km/Lを大きく上回る２２.６Km/Lを達成、車両価格も「ＡＤ」よりも79,000円高いだけの挑戦的な値付けで、今は「プロボックス」がコンパクト商用バンの市場をどんどん奪って寡占状態になっているのではないかと思います。　日産の販売店にとっては台数は落ちても、贔屓にしてもらっていたクルマだと思います、売れるクルマが無くなるのは大きな痛手のように感じます＜汗＞。