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蒸気機関出力５００馬力、最大発電能力２８６ｋＶＡ。

　トヨタ産業技術記念館のロビーの近くに、巨大な蒸気機関を用いた発電機が展示されている。　地下にはボイラー室もある様子だが、一日三度程度実施される実演は別のモーターで稼動されている。　しかし直径４．８ｍもあるプーリーがピストン運動をクランクで回転運動に変えて回され、９本の太いロープで作られたベルトで小プーリーを回し、直結した軸で発電機を回し発電する仕組みはメカニズムが簡単だけに判りやすく見ていて飽きない。　

　説明書には最大出力５００馬力とある。　ベンツＡＭＧと同じ出力を１００年前に得るにはこんな巨大な装置が必要だったんだなと思うと技術の進歩て凄いなと思う。　ちなみに最大発電能力２８６ｋＶＡは燃料電池車ＭＩＲＡＩのＦＣ１１４ＫＷの約二台分に相当する、こんな大袈裟な機械や発電機を必要としないＦＣも画期的だと思う。　技術の進歩を確かめれる、このような展示場は楽しいですね。　

■展示されている巨大な蒸気機関式発電機
　　・長さ３０ｍ×巾１０ｍ位あります。昔はこれで大きな工場が動かせていたみたいです。