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2017年11月04日 イイね!

電動車、どうしても燃えない電池が欲しい。

電動車、どうしても燃えない電池が欲しい。
燃えない電池ができればEV天国の時代が来る。

 タイトル画像はパソコンのリチウムイオン電池が燃えたときの画像をお借りしたものですが1mにも達する炎を噴出して燃えるのだそうです。 電動自動車用に使われているリチウムイオン電池も火災の心配があるようですね。 下の写真はプリウスのPHEVに搭載されているリチウムイオン電池アッセンブリの中がどうなっているかを見せるためにカットしたものですが、多量のリチウムイオン電池のセルが一個一個隙間を空けて、頑丈に固定され、漏電対策も厳重にされたうえで、更に頑丈なアルミケースの中に収められている様子がよく判ります。 10年、何十万キロと乗るクルマにリチウムイオン電池を使うにはフェイルセーフ(安全装置)を2重、3重にかける必要があり、プリウスの場合は更に電池セル95個一つずつの状態を常に監視し続け、何か起こったら全体のシステムを止める制御管理を実施しているそうです。

 高性能のEVを作るには、今の電池技術では最も高性能と言われているリチウムイオン電池の使用することが不可欠と言われています。 でも高性能で航続距離の長い、しかも充電時間の短いEVを造ろうとすればするほどリチウムイオン電池使用のリスクが高くなると言われています。 

 電池火災の心配のない更なる高性能電池が登場したときこそEV時代の幕開けではないかと思います。 今年の東京モータショーでトヨタが全固体電池の商品化を表明しましたが、今までのリチウムイオン電池ベースで語られているEV社会が根底から崩れたときに本当のEV時代が来るように思います。 10分の充電で200Km走れるコンパクトのEVが150万で買える時代がくれば、ガソリンエンジン車はいらなくなるように思います。 それを見込んでトヨタを核としたEV協業体制構築が今進みだしているように思っています。 

■プリウスPHEVの搭載バッテリのカット品



■プリウスPHEVの搭載バッテリと全固体電池(右)の体積比展示品
 ※軽く・安く・搭載スペースの自由度が高くなる。 良い事づくめですね。

Posted at 2017/11/04 16:25:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | 日記

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「トヨタ、本格BEV時代に向け準備着々!。 http://cvw.jp/b/1923480/48584627/
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