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トランプ政権誕生で逆風が吹いてしまったかな・・。

　カルフォルニア州が先陣を切って行う、排ガス規制、Ｃ０２排出規制、それらを推進するための優遇政策の全米への広がりで、軌道修正をしながら対応してきた自動車業界。　本来ならＥＶ・ＰＨＶ等の自然エネルギーを活用するクルマ作りに方向転換が始まっているはずだった米国市場も、トランプ政権誕生で逆風が吹くのか、大型ピックアップが過去最高と販売台数を伸ばす中、ＥＶ・ＰＨＶの売れ行きは足踏み状態にあるように見受けられます。 そんな逆風の中の伸び頭はタイトル画像のクルマだそうです。

　カルフォルニアでは優遇政策のお陰でテスラが好調の様子ですが、テスラ社も経営的には問題を抱えての販売で個人的には未だに時代の波に乗っている感じがしません。　そんな中で日産リーフ、トヨタプリウスＰＨＶが昨年どの程度売れたのか、最近伝えられたニュースから拾い読みしてみました。　テスラをこの当たりのクルマの競合車と見るかどうかは、意見が分かれそうですが、日産リーフと競合しそうなクルマ達で見ると、こんなものかと思う販売状況ですね。　米国市場でのＥＶ・ＰＨＥＶの足踏みを絶好のチャンスと見て、中国が市場も技術も独占しようと狙っていそうで怖いですね。

■米国市場でのＥＶ・ＰＨＥＶの2017年販売台数

　①テスラモーター：１０万台強？？　※正確な数値が見つかりません。
　②トヨタ プリウスＰＨＶ（プリウス・プライム）： ２万０９３６台
　③ＧＭ シボレーボルトＰＨＶ： ２万０３４９台
　④日産 リーフ：１万１２３０台
　⑤フォード フュージョン エナジー： ９６３２台
　⑥フォード C-MAXエナジー： ８１４０台
　⑦ＢＭＷ ｉ３（ＰＨＶ含む）： ６２７６台
　⑧ＶＷ　ｅ－ゴルフ： ３５３４台
　⑨スマート フォーツー エレクトリックドライブ： ５４４台

　※日産リーフ新型投入で米国シェアも今年は上がるかな・・。