散らない枯葉のブログ一覧

ホンダＮ－ＶＡＮ開発者のお言葉です。

　軽自動車の売れ行きが順調です・・、と言うか日本のクルマの王道を築きながら堂々と市場拡大を続けている感じがしています。　恐らく各社の軽自動車の全てのレパートリーを広げて見れば、今や日本の普通車メーカーの守備範囲をも上回るぐらいにすそ野を広げて市場拡大し、目の肥えた軽自動車のユーザーに次も買って貰えるクルマになろうとしているのではないかと思います。　タイトル画像は新型ホンダＮ－ＶＡＮの画像ですが、車両諸元表を見るとボデー形状・エンジン・駆動方式・ミッション・装備等で２０型式も準備されています。　これだけ用意されているのは、お客さんが自分のニーズに近いクルマを妥協することなく選ぶことが出来る品揃えを心がけている証ではないかと思います。

　普通自動車の場合は、日本市場向けに開発された物でないクルマが、日本のお客様向けにと逆輸入されて登場したり、グローバルでは売れ筋でないからと日本で人気だった仕様を削除したりと、お客さんの方を向いているとは感じられない動きも見られる中で、日本市場で成長し生き残るためにと努力する軽自動車の方が、活き活きとしているようにどうしても感じてしまいます。　ホンダＮ－ＶＡＮ開発者の「軽ユーザーは、いちばんクルマを見ている。」と意識されているように、それに応える製品を軽メーカーが競って世に出そうとされている限り、軽自動車の進化はまだまだ続きそうですね。