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センチュリー、似合わない箱根駅伝の先導車。

　昨日と今日実施されている箱根駅伝の先頭を走る選手の後ろに大会役員が乗っていると思われるセンチュリーの先導車がテレビの映像に度々映っている。　今年の大会車両にはトヨタのガズーレーシングのGR車両が使われているそうです。　その中でもセンチュリーのＧＲＭＮ車両は世界に二台しかなく、市販もされてない車で、社長専用車と言われているそうです。　その内の一台が今回の箱根駅伝の大会本部車として使われているみたいですね。　

　でも白いボデーに大きな黄色い大会シールが貼られ、本来の車の美しさをスポイルさせている姿（タイトル画像）は少し高貴なセンチュリーのイメージを壊してしまっているように私には思えます。　社長さんはセンチュリーを床の間に飾っておくような、知る人だけが知るような車にはしておきたくないと言う気持ちで、自分用のＧＲＭＮセンチュリーを作らせ、それを箱根駅伝まで引っ張りだしたのだと思いますが、 「センチュリーはやっぱり　"和" であり、日本独創のスタイル。　静かできめ細かい、日本人が茶室に感じるような"安らぎ"を追求した車です。」と言う開発主査や開発者達のこのクルマに込めた“心”を、一番判っていないのは社長なのかも知れない・・、と思ったりしています＜笑＞。