散らない枯葉のブログ一覧

売れるかどうか半信半疑だったのでないかな・・。

　２０１８年の軽自動車を除く登録台数ランキングで 「日産ノート」 が首位に立ちました。　新型車でもないクルマがｅ－Ｐｏｗｅｒと称する発電専用エンジンで発電し、モーターでクルマを走らせると言う、ＥＶでもなく、従来のハイブリッドとも異なるパワートレーンを追加して登場したクルマが大ヒットして、その後もあまり販売台数を落とすことなく推移してきたので、勢いが衰えたプリウスやアクアの牙城を崩すことができたみたいですね。　登場したときには日産も販売店もこのシステムで本当に売れるのか半信半疑で出してきたいな感じでしたが、内燃機関では味わえない強力な電気モーターの加速感やアクセルワークで自在にコントロールできる応答性は、試乗した人から驚きを持って伝えられた事で、大いにｅ－Ｐｏｗｅｒの商品性に自信を持ったのではないかと思っています。

　この車の登場で一気にＥＶの走りが脚光を浴びた感じがしています。　電気モーターがクルマとの相性が非常に良いと言う事が認知されるきっかけを作った功績は大きいのではないかと思います。他メーカーのクルマでは味わえないドライバビリティを誇る間は、大きく人気を落とすことはなさそうに個人的には思っています。　電池の改良が進み、わざわざ発電用のエンジンを搭載する必要が無くなったときに、ｅ－Ｐｏｗｅｒは過去の技術になって行くように思います。