散らない枯葉のブログ一覧

話題にはなるが無くならない飲酒問題。

　自動車の飲酒運転の罰則がとてつもなく厳しくなってから飲酒運転による事故違反は減ったことは確かだと思うが、公共交通の利用は不便で誰しもクルマで訪れる温泉施設に行くと、生ビールを片手に食事をしているグループや夫婦連れをよく見かけます。　皆が皆ではないと思いたいですが、何人かは「この程度の飲酒は大丈夫」との自己判断で、飲酒運転をしていると思います。　自分もお酒は好きなので、気持ちが判らない訳ではないが、最近ニュースになっている旅客機の操縦士が飲酒で逮捕されたり、大型クルーズ船の船長が飲酒で操舵ミスを起こしたりと、考えられないような飲酒問題が現実に起こっています。　「この程度の飲酒は大丈夫」と言う酒飲みの心理が堂々とまかり通っているようで怖いですね。

　タイトル画像は小型船舶操縦者法の中からお借りしたものですが、もちろん他の免許と同じように「酒酔い操縦などの禁止 」が謳われています。　でもクルマの場合は「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」と言われていますが、この小型船舶操縦者免許の場合は「飲酒等の影響により、注意力や判断力等が著しく低下しているなど、正常な操縦ができない恐れがある状態で、操縦することは禁止されます。」と大甘な表現で、「この程度の飲酒は大丈夫」との言い訳を助長しているようでもあります。　まだまだ飲酒問題に対する社会の戒め方が、甘いように感じています。

■これでは飲酒操縦は無くならない・・。