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2020年09月05日 イイね!

「重量・容積・コスト」半減。

「重量・容積・コスト」半減。生き残るための不退転の目標。

 「プリウス」を世に出した時に、社内ではハイブリッドがクルマ社会で生き残るためには、更に燃費性能を30%向上させた上で、ハイブリッドユニット(動力分割機構、インバータ、モーター、バッテリ等)の「重量・容積・コスト」半減 が不退転の目標になっていました(うろ覚えの数値です:汗)。 これを社内で聞いた時には、"無理・無茶" と正直思いましたが、今回発売された「ヤリスクロス」のハイブリッド代が37万円(税込販価)、ハイブリッドの重量増が50Kgとなっているのを見ると、23年かけて "無理・無茶" とも言われていた目標をほぼ達成できているのではないかと思いました。

 初代「プリウス」は「(販価)215万円はバッテリーだけの価格」と言われたくらい、ハイブリッドは原価無視で販売されていたと言われていますが、恐らく他の自動車メーカーも世間同様に "コストメリットの無いシステム" と冷ややかに見ていて、クルマとしてもハイブリッド車は燃費は良いが、"価格が高い・走らない・楽しくない" と改良を続ける「プリウス」を眺めながらも、批判的見方を続けていたのではないかと思います。 トヨタ自身も、ハイブリッドがクリーンディーゼルエンジン並みのコストアップ代で作れ、次世代に繋がるEVやFCV等の電動化のための低コスト技術ベースとして、ここまで活かされる時代が到来することを当初は予期できていなかったのではないかと思っています。
Posted at 2020/09/05 10:51:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

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