散らない枯葉のブログ一覧

メカニックからメーカーへの問題点連絡書

　トヨタ関係の人は市場技術速報（市技報）と聞けばどんな役割の書類か判ると思います。　昨日のプログに書きましたが、開発部門のエンジニアにとってはお客さん（販売店の意見や指摘も含まれる）の意見や指摘を受け取る大切な書類です。　お客さんからの指摘をＡ４の定型用紙に、事実内容が正確に伝わるように書く必要がありますが、一番の目的は早く伝え、速く対策をさせることなので、その日の内に作成し決められたルートで提出されていると思います。　こんな仕組みがあるのはトヨタだけ？との質問を受けました、お客様満足度を語るには必要な仕組みだと私は思っています。

　電子文書でやり取りする前は、手書きでした＜笑＞。　どこの部位が問題なのか、問題程度はどの程度なのか、伝える手段は "ポンチ絵" しかありません、上手にポンチ絵を書くのもエンジニアやメカニックの大切な仕事でした。　何百枚もの市技報を内容を読み飛ばしながら、自分の業務に関係するものだけを選び出すのですが、筆跡やポンチ絵の特徴だけで、○○トヨタの◯◯さんだと気付かされたものでした。　手書きで紙爆弾とも言われた市場技術速報（市技報）でしたが、担当エンジニアまでお客さんの声が届どいていないと思われるみん友さんのプログを読んで、今が大丈夫かと言う思いでプログを書いてみました。