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ＰＨＥＶ普及への真面目な取り組み。

　三菱「アウトランダー」が今回意欲的なモデルチェンジをしたことを昨日のプログに取り上げました。　先の「アウトランダー」が登場したのは２０１３年、まだ回りをみても競合するＰＨＥＶの存在は無く、どの程度の価格設定をすればお客さんに買ってもらえるのか三菱自も決め手を持っていなかったのではないかと思います。　発売開始時のスタート価格は３４９.５万円と今考えれば破格の値付けです、ＰＨＥＶは高いとの烙印を押され普及が遅れることを恐れた、相当無理をした価格設定であったように思います。　その後マイナーチェンジや、モデルイヤー毎に値上をしてきましたが、安全装備追加等の値上げ要因を企業努力では吸収しきれなかった表れではないかと思います。


　今回のモデルチェンジでは、競合車と言われる「ラブ４ ＰＨＶ」の出現で、適正価格的な数値がライバルから示された事もあり、ほぼ同価格帯の車両価格に設定されました。　ようやく日本国内のミドルサイズＳＵＶ・ＰＨＥＶ・ＡＷＤ車の価格水準が決まってきたようにも思います。　ＰＨＥＶとＢＥＶどちらがお値打ちかの議論はまだまだ続くと思いますが、このＰＨＥＶの国内価格が、今後のＢＥＶの価格設定にも影響を与えることは間違いないように思っています。