散らない枯葉のブログ一覧

新型車は２０２２年７月１日から。

　クルマが勝手に暴走したのか、ドライバーがアクセルを踏み間違えたのかを法定で争われた「池袋暴走事故」、事故車に車載されていたイベントデータレコーダー（ＥＤＲ）により、「車両に異常や技術的な問題は認められなかった」と言う事で、ドライバー側が敗訴になりました。　この事故をきっかけに、日本でもＥＤＲへの注目が高まり、国内でも新型車に対し２０２２年７月１日から、継続生産車は２０２６年７月１日からＥＤＲの装備を義務付けられることになりました。　（アメリカでは２０１２年９月以降の新車に装着義務化、２０１７年の時点で新車販売の９９％のクルマにＥＤＲが搭載されているそうです。）

　 ＥＤＲは、エアバッグ等が作動するような事故において、事故前後の車両の運動データや運転者の操作等を記録する車載記録装置をいいます。　エアバッグ作動前の５秒間、後の２秒間のデータが残る仕組みになっているみたいですね。　記録されるデータは最新では “加速度、車両の速度、シートベルトの状態（運転者）、ブレーキのＯＮ／ＯＦＦ、アクセルの開閉状態等々” 多い物では５０項目もの多岐に渡っているそうです。　ＥＤＲ搭載はお客様のためと言うよりも、メーカーの訴訟対策と言うべきものだと思います＜汗＞。　・・最近ＥＤＲ搭載車が増えたことにより、同様事故でも「誤操作により、」と早期に断定される事故事例が増えてきたように思います＜汗＞。