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ＢＥＶ市場の拡大が鍵となりそう。

　近未来の自動車（乗用車）市場は、ＢＥＶオンリーになると予測しているメーカーと、まだまだＩＣＥ（内燃機関）が主流で推移すると予測するメーカーでは随分と近未来戦略に差が出ているように思います。　各メーカーの戦略がよく判るデータ（下の画像）を某自動車部品メーカーの資料の中に見つけたので使わせて貰いましたが、この図の中ではＩＣＥを見切るのが一番早いのがボルボ（２０３０年）、それに続くのが日産かホンダと言う図式みたいです。　昨年は世界市場でＢＥＶの急伸していると言われている反面、このまま本当に伸び続けるのか？と大きな疑問符が付き出した年ではなかったかと思います。

　トヨタは２０４０年時点でも６０%はＩＣＥが残るとみて、これまで通りの全方位の戦略を進めるようですね、その時点でのＢＥＶの生産目標は３５０万台、トヨタが年産１０００万台ペースで企業存続を図る計画なら、無理なく両立できる数値だと思います＜汗＞。　開発資源が乏しく、ＢＥＶかＩＣＥか、どちらかに開発資源を集中させないとやって行けないメーカーにとっては存続を賭けて博打みたいな近未来計画を立てる必要性に迫られているように思います。　２０３０年まで後７年、その頃にはかなり先行きの明暗がはっきりしそうですね＜汗＞。