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販売台数ピーク時に対して４８.７%減。

　下の画像に、トヨタ・ホンダ・日産の中国での販売台数の推移を折れ線グラフにしてみました。　日産は２０１８年をピークにして５年連続の急減速で１５６万台あった販売台数を昨年実績の７９万台まで４８.７%も落としてしまいました。　よく中国市場では現地メーカー主体のＢＥＶ比率の急激な上昇に、日本メーカーのＢＥＶ化対応が遅れて苦戦していると伝えられていますが、それだけでは説明できないほど販売台数を落としています。　ホンダが２０２０年にピークを迎え、トヨタが２０２１年にピークを迎えているところを見ると、中国市場での日本車メーカーのどうしの戦いに商品力強化等で遅れを取ってしまったのかも知れませんね＜汗＞。


　日産「シルフイ（タイトル画像）」と言えば２０２１年当時は車種別販売台数１位の年間５０万台も売れていました。　超人気車種だっただけに中国でここ数年台頭してきた「シルフイ」クラスの低価格のＢＥＶにその座を奪われ、日産苦戦の原因となっているのかも知れませんね。　販売台数からみて、ピーク時に比べ工場稼働率が半減したと仮定すると、日産にとって中国は大きな経営リスクになってきていると思われます、、トヨタは１.７%販売台数を落としただけでも、中国でのＢＥＶ化対応が遅れたと批判的な記事を書くメディア、もっと日産の事を心配して上げたらと思ったりしています＜汗＞。