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これで５ナンバー車と驚く風格。

　時たま街で２０２１年３月で生産終了となったトヨタ「ブレミオ」に出会います。　大きく見えるデザインと醸し出すボリューム感で、「ブレミオ」って、５ナンバー車だったっけと思ってしまいます＜笑＞。　「プレミオ」の開発年は２０１１年、その当時は競合する５ナンバーサイズセダンの中で、１ミリでも大きな室内空間を得るための工夫を重ね、外観的にも限られた寸法の中でいかに立派に見せるかがクルマ作りの当たり前だったような思います。　確か室内スペースはＦＲの「クラウン」を凌ぐ広さが確保されていたし、厚みのあるボリューム感たっぷりなデザインは改めて見ると立派に見えてしまいます。


　上の画像は「プレミオ」の最高グレードの室内写真です。　当時の「クラウンロイヤル」にも負けないような意匠が誇りだつたと思います。　燃費競争による空力性能重視傾向や、厳しくなった衝突安全性能等々が、クルマの形を変えてしまった要因だとは思いますが、消えてしまったのが惜しまれるクルマだと思います。　１.５Ｌの素のガソリンエンジンとＣＶＴの組み合わせで、写真の "ＥＸパッケージ" のクルマの車両価格が２３５万円、良き時代だったのかもしれませんね＜汗＞。