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スズキの１０年先を見据えた技術戦略。

　スズキが「１０年先を見据えた技術戦略」を発表しました。　中身は大きく５項目に分けて語られていますが、筆頭に取り上げているのは「走行時のＣＯ２排出量が少ないだけではなく、製造に必要な資源や製造で排出するＣＯ２も少なくでき、省資源やＣＯ２削減に貢献できる」クルマの軽量化、スズキらしいと言うのかクルマの基本中の基本を踏まえた戦略の置き方には好感が持てます＜笑＞。　軽さが命の軽自動車で競うスズキとダイハツはこれまでも軽量化に取り組んできた代表的なメーカーではないかと思います。　今が限界と諦めずに更なる軽量化に取り組む姿勢に拍手したいですね＜笑＞。


　上にスズキ「アルト」歴代車両の車両重量変化を示します。　初代アルト（車両重量５４５kg）から７代目アルトまでは、規格や法改正への対応など要求に応じて重量が増えてきましたが、８代目アルトで、全社で軽量化に取り組み、団結と譲り合いで安全性能を向上しながら１２０Ｋｇの軽量化を実現したそうです。　その後登場した９代目は６０kgの重量増となってしまいましたが、次期モデルでは（１０代目）では、ここから１００kg（約１５%）の軽量化を目指すそうです。　・・個人的にはＢＥＶやＳＤＶ開発よりこちらを応援したいですね＜笑＞。