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散らない枯葉のブログ一覧

2022年06月10日 イイね!

何故軽自動車にEVが必要か<その7>。

何故軽自動車にEVが必要か<その7>。中国には魅力的な小型EVが目白押し。

 軽自動車にEVが必要か、、と言うプログを書きだして色々と調べる内に、軽自動車だけでなくコンパクトと言われる小型車のBEV開発競争で日本が大きく出遅れてしまっている事に気付かされました<汗>。 タイトル画像は中国で人気のLETIN 芒果(Mengo)と言う小型EVです。 日本車で比較するならトヨタ「パッソ」とほぼ同じくらいの大きさで、EV航続距離335Kmのロングバージョンが日本円換算価格で119万円と言うお値段です、ちなみに純ガソリン車である「パッソ」の日本価格は138~173万円、、BEVとガソリン車、日本ではどちらが生き残るかの議論がされている間に、完全に中国ではBEVが先を行く基盤を作られてしまったようですね。

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 中国国内向けのK-car市場に開発されていた小型EVもクルマとしての資質を上げて欧州や米国のタウンカー市場に積極的に輸出の動きがでている様子です、東南アジアの小型車市場には、低価格を武器に新たなBEV市場開拓を積極的に進め、じわじわと勢力を拡大している様子です。 背景には中国のクルマを取り巻く市場環境が変わり、女性ドライバーの増加、2台目需要の増加に対して、小型EVが正にゲームチェンジャーとなって急増している事が、より良い意味で、価格競走・技術競争に更なる拍車をかけることに繋がって、国際競争力のある商品を育てているように思います。 日本のメーカーも気付いているはず、さてどうして行くのかな<汗>。
Posted at 2022/06/10 14:50:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2022年06月09日 イイね!

何故軽自動車にEVが必要か<その6>

何故軽自動車にEVが必要か<その6>日本の軽EVの価格は高すぎる<汗>。

 タイトル画像は中国の宏光「MINI-EV」と言うクルマです。 画像で見てもお洒落なタウンカーと言う感じで軽自動車に乗られている日本の若い人達にも人気が出そうな感じがします。 何とこのクルマの上級車種のお値段が日本円換算で約60万円(現在少し値上されたようですが、)だそうです。 日本にはトヨタ「C+pod」と言う超小型BEVがありますが、「MINI-EV」は全幅が日本の軽自動車規格越えの 1493mmもあるので見た目も堂々としており、普通車やトラックの走る幹線道でも遠慮なく走れる感じがします。 ちなみに最高速は105Km/h だそうです。

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 中国は大きなクルマを買う事が地位の象徴でもあったので、日本の軽自動車に当たるK-carと言われるジャンヌの2代目需要や若者受けするお洒落なクルマが無かった。 そんなところに若者でも買える価格で、お国も購入を奨励するBEVの「MINI-EV」が登場した、、売れない訳は無いですね、、中国車名別販売ランキングで昨年末は単月で約4万台をも売り上げてトップとなっています。 「MINI-EV」は仕様装備を考えると、そのままではグローバル展開は難しそうですが、既にグローバル展開を進めている日本の軽自動車並みの価格の "K-car EV" の存在を次回で紹介したいと思います。
Posted at 2022/06/09 11:14:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2022年06月08日 イイね!

何故軽自動車にEVは必要か<その5>。

何故軽自動車にEVは必要か<その5>。軽トラEVにベンチャー企業参入。

 タイトル画像は昨年11月に発売開始されたHW ELECTRO社(電気自動車ベンチャー企業)の、輸入軽トラEV「ELEMO-K」です、販売価格は250万円だそうです<汗>。HW ELECTRO社が販売する「ELEMO-K」は、米国のセントロ社が欧米などで販売してきたEVを日本向けに改良したもので、輸入車としては軽トラ規格を満足する初めてのクルマだそうです。 <その2>で日本のガソリン軽トラ4WDが安価(134万円)で買える優れものだと書きましたが、購入比較対象として「ELEMO-K」を見ると圧倒的な価格差だけでなく、先進安全機構も無く、4WDも用意されていないので、まだまだ現軽トラユーザーの購入対象にはならないような気がします<汗>。
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 上記画像は2013年に発売開始され、2017年に生産終了となった軽トラEVの三菱「ミニキャブ MiEV トラック」です。 価格は発売当初で186万円と当時としては大変頑張った車両価格だったのではないかと思います。 こうして見ると三菱は軽商用車市場で何とかEVを普及しようと早くから努力していた様子が伺えます。 何故2017年に生産停止になってしまったのか、理由は三菱が一番よく判っているのではないかと思います<汗>。
Posted at 2022/06/08 09:56:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2022年06月07日 イイね!

何故軽自動車にEVが必要か<その4>。

何故軽自動車にEVが必要か<その4>。軽EV「i-MiEV」は2010年に誕生。

 今年2022年に日産・三菱が新たに軽EVを夏以降に発売開始することを公表した。 今までは軽自動車にEVは存在しなかったと思われている人も多数いるのではないかと思いますが、今から12年前の2010年に三菱「i-MiEV」が発売開始されて昨年まで継続販売されていた。 下のグラフに12年間の車両価格変化をまとめてみましたが、発売当初398万円(航続距離180Kmモデル)であった価格が2016年には284万円まで安くなり、その後2018年には歩行者保護対策で普通車扱いのボデーサイズ(全長)になったこともあり最終価格は300万円まで再上昇している。

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 2011年には、お買得車としてバッテリ容量の小さい、航続距離が120Kmとなってしまうグレードを246万円で設定しているが、人気が出なかったのか、2018年には打ち切られている。 詳しくは判らないが、車両価格・バッテリ価格/容量・航続可能距離のバランス取りに苦労を重ねてきた経緯が読み取れる感じがします。 でも12年間という期間の長さを考えると、ガソリン車の価格変動を最小限に抑えた燃費改善努力に比べれば、EV(バッテリ)の進化があまりにも鈍すぎる感じがします。 EVは価格が高い、航続距離が短い これをメーカー側が固定観念にしてしまっている間は、EVの大衆化は困難だと私は思っています。
Posted at 2022/06/07 10:17:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2022年06月06日 イイね!

何故軽自動車にEVが必要か<その3>。

何故軽自動車にEVが必要か<その3>。優秀なガソリン軽(乗用車)。

 優秀な軽乗用車の代表格にはベーシックなスズキ「アルト(タイトル画像)」を取り上げてみました。 スズキ自慢のマイルドハイブリッド(2WD・CVT)の中間グレード "S" の車両価格は110万円、マイルドハイブリッドで先進安全機能を搭載しながらこの価格でクルマが買えるのは日本だけかも知れません<笑>。 車両重量が700Kgと超軽量なこともありWLTCモード燃費は27.7Km/Lと優れた値です。 満タン給油後の航続可能距離は計算上は748Kmとなります。 今はハイトワゴンやSUV風のお洒落で個性的な軽自動車が販売の主流となっているのかも知れませんが、優秀な軽乗用車を語る上ではスズキ「アルト」とダイハツ「ミライース」は外せないと私は思っています。

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 ベーシックな軽自動車は乗用車もトラックも過去(現在も進行中?)の過当競争で撤退するメーカーが相次ぎ、軽自動車を現在もフルラインナップで品揃えできているのはスズキとダイハツの2社になってしまいました。 恐らく薄利での販売競争に耐えているのが実情かも知れませんが、軽自動車の使命でもある "安価で購入できるクルマ" の役割を全うしたいと今も考えてくれているのではないかと思います。 軽EV開発の根底には、ベーシックなガソリン軽に負けない安価なクルマ作りの精神を受け継ぐ必要があるように思います、、そんなの無理だよ、、そう考えている間は軽EVは軽のゲームチェンジャーにはなれないと思います<汗>。
Posted at 2022/06/06 09:22:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

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「10月の自動車販売にみる "変動"。 http://cvw.jp/b/1923480/48750909/
何シテル?   11/06 09:20
「散らない枯葉」です、よろしくお願いします。 団塊世代ど真中の昭和23年生れです。 40年間、大手の自動車メーカーの技術部門で働らき、定年退職した今は悠々自適...
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