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散らない枯葉のブログ一覧

2022年10月12日 イイね!

MT車の方が燃費が良いが定説だった。

MT車の方が燃費が良いが定説だった。現在はAT車の方が燃費が良い時代に。

 昭和の時代に高級車から採用され出したAT車、当初は「ユニット重量が重く、伝達効率が悪い」のでMT車の「任意にエンジン使用回転域を選べる」方が理にかなった走行ができるのでMT車の方が燃費は良いと言われていました。 タイトル画像に1998年製「カローラ」の画像と、中にAT車とMT車のカタログ値を掲載してみました。 MT車の方が燃費は20%も上回り、当時の定説通りのクルマだったことが判ります。 その後大衆車でもクラッチ操作やシフト操作の不要なAT車が販売の主流となり、各メーカーはAT車の燃費改善に必死で取り組むようになりました。

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 上の表は現在販売中のクルマで同じエンジンでMT車、AT車を併設しているクルマのカタログ値比較を実施したものです。 この2台を見る限り、MT車の方が燃費が良いと言う昔の定説は通じなくなっていることが判ります。 トヨタとマツダで優位差があるのは、トヨタがCVTをマツダが従来AT(6ECT)をベースに改良を進めているいる差だと思います。 ・・それにしても1998年「カローラ」と2022年「ヤリス」のAT車どうしの燃費を比べると15.6から21.4Km/L(率にして37%)に向上、底辺の地味な技術開発は怠ることなく進めるべきですね。
Posted at 2022/10/12 10:58:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2022年10月11日 イイね!

普通に買えるMT車が消えて行く。

普通に買えるMT車が消えて行く。マツダが頑張るだけに<涙>。

 昔は大衆車と言われたクルマには、安価で求められるMT車が設定されているのが当たり前でした。 合理的な考え方をする欧州でクルマ売るには安価で買えるMT車が必要とも言われていました。 クルマが便利になったのか、人が贅沢になったのかかは判りませんが、振り返ってみたらAT車全盛の世の中になってしまい、普通に買えるMT車を探す方が難しい時代になってしまいました<汗>。 下の表に "MT車が選べる新車(スポーツ、ビジネス、軽を除く)" を纏めてみましたが、全メーカー合わせても10車と激減してしまいました。 トヨタ「アクシオ」「フィールダー」はビジネスカーとしてここでは除いてあります<涙>。

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 MT車は車両価格が安いからと言う理由で選べるNAエンジンのクルマは、この10車の中でトヨタ「ヤリス(タイトル画像)」しかありません<涙>。「ヤリス」の場合はAT車よりも7万6千円安で買えますが、マツダ・スズキはAT車と何故?か同車両価格でMT車を販売しているので、MT車以外は乗らないと言うマニアックな人がターゲットになってしまっているように思います。 スポーツカーやスポーティグレードに今後もMT車は残ると思いますが、一般ユーザーがお安く買えるMT車設定は、これからも少なくなり、場合によっては消滅してしまうかも知れませんね。
Posted at 2022/10/11 08:37:14 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2022年10月10日 イイね!

消えてゆく "ダウンサイジングターボ" エンジン。

消えてゆく "ダウンサイジングターボ" エンジン。欧州では王道エンジンと言われた。

 排気量は小さくなったけどパワーはアップ、それなのに燃費はよくなると言う夢のような話を引っ提げて続々と登場した "ダウンサイジング(DS)ターボ" エンジン!、日本はハイブリッドも含めて優秀な小型エンジンが多かったので追従して開発されたのは少数でした。 タイトル画像はトヨタが欧州での主力車種であった「オーリス」用に「1.8L並みの走りと1.5L並みの低燃費を実現した」として開発された1.2L直噴ターボエンジンです。 その後日本にも上陸し、「CH-R」「カローラ」に搭載されていましたが、今回「カローラ」の一部改良を期に「カローラ」からはその姿を消すことになりました。

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 大きな要因はトヨタが新開発の低コスト・低重量・高熱効率の3気筒1.5Lエンジンを開発したことがあるように思います。 上記の表に示したように、1.5L直3NAエンジン車のWLTC燃費値は1.8L直4NA、DS1.2L直4ターボエンジン車より、2〜3割も上回る高燃費を達成しています。 あまり人気の出ない<汗>セダン系の車種でもあり、より燃費値に重点を置いたエンジンに、道を譲ったことになったのではないかと思います。 車種内でスポーティ感を強調していたDS1.2L直4ターボエンジン×6M/T車もその姿を消しました。 これも時代の流れなのかも知れませんね<汗>。
Posted at 2022/10/10 09:31:08 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2022年10月09日 イイね!

「フィット」をマイナーチェンジ。

「フィット」をマイナーチェンジ。発売後2回目のマイナーチェンジ。

 ホンダは公式に "マイナーチェンジ(Minor Change)" と言う言葉を今回も使ってきました。 今回のマイナーチェンジで、NAガソリン車の排気量を1.3Lから1.5L i-VTECエンジンに変更してきました、多分に競合車「ヤリス」と商品性比較されたときに、排気量の小ささ(「ヤリス」の主力は1.5L)がネックになって商売がやりずらかったのではないかと思います。 燃費性能は排気量アップとアイドルストップを廃止したこともあり20.2Km/Lから18.5Km/L に悪化、ホンダとしてはメーカー側の課題としてエンジン種類の削減と言う命題もあったのかも知れませんね。
 
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 今回の「フィット」マイナーチェンジの目玉とも思えるNA1.5Lガソリン車の諸に競合車と思われる「ヤリス」との比較表(上記)を作ってみました。 悪い癖でどちらが儲かるクルマなのかを吟味して見たくなりますが、価格は同程度でも、トヨタの方が圧倒的に原価の低いクルマ作りが出来ているように思います<汗>。 直3気筒エンジン VS 直4気筒 i-VTECエンジン、車重1000Kg VS 1090Kg と大きな原価安要因が並びます<汗>、燃費は車重が軽い事もあり21.4Km/L VS 18.5Km/L と「ヤリス」が約16%も上回る結果になっています。 ・・世界に誇る i-VTECエンジンをもっと売りにできると、面白くなるのではないかと思ったりしています。
Posted at 2022/10/09 10:01:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2022年10月08日 イイね!

何故ハブナットからハブボルトに変えたのか?

何故ハブナットからハブボルトに変えたのか?先陣を切ったのはレクサス「IS」から。

 昨日のプログでトヨタ初のBEV「bZ4X」のハブボルト弛みのリコール対策について書きました。 今までのトヨタ車はハブから突き出されたスタッドボルトにディスクホィールを嵌め、ハブナットで締結する構造でした。 タイトル画像(「IS」に新採用のハブボルト)のようなハブボルトで締結する構造が初採用されたのは、レクサス「IS」からとなっており、その後「NX」にも採用拡大されています。 採用理由は『高剛性化とばね下の軽量化により、すっきりとした手応えのある操舵フィールと質感の高い乗り心地に貢献。また、ホイール穴が小さくなり、伸びやかなスポークのデザインにも貢献しています』となっていました。

 車種毎で構造が異なるとは思えないので、「bZ4X」もタイトル画像と同様のハブボルトが採用されたのではないかと思います。 何故問題が発生したのか?、あくまでも推察でしかありませんがEVの発信時の駆動力のデカさと、急な立ち上がりトルクの鋭さが影響したのではないかと思っています。 トヨタにとっては恥ずべき問題を発生させてしまった事は間違いないと思いますが、まだ量産体制に移る前の「bZ4X」で問題がクリアになり、トヨタとしての恒久対策が打てたことは不幸中の幸いだったと思います。 新型「クラウン」、販売中のレクサス「IS」「NX」にも今回の恒久対策は横展されると思います。
Posted at 2022/10/08 09:57:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

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