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散らない枯葉のブログ一覧

2023年01月16日 イイね!

完成形に近づくハイブリッド軍団。

完成形に近づくハイブリッド軍団。「プリウス」が駒を埋めて進めた。

 トヨタのハイブリッド攻勢が止らない感じですね。 もう役割は終わったと言われていたハイブリッド専用車「プリウス」を派手なデザインで巷には蘇らせたと思わせながら、実の所は巧妙な戦術で、トヨタのハイブリッド軍団の駒を埋めて進める役割を果たしたのではないかと思います。 下の表にハイブリッド軍団の一覧表を作ってみましたが新型「プリウス」の1.8L版は「カローラ」に今後を託し、新しい2.0L版でワンランク車格を上げて、新しい「プリウス」の地位を築こうという戦略が見え見えだと思います。

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 表は、4WD(AWD)で統一してみました。 全車にTNGAプラットフォームの採用、共通化の進んだダイナミックフォースエンジンの採用で他社に比べて大幅な原価の低いクルマ作りができているのではないかと思います。 さらにトヨタの場合、ガソリン車に販価で35~40万円位の上積み額でハイブリッドを作る事ができ、それに20万円位の上積み額で電動4WDを作る事が出来ています。  この低い製造原価に対抗できるメーカーは今は無いのかも知れませんね。 最近のトヨタは単なるハイブリッドの売り込みに加え、本格的なAWDを名乗れるほどの走りの安全性を売りにするハイブリッド4WDを売りの中心に位置付ける戦略も合わせて進めているように思います。 競合他社にとっては手強い相手だと思いますね。
Posted at 2023/01/16 09:16:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2023年01月15日 イイね!

CO2低減に頑張る日本のガソリン車。

CO2低減に頑張る日本のガソリン車。10年で実燃費10%強の向上。

 政府統計の中に、クルマの台数や走行距離やガソリン消費量を年別に統計を取っているデータがあります。 この中でガソリン車(約4千万台)の年別のガソリン消費量と走行距離データを用いて平均実燃費の10年間の推移を下のグラフにまとめてみました。 自動車メーカーが "良い仕事" をしている結果か、一度も前年比で落とすことなく年々燃費向上を果たしているのは立派だと思います。 実燃費の10%向上効果をガソリン消費量に換算すると7.6万キロリットルも減らすことが出来ている事になります、30キロリットル積載の大型タンクローリーに見立てると約2,500台分に相当します、塵も積もればですね<笑>。

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 ガソリン消費量が下がるのは良い事ばかりではなく、ガソリンの消費量に支えられているガソリンスタンド経営は実燃費向上と共に年々厳しくなると思います。 合理化で家族経営のガソリンスタンドのほとんどが姿を消してしまいました。 "あちらを立てればこちらが立たず" なのだと思いますが、2030年目標のCO2低減策をこのまま押し進めると、世の中どう変わって行くのだろうと心配にもなりますね。
Posted at 2023/01/15 09:08:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2023年01月14日 イイね!

「アキュラ」ブランドが中国から撤退!。

「アキュラ」ブランドが中国から撤退!。2016年から始めた現地生産も止め。

 タイトル画像は2016年に中国専用車として投入された「アキュラ CDX」と言うクルマです。 中国市場の急成長で高級車ブランドのクルマがバカ売れする2016年頃に、この機を逃してはならないとはかりにホンダの高級車ブランド「アキュラ」の確立とさらなる量販を狙って新型車発表と同時に現地生産に踏み切った模様です。 あれから5年で中国市場も電動化推進の大波の影響もあり、思ったほど「アキュラ」の売行きは伸びず、2021年は下表のように6,554台の販売に止まってしまい、昨年年初から噂に上がっていましたが正式に撤退の判断がなされたみたいです。

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 高級車ブランドであるベンツ、BMWに続けとばかりに相次いで設立された日本メーカーの高級車ブランド。 レクサス・インフィニティ・アキュラ、中国市場と同様にその志を残して頑張っているのはレクサスだけなのかも知れませんね<汗>。
 
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 上のグラフはトヨタ・日産・ホンダの2016年と2021年の中国での販売台数を比較したものです。 中国の自動車販売台数は2017年当たりをピークに伸びは止っていますが、その中で6年の間に日本メーカーの販売台数と順位が大幅に入れ替わっているのが目立ちます。 善戦しているように見えるホンダ(アキュラ含む)も、経営的には苦労しているのかも知れませんね。
Posted at 2023/01/14 10:41:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2023年01月13日 イイね!

日本メーカーの中国依存度は米国以上。

日本メーカーの中国依存度は米国以上。トヨタと日産の開きは年々拡大。

 中国市場での日本メーカーの2022年乗用車販売台数が判ったので、先日プログに用いたグラフに、中国のデータを入れて比べてみました<汗>。 ホンダと日産は国内販売台数の約2.6倍を、トヨタは1.3倍を中国で販売している事になります、台数比だけで見るといずれのメーカーも中国への依存度が高いことが見て取れます。 タイトル画像は中国市場で2021年に50万台を売り乗用車販売台数トップとなった日産「シルフィ」です。 2022年も人気は持続している様子なので、日産の中国販売の半分程度を支えているクルマと言っても間違いないと思います。

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 中国販売台数の前年度比ではトヨタ:-0.2%、ホンダ:-12.1%、日産:-22.1%と軒並み落としていますが、日産の落ち込み量が大きくトヨタとの開きが年々拡大傾向なのが気になるところです。 米国や中国での販売台数の落ち込みをカバーしなければならない間は、日産やホンダの日本市場への積極的な開発費投入による新型車の発表は今年も無いかも知れませんね。
Posted at 2023/01/13 08:41:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2023年01月12日 イイね!

2022年 最も売れた乗用車「N-BOX」。

2022年 最も売れた乗用車「N-BOX」。白物家電化が進んでいるのかな?。

 タイトル画像は2022年最も売れた乗用車「N-BOX」です。 画像は上半期の物ですが通期でもNo.1の座を得ました<笑>。 下の表に2022年最も売れた乗用車トップテンを並べてみました、普通乗用車が5車、軽乗用車が5車、トップテンに選ばれたブランドと通称名は日本のクルマ市場をよく物語っているのではないかと思います。 軽自動車とコンパクトカーが並びます、贅沢なクルマでは無く、価格も手頃で実用的なクルマばかり、、自動車評論家が競って評価するようなクルマには、お客さんは購買意欲を持たずに実用性を最重視するのは、クルマ選びの白物家電化が進んでいる証拠かも知れませんね<汗>。

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 昨年の場合は、半導体不足の影響が半導体を多く使う高級車に偏ったことで、受注が合っても高級高性能車が作れなかったのが別の要因になっているのかも知れません、何か今のワクワク感の無いクルマ市場の雰囲気がクルマへの興味を失うきっかけにもなっているような感じがして寂しいですね。
Posted at 2023/01/12 08:48:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

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何シテル?   10/12 09:06
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