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散らない枯葉のブログ一覧

2024年07月31日 イイね!

トヨタ、上半期販売は前年比99.1%。

トヨタ、上半期販売は前年比99.1%。不正ダメージを海外販売でカバー。

 ダイハツ、豊田自動織機、そして自らの認証不正で該当車種の生産を止めた影響で国内の上半期販売台数は68.2万台と昨年同期比で19.6万台減の77.7%に終わりました。 中国でも苦戦中と聞いていたので、2024年度上半期の販売は大幅に低下するかと思っていましたが、グローバル販売台数は前年比99.1%の489.2万台と何とか最小限の減少に踏み留まった感じです。 海外販売台数は421.0万台(103.7%)と過去最高を記録したそうなので、周りが心配するほど経営的なダメージは少なかったのかも知れませんね。

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 上のグラフに「2024年上半期、地域別販売台数と前年同期増減」をまとめてみました。 日本と中国のマイナスを、北米と欧州で補うような形です、それにしても飴玉でもない大きくて高額なクルマを489.2万台も世界中で売り切るエネルギーって凄いと思いますね<汗>。 電動車の販売台数は209.3万台(前年同期比:122%)と、全販売対数の43%を占めるまで着実に伸ばしています、タイトル画像は米国販売の遂にHEV専用車になった25年式「カムリ」です、この手の新車種投入が今後も続くのでしょうね。
Posted at 2024/07/31 09:30:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2024年07月30日 イイね!

中国苦戦の中でトヨタの出した一つの回答。

中国苦戦の中でトヨタの出した一つの回答。新型HEV「プラド」、中国で生産開始。

 中国では新型ランドクルーザー250は、旧車名の「プラド」のままでモデルチェンジされ現地生産で販売が開始されました。 驚くことに、国内では発売の無い、米国仕様と同様の2.4ターボハイブリッド搭載の電動車のみとなっています。 中国で低燃費車としての扱いを受けるハイブリッドを敢えて用意するのは時代に合わせた対応だと思いますが、世界市場で最高レベルと評される高性能な本格オフロード車を作る現地合弁会社のクルマ作りの実力の高さも称賛するべきかも知れませんね。 同じように中国で苦戦中の日系他メーカーには真似のできないトヨタだけの先を見た戦略と思います。

 昨日まで「中国での日本自動車メーカーの苦戦は続く」のシリーズで私の考えは述べさせて頂きましたが、中国で販売中のクルマの賞味期限切れ対策を打てないメーカーはこれからも苦戦が続き、容易に回復させるのは難しいと思っています。 中国だからと序列を下げるのではなく、世界に最新モデルと誇れる「プラド」のようなクルマを、世界同時にモデル刷新して中国市場に投入する姿勢こそ本当の挽回策ではないかと思っています。
Posted at 2024/07/30 08:53:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2024年07月29日 イイね!

中国での日本自動車メーカーの苦戦は続く(3)。

中国での日本自動車メーカーの苦戦は続く(3)。クルマの賞味期限切れ近し<汗>。

 タイトル画像に新聞切り抜きの「中国市場を巡る日本メーカーの対応」を示します。 現地メーカーの台頭やEV市場出遅れで、これまで売っていたクルマの賞味期間切れを起こして大苦戦している日本メーカーが、事の深刻さにようやく気付いて相次いで事業縮小の動きを強めている様子です<汗>。 ホンダは2か所の工場を閉鎖・休止し年間149万台の生産能力を120万台規模まで減らすと発表、日産は一部の工場の閉鎖・休止だけに止まらず、遊休工場で現地メーカーのEVを請け負い生産するとか、、年産150万台規模まで育ててきた自社車生産能力を、現状に合わせて大幅に縮小を迫られてるのが現実だと思います<汗>。 

 日産もホンダも新型EV投入で巻き返すことを宣言しているが、必ずヒットして数十万台のこれまでの落ち込みをカバーできる保証は何も無いのが本当の所だと思います。 現地メーカーが台頭してきている中で、日本メーカーの強みを活かし踏み留まりシェアを挽回するのは、中国で「新エネ車」として優遇されるPHEVか、「低燃費車」として優遇されるハイブリッドのモデル数を増やして、賞味期限切れの迫った純ガソリン車(ICE)モデルの穴埋めを確実に実行していくしか道は残されていない感じがしています<汗>。
Posted at 2024/07/29 10:09:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2024年07月28日 イイね!

中国での日本自動車メーカーの苦戦は続く(2)。

中国での日本自動車メーカーの苦戦は続く(2)。ここでも手遅れの日産<汗>。

 タイトル画像に「中国での日本メーカー年間販売台数」推移グラフを示します。 マスコミは日本メーカー全体が同様であるような扱いをしていますが、実際の推移を見ると明らかに日産の販売台数減が際立って大きい事がよく判ります。 実際に日産の販売台数は2018年の156万台をピークに下がり初め、5年後の2023年には約半分の79万台まで落ち込んでしまいました。 日産は2018年には大人気の「シルフィ」シリーズに、「シルフィ ゼロエミッション」というEVを中国専用車として投入してますが、得意なEVの芽を伸ばすことができずにここまで来てしまっています<泣>。

 トヨタは日産の販売減を横目に見ながら2021年には194万台まで販売台数を伸ばしています、切れ目のない新型車の投入や、得意のハイブリッド攻勢で日本メーカー同士の戦いでも勝ち、なおかつ中国市場でのブランド力を高めた結果だと思います。 日産やホンダが日本国内の販売車種を経営合理化で減らして行った流れと、中国市場で販売台数が減速していった流れが同期しているようにも私は感じます<汗>。 昨日書いたように現地メーカーの攻勢は続く中で、単にEVを投入するだけでは、特に日産の回復は難しく感じています<汗>。
Posted at 2024/07/28 08:50:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2024年07月27日 イイね!

中国での日本自動車メーカーの苦戦は続く(1)。

中国での日本自動車メーカーの苦戦は続く(1)。現地メーカー台頭の流れは止めれない。

 タイトル画像は中日新聞の紙面からお借りした「中国の乗用車市場での国別メーカーシェア推移」です。 中国から見れば外資系のドイツや日本メーカーのシェアが2020年以降急激に落しているのに対して、中国現地メーカーがシェアを大幅に拡大させている事が一目瞭然です<汗>。 伝えられるように日本メーカーのEV対応が遅れたと言う側面もあるとは思いますが、EVであろうとガソリン車であろうと、現地メーカーが開発し製造するクルマが、外資系の作るクルマに対して劣ることなく安心して買えるクルマに急成長してきたことが真因なのではないかと思っています。

 当然、中国現地メーカーは、これからの生き残りをかけた激しいシェア争いをしていく中で性能や商品力を更に一段と上げてくるはずなので、2020年以降で続くの現地メーカーの台頭は今後も勢いを増してくるものと私は思います。 これまでは世界市場でも好評なクルマを中国現地生産するだけで安易に販売シェアを伸ばしてきた日本系メーカーは、これまでの殿様的な中国戦略を大幅に変えない限り増々苦境に追い込まれるのではないかと思っています<汗>。
Posted at 2024/07/27 09:28:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

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「欧州でも軽サイズのBEV認証の動き。 http://cvw.jp/b/1923480/48812312/
何シテル?   12/11 10:56
「散らない枯葉」です、よろしくお願いします。 団塊世代ど真中の昭和23年生れです。 40年間、大手の自動車メーカーの技術部門で働らき、定年退職した今は悠々自適...
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