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散らない枯葉のブログ一覧

2025年07月28日 イイね!

生産終了、SKYACTIV-Xエンジン。

生産終了、SKYACTIV-Xエンジン。技術者のエゴだけでは商売にならない!。

 マツダが、ガソリンを圧縮着火することで、大幅な燃費改善と出力向上を両立できる画期的な予混合圧縮着火(HCCI)方式エンジンの開発目処が立ったと2017年に技術発表し、2019年に製品化に漕ぎ着けた "SKYACTIV-X" エンジン。 当時のマツダは他社には真似ができない世界初の技術が一杯詰まった "SKYACTIV-X" エンジンの種類を増やし全てのマツダ車に展開すれば世界制覇も可能と考えていた位に勝手に勢いづいていたように思われます<汗>。 燃費等の性能面での向上代が思ったより小さかった事と、マツダの売りのディーゼル車よりも車両重量も重く、車両価格も高かった事などから、期待したほど売れず、遂に2025年内に "SKYACTIV-X" エンジンの開発・生産終了することが決定されました<汗>。

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 2017年に技術発表してから、製品化されるまでの間の世の中の期待値の高まりに、技術者のエゴで価格や重量よりも "製品化さえすれば必ず売れる" との誤解が生まれ、肝心の商品価値そのものを客観的に自社診断できなかったのだと思います。 厳しいようですが、当初目標としていたコストや重量が大幅にオーバーすると判った時に本当は "止める" 決断をするべき製品だったように思います<汗>。 そうすれば "マツダの失敗作" と言う烙印を押される事も無く済んでいたように思います。
Posted at 2025/07/28 11:28:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2025年07月27日 イイね!

24Vマイルド ハイブリッド。

24Vマイルド ハイブリッド。カタログに "ハイブリッド" と書きたい!。

 今や "ハイブリッド" を名乗らなければ新型車扱いされないと言う時代になってしまったように思います。 タイトル画像のマツダの新型「CX-5」も、2.5リッターガソリンエンジンに24Vマイルドハイブリッドシステムを組みあわせハイブリッド専用モデルとして登場しました。 あまり詳しくは紹介されていませんが同じエンジンとモーターを併用するハイブリッドと呼ばれるモデルにも、ほとんどモーターだけの出力では走れないモデルから、モーターだけで併用するエンジン以上に走れるクルマまで幅広く、厳密な定義が無いので、みんな "ハイブリッド" を名乗っている混乱の時代でもあるように思います<汗>。

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 昔開発現場に居た時に、モーターだけで時速3Km/h以上で走れたらハイブリッドを名乗れると言う定義らしいことを聞いた事がありますが、今も生き残っているのかどうかは判りません<笑>。 上にハイブリッドの種類と最大トルクモーターカバー率の勝手な表を作って見ましたが、マイルドとストロングの歴然とした差は判って頂けるのではないかと思います<汗>。 推察ですがマツダが24Vマイルドハイブリッドに拘るのは、モーターを6A/Tの駆動軸に配置する横置FFユニットを物理的に開発出来てない事の裏返しではないかと思います。 新型「CX-5」のストロングハイブリッド発売は2027年予定、それまでは購入をお待ちくださいと言っているようなモデル誕生のニュースですね<汗>。
Posted at 2025/07/27 11:12:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2025年07月26日 イイね!

高齢者ドライバー自己認識度。

高齢者ドライバー自己認識度。日増しに高まっています<汗>。

 世間一般には75歳以上を高齢者ドライバーと言う枠にはめています。 私の年齢は76歳、立派な高齢者ドライバーてす<笑>。 私は団塊世代のど真中の昭和23年生まれ、日本の人口年齢構成で最も人口の多い世代です。 後5年もしたらみんな80歳以上になって免許返納する人も増えるし、返納せずとも運転そのものが出来なくなる人も純増するものと思われます<汗>。 ほん5年位前までは脚立の上に上がって庭木の剪定をしていましたが、上がる事に恐怖心を抱くようになり、高い庭木を切ってしまって、手の届く低木に植え替えました。 これも高齢者としての自己認識度が上がっているひとつの現象だと思います。 クルマの高年齢絡みの潜在的な危険度を察してマイカーの運転も最近は必要最小限に自重することが増えています<涙>。

 タイトル画像にネットからお借りした「交通死亡事故の人的要因比較」を示してみましたが、75歳以上の高齢者ドライバーが交通事故を起こしやすい人的要因のうち、「ハンドル・ブレーキ・アクセル操作」に関する事項が高齢者ドライバーの事故の多い要因となっています。 私の勝手な分析だと、高齢者ドライバーほどクルマの運転は怖いと言う自己認識度が上がって自然現象的に運転機会を減らしていく、たまにやむなく運転するから初心者的な「ハンドル・ブレーキ・アクセル操作」が原因となるような事故を起こしやすい<汗>。 ・・いずれにしても自己責任で "運転は止める" 決断が下せるように、心と環境の整備は進めて行きたいと最近は思うようになっています<汗>。
Posted at 2025/07/26 09:51:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2025年07月25日 イイね!

「アルト ラパン」がハイブリッド専用車に。

「アルト ラパン」がハイブリッド専用車に。軽自動車にも波及かな?。

 トヨタが「カローラクロス」でNAのガソリン車を廃止してハイブリッドのみにしたのには驚きましたが、軽自動車にもその流れが波及した様子です<笑>。 スズキは、軽乗用車「アルト ラパン(タイトル画像)」、「アルト ラパンLC」の一部仕様変更によりパワトレに新たなマイルドハイブリッドを採用することを発表し、同時にこれまで採用していたNAガソリン仕様車を廃止すると発表しました。 「アルト」にはこれまで通り、NAガソリン仕様車が残るので、トヨタの戦略とは少し違い、アルトシリーズでの車種整理の一環で、販価の高い「ラパン・ラパンLC ハイブリッド」の需要を拡大・喚起するための販売戦略と思われます<笑>。

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 上に軽乗用 5ドアハッチバックの比較表を作って見ましたが、それぞれのメーカーの個性と割り切り方が随分違うと思いました。 車両重量・燃費・価格でスズキとダイハツはもろ競合している様子だし、ホンダはそこからは間を空けて独自の道を行く感じですね<汗>。 下に2025年1~6月の各車の販売台数推移をグラフにしてみました。 ここでもスズキとダイハツはもろ競合していますが、ホンダ「N-ONE」は月販目標2000台ですが、ライバルにも大きく離されている様子です。 ちなみに「ラパン・ラパンLC ハイブリッド」の月販台数計画は3000台だそうです<汗>。

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Posted at 2025/07/25 08:54:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2025年07月24日 イイね!

米国の産業復活に心折れたトランプ大統領。

米国の産業復活に心折れたトランプ大統領。日本への関税率下げた事に怒る米自動車団体。

 私見です。 日本の自動車及び自動車部品に対するトランプ関税が15%に引き下げられる事が決定した事に対して、米自動車団体は「アメリカの産業と労働者にとって悪い合意だ」との声明を出した事が伝えられる。 確かにトランプ氏が強いアメリカ復活の柱に挙げている米国基幹産業の復活にとっては、先の新日鉄のUSスチール買収を一転歓迎した事や、今回の日本の自動車業界の更なる米国進出を歓迎するような政策は、そもそもの主張に逆行しているようにも思われます。 先日のプログにイーロンマスク氏が「日本車は米国から追い出せない」と主張したことを書きましたが、メキシコ・カナダ等への25%もの高関税を課しても、米国の自動車業界が目先の利益を追うばかりで、トランプ氏が期待する国産化比率向上への具体的な動きを示せない事に対しての失望もあったのかも知れませんね<汗>。

 タイトル画像に米国4〜6月期のブランド別米国販売台数と増減%を表に纏めました。 元々米国市場で販売シェアの高いブランドは値上げ前の駆け込み需要にも助けられ販売台数を伸ばしている様子です。 でも米GMは、販売台数増ではあったが、トランプ米政権の高関税政策で収益は1,600億円(35%減益)下がったと、打撃を受けたことを明らかにしています。 日本に課する関税が15%に決定しても日本ブランド各社共に事情は違えど、例年水準の利益を上げるには、車両価格値上げは必須だと思います、、結局は今以上に厳しい商品力競争に突入しそうですね<汗>。
Posted at 2025/07/24 10:42:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

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「"スムーズストップ制御" アクアに採用。 http://cvw.jp/b/1923480/48639354/
何シテル?   09/06 08:56
「散らない枯葉」です、よろしくお願いします。 団塊世代ど真中の昭和23年生れです。 40年間、大手の自動車メーカーの技術部門で働らき、定年退職した今は悠々自適...
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