
台風18号が久々に首都圏を直撃しましたが、私も久々に1時間程の停電を味合いました笑
結構珍しいパターンで、台風が接近していた9時前頃から、4回停電して、4回目で約1時間停電しましたが、その前の3回は1分間で点灯して30分程の間に点いたり消えたりを繰り返していましたので「風雨で濡れた樹木が電線に接触したり、離れたりしているのかな」と思っていました。
現場を見に行った訳では有りませんが、大体想像は付きますし、点灯している時は、怪しい所は有っても断定は出来ません。
4回目に停電した時は1分待っても点灯しませんでしたので「これは、もう駄目だ」と覚悟を決めました笑
普段、自分の家だけが停電すれば、ブレーカー等を確認しますが、雷や台風等の天災の場合は周りの家も電気が消えてますので、それで変圧器の焼損や変電所でトリップしたのか判断が付きます。
以下は関東を前提として書いてます。
通常、変電所でリレーがトリップすると、再閉路リレーが動作して、1分後に自動的に送電されます。
周りも電気が消えて「何だ何だ」と思っている内に電気が点いたと言うのは、大体がこのパターンで、瞬停とは違います。
詳しく説明出来ませんが、変電所から線路の末端までは一直線では無く、何ヶ所かの区間に区切られていて、そこに取り付けられている機器で入り切りしたりも出来るのですが、停電の原因に成るの物が有ると、1分後の再送電で再度変電所のリレーがトリップしますので、その際原因の手前に有る機器がロックし送電を停止する仕組みに成っていて、210秒後だったと思いますが、再々送電されると、ロックされている機器まで送電されて、それ以降の区間が停電と言う事に成ります。
原因と成る物が、末端の区間で有れば少しは良いのですが、中間等の場合は健全区間も停電する事に成ってしまうので、その場合は他の連携されている線路から逆送電をして、事故区間のみの停電にしてから、事故捜査を行って原因を探します。
停電している時、家族が「こっちは停電してるのに、下の通りは街灯が点いてる」と言ってましたが、それは変電所は同じでも線路が違うからで道路の右側は停電して、左側は点いていると言う事も珍しくは有りません。
今日の停電は、一旦再送電成功に成ったけど、少し時間が経ってまた変電所がトリップすると言うのを3回繰り返して、4回目の時に再送電不成功に成った様ですので、最初は樹木が風で煽られて、電線に接触したり離れていたけど、折れたり倒れたのかどうかは分りませんが、最後は電線に接触したままに成ってしまったのでは無いかと考えています。
私の経験だと、再送電成功した線路がまたトリップして停止すると言うのは、2回位は記憶に有りますが、4回と言うのは初めてですので、点いたり消えたり一騒ぎでした笑
太陽光発電をされている方の場合は、どうなのかは知りませんが、停電して周りも消えていたら、取り合えず1分待って、それでも点灯しなければ、恐らく直ぐには点灯しませんので、復旧するのを待つしか無いですね。
事故が発生すると、事業所では警報が鳴るのですが、知り合いに聞いたら「朝から鳴りまくっている」との事で、あの嫌な警報の音を思い出してしまいました笑
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電気 | 日記
Posted at
2014/10/06 21:34:35