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アスペルガー症候群の影響を認定　求刑超えた判決に被告側控訴

産経新聞 8月13日(月)18時56分配信

大阪市平野区の自宅で昨年７月、姉＝当時（４６）＝を刺殺したとして、殺人罪に問われた無職、大東一広被告（４２）の弁護側は、検察側の求刑（懲役１６年）を超える懲役２０年とした１審大阪地裁判決を不服として、大阪高裁に控訴した。控訴は１１日付。

７月３０日の１審判決は、犯行の背景に広汎性発達障害の一種、アスペルガー症候群の影響があったと認定。その上で「家族が同居を望んでいないため障害に対応できる受け皿が社会になく、再犯の恐れが強く心配される。許される限り長期間、刑務所に収容することが社会秩序の維持に資する」と述べ、殺人罪の有期刑の上限である懲役２０年が相当とした。



この事件と判決に関して私の考えで、勘違いをしないで頂きたいのは、私は障害を持って居る方を差別的に思ってはいません。

裁判所が、再犯の恐れが強い上に何もかも知り尽くしている家族が同居を望んでいないと判断したなら、私は懲役20年何処か、死刑に成ってもおかしく無いと感じます。
被害者側に立ってみれば、相手が障害者だろうと病気だろうが全く関係無いと思います。まして、この事件は恩を仇で返すと言う事の典型的な例だと感じます。
アスペルガー症候群がどうとかで、こいつを裁いているのでは無く、今まで何をして来て何故、実姉を殺したのかと言う事だけだと感じますし、色々調べて見るとこいつに対しては、アスペルガーで減刑対象に成る方がおかしいと思います。



残虐性の考慮と、病気への理解は別の問題で「差別」とは全く異なる事で、加害者が障害者だから、刑を軽くしたりすれば逆に障害者の方は今後余計な「差別」を受ける事に成ると思うのですが。
この場合は、「差別」云々ではなくこいつ個人の問題では無いかと。
量刑は被害者の苦痛や被害の深刻度に比例させて、加害者の個人的事情などは勘考する必要は無いと思います。
まして、再犯の恐れが有ると判断されているのですから、市民の安全＝「加害者の人権」と考える方がおかしい様に感じます。
服役する障害者が居ない訳でも無いし、マスゴミで話題に成ったからと言ってもし減刑されたら、アスペルガーに対する偏見が広がる様に思いますが。

支持団体は、その内にアスペルガーだから心神喪失という理論で、そのうち減刑何処か無罪を主張して来る様な気がしますが、これは、裁判員裁判で国民参加の判決だと言う事を考えるべきだと思います。
国民は殺人を犯した犯人が精神的疾患だと主張して減刑、無罪になっている現実に不満をもっているからこそ、この様な判決を下したのだし、長期間ひきこもり生活を支えてくれた姉を殺したこいつに同情の余地無いと感じます。
まともな支持団体が「差別」を恐れるのは理解しますが、これは「区別」だと思います。事実を直視しないので有れば、普通の人間から見れば立派な「逆差別」では無いかと。

私には、今回の支持団体が騒いでいる「差別」と言う言葉は只の言葉遊びに思えますし、言葉を変えれば病気を理解する為には殺人もやむを得ないと同じ事では無いかと。
そうまでして、「差別」や「人権」を訴えるの有れば、「出所したら責任を持って団体で受け皿に成ります」と宣言するべきだと思います。

この様な団体は、いつも騒ぎますが責任を取ったと言う事を聞いた事が有りません。
所詮は、「差別」や「人権」を叫んでお金を儲けているだけ何でしょうね。