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2023年12月21日

本物の価値 MOTUL J-01

レガシィで使用しているMotul J-01 5W-30(SP)ですが、既に走行2,500キロ。
気温は限りなく0度に近い状況でも、エンジン始動直後から暖気が終わっているようなフィーリング。
素晴らしく滑らかで、静かで快適。
これぞ化学合成油というフィーリングですね。

滑らかさや静けさにおいてはMobil1 0W-40を上回っています。
さすがMotul。期待を裏切りません。


私の経験から、このフィールはPAOがかなりの高割合で配合されていて、さらに低温系添加剤も入っているかな。
最初の売り文句はPAO 100%だったけど今はどうなんだろう。


最近ではPAOはあまり使われなくなってきて、天然ガスから生成したXHVIが使われています。
XHVIはベースオイルの時点で粘度指数140もあるし、最初から硫黄などの不純物も極めて少ない。
だから安くて高性能なオイルが作れるんですね。

安くて高性能なものが作れるのならば、当然そちらを使うのが世の道理。
実際XHVIベースオイルのエンジンオイルは劣化が遅く、劣化しても振動やノイズが増えにくい傾向にあります。
つまり安いうえにロングライフ性能まである。
これで化学合成油を名乗れるんだから、使わない理由はありませんね。


では古典的なPAOはもう使う価値がないのか。
古臭くて性能低い物なのか。
と言うとそんな事はありません。
PAOは依然高性能で、分子構造上非常に頑強。

ただ技術の進歩でPAOを使わなくても安価で十分な性能のモノが作れるようになった。


確かに使用フィーリングは非常になめらかで、もともと低振動低騒音の水平対向エンジンがいままで振動や音を発していたと気が付くほどに快適。
でも、それ求めている客がどれだけいるのか。
安くて高性能なものがあるのに、わざわざ小さいメリットのために価格の高いものを導入する必要があるのか。

そこがつまり、こだわりなんだろうな。
譲れないプライド。
使ったってクルマのライフが伸びるわけじゃないんですよ。
ちょっと前の自動車メーカー純正オイルは鉱物油ですが、鉱物油でエンジンは10万キロ保証を付けられるほど持ちます。
保護性能だけならわざわざプレミアムオイル使う理由なんてない。

けど、やっぱり良いものはイイんですよ。
滑らかなフィーリングが快適なんですよ。
高回転を苦手とする2.5L四気筒エンジンが軽々回るのが気持ちイイんですよ。


同じモチュールでもH-TECHってオイルはVHVIで、300Vってオイルはコンプレックスエステル100%です。
300Vはほとんどレーシングオイルなので、市販車に使うには非常に勿体無い。
高い確率で真の性能を使えずに廃油になっちゃう。


ここまで書いておいてVHVIだったら笑いますが。
いや私が笑われますが(笑

でも、J-01は本当にイイね。
また買おうかな。
もう私の交換基準はとっくに過ぎているけれど、Mobil1のように5,000Km使えるかな?
ブログ一覧 | オイル | 日記
Posted at 2023/12/21 19:15:58

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