猛暑が続いていますね…。
こうも暑いと外に出て何かをするというのが難しくなります。
とはいえ自動車整備は欠かせないので今日はレガシィのエンジンオイル交換。
洗い油として入れたはずのクエーカーステート・アドバンスドデュラビリティは気が付けば2,000Km使用。
タイミングベルト交換したのが5/19、62,400Kmの時で、ここから急激に走行距離が伸びています。
今の走行距離が69,700Kmなので70日で約7,000Km走ってるんですよ。
つまり一ヵ月3,000Kmなので、エンジンオイルなんてすぐ交換に。
毎週山形と新潟を往復しているというのが大きいけど、かなり走っているなー。
この状況を少し変えるために、エンジンオイルをロングライフタイプに変えてみよう。
写真1

という事で今回の銘柄はモービルのMobil1 0W-40。
一昔前はベースオイルにPAO(ポリアルファオレフィン)を100%使用した本物の化学合成油でしたが、今のベースオイルはXHVI+PAOの半化学合成油。
もちろん日産GT-Rの純正オイルにも採用されているように性能は最上級。
工業製品としてはモデルチェンジする場合には同じもしくは上回る性能を安く作ることが最低条件なので、半化学合成油でもPAO100%以上の性能が出せていないと非常にまずい。
PAOを100%使用したエンジンオイルこそ至高と思っていましたが、この考え方も時代遅れになりつつあるのかな。
XHVI基油のエンジンオイルはいくつか使ってきましたが、決まってフィーリングがいい。
滑らかさは添加剤によって変わってくるのでしょうが、負荷をかけてもエンジンの振動が発生しにくいのは売り文句通り分子構造が均一なのでしょう。
ガスを主成分とするXHVI基油は硫黄などの余計な成分を最初から含まないためオイル酸化が抑えられます。
だからXHVI基油は均一な分子構造と清浄な成分によって、ロングライフにしやすいベースオイルなんですね。
さらに添加剤抜きの粘度指数が140と非常に高いのもポイント。
粘度指数向上剤が少なくて済むという事になります。
この結果、ベースオイルの時点で優れた素性を持つために添加剤が少なくても高性能な潤滑油が作りやすいんですな。
つまり、ただでさえロングライフだったMobil1 0W-40はさらにロングライフになっているのではないかと期待するのは自然な事でしょう?
このMobil1 0W-40でひとっ走りしてきましたが、レガシィらしい無音無振動のドライブを楽しむ事ができます。
これで長距離走行も楽々かな。
オイル交換頻度も伸ばせると良いけれど。
写真2

クエーカーステート・アドバンスドデュラビリティ5W-30も良いオイルでした。
ただ、やっぱりエンジンオイル減っていますね。
4.0L入れたはずなのに3.8L程度になっています。
理由は明白で、毎週2回も峠を越えるから。
必ず目の前には速度の遅い車が出現し、それに付き合うためにエンジンブレーキをフル活用したり登りでエンジン回転を上げたりしますから。
そもそもレガシィの取扱説明書にもエンジンオイルは減ると書いてありますから、EJ25というかスバルはそう言う設計なのでしょう。
写真3

それでもオイルは劣化を感じなかったし、まだまだ透き通っていて綺麗。
鉱物油らしく振動はするけれど、使用フィーリングが軽いし劣化も少ない。
クエーカーステートのエンジンオイル、スーパーメジャーの製品だけあって基本性能に優れているな。
1Lで600円程度しかしないし、また買ってもいいかな。
Posted at 2023/07/29 22:32:07 | |
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