今回でレガシィの納車時整備は最後になります。
まずは最大のリフレッシュポイントであるサスペンション。
ダンパー、スプリング、アッパーマウントは交換しましたが大事なものが残っています。
写真1

それがこのロアアームブッシュ。
この小さなゴム部品がハンドリングに大きく影響してきますが、これまで交換した形跡がありません。
という事で新品交換。
正直BHレガシィほど古いクルマともなるとこういったゴム系パーツ供給が不安でしたが、まだまだ新品が手に入るようです。
大変に有難い。
写真2

お次は点火系。
20万キロ使いっ放しであろうイグニッションコイルと、いつ交換したのか分からないスパークプラグの交換です。
スパークプラグ交換ついでにエンジンの圧縮測定も実施。
結果は13.2から13.4という事でほぼ問題無しという事です。
各気筒に圧縮のバラつきがないので、圧縮が規定より低いとしても全体的に綺麗にヤレているといった感じですね。
規定値が知りたいので、次回ショップに行った時に聞いてみましょう。
測定値が問題ないと言われても規定の数値が気になるのは職業病なのかな。
写真3

お次は想定外の整備。
ファンベルトとエアコンベルトです。
メカニックが整備途中に発見してくれたので、躊躇なく新品交換しました。
特に最近の夏はエアコン動かないと冗談抜きで命に関わりますから…。
写真は交換後の部品が色々散乱していますが気になさらず。
レガシィはようやく納車時リフレッシュ整備完了!
ハンドリングも乗り心地も素晴らしく良いです。
もっとも、GT-B(BILSTEIN)ではなくGT-K(KYB)になっていますが。
多分BH型レガシィGTの純正はカヤバだと思うので、恐らくレガシィGTの純正と同じ乗り味かな。
フラットな乗り味は新車のインプレッサに負けていないし、直進安定性は明らかに上。
ビシっとまっすぐどころではなく、車体が左右から押さえつけられているかのような強固な安定感。
これがレガシィか。
改めて実感。
ボディ剛性は新車GT型インプレッサには劣るもののまだまだガッチリしており、ホイールベース長いにもかかわらずヨレる感じもありません。
ボディ剛性補強もいりませんね。
ランサーの時もフリードの時も実感しましたが、ロアアームブッシュの交換は劇的に良くなりますね。
ダンパーやスプリングを交換する程の予算は無くても、ロアアームブッシュを変えるだけでも全然違うのでサスペンションリフレッシュをお考えの方はまずはブッシュだけでもやってみてはどうでしょう。
エンジンもイグニッションコイルとスパークプラグの交換で別物になりました。
いや、今まで劣化で別物になっていたのですが。
まずエンジンのドコドコサウンドが限りなく小さくなりました。
大音量マフラーのレガリスRを導入しているはずなのに、ほぼ無音の領域が増えています。
そしてパワーが違う。
いつも使うアイドリングから2,000rpmのNA領域のトルクが太くてレスポンスが鋭い。
今日はショップから帰宅する程度の移動しかしていませんが、これでセカンダリータービンのフルブーストかけたらどうなるんだ…。
今までEJ20エンジンに無茶させていたんだな。
良い排気、良い点火ときたら…良い吸気?
今回改めて実感したのは、慣れているショップに頼むとアドバイスが的確で作業も早く安心して任せられるという事。
こういったショップを見つけられたのは幸運なんだな。
時々「タービン大きくする?」とか「ボディのスポット増しする?」とか割と過激な事を聞いてきて面白いですし(笑
そして、スバルのパーツ供給体制も有難いです。
まさか18年も経過しているクルマのゴム部品をまだ供給してくれるとは。
ユーザーを大事にしているという事ですかね。
さあて…ドライブに行きたいけれどまだまだ緊急事態宣言の真っただ中。
ドライブは出来ないけれど、仕事や必要な買い物で使う範囲でレガシィを堪能しましょうかね。
Posted at 2020/04/29 17:44:45 | |
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レガシィ | 日記