この連休中はフリードで長距離を走る予定が多いので、ホンダディーラーでエンジンオイルを交換してきました。
銘柄はマレーシアの石油大手、ペトロナス・シンティアム5000 0W-20(SN)になります。
請求書を見ると6,600円…って、8,000円じゃないの?と思ったら、3.3L分の値段でした。納得。
写真1

ピットは適度に混んでいたので、オイル交換まで30分。
それならば、というかこれがホンダディーラーに来た本来の目的…。
写真2

S660試乗に繰り出しましょうか?
試乗車空いてる?と聞いたら、「今なら大丈夫ですよ」との事で、さっそく試乗!
写真3

走り最重視の内装がイイね。
飾りとか室内広さとかいらんのですよ。
走る車に余計なものは不要!
さっそく乗り込んd「ドスン」
落ちた!落ちたよ!
あまりに座席が低すぎて、尻もちつきました。
次にルーフを取り付けて座ってみる事にs「ゴッ」
後頭部ぶつけました。
ルーフに頭がぶつかって乗れません!(身長175cm)
姿勢を変えても乗れないとは、何という事だ…。
営業「常時オープンで乗るしかないですね」ってオイw
新潟の大雪っていうか吹雪の中、もっこもこに着込んだレディがオープンで走り去る姿を見ましたが、新潟で乗るという事はそこまでの覚悟をしなくてはいけないのかw
という事で物理的にS660には乗れませんでした…。
日本人らしい胴長短足だからね。仕方ないね。
営業は「噂のS1000ならばもう少し余裕あるかと…」と言ってましたが、S1000は出るのか?
でもS660が今日注文しても来年納車という人気っぷりだから、なんだかS1000も期待できそう?
写真4

仕方ないので展示車のステップワゴンを物色。
最大トルク発生回転数1,600rpmという夢のVTECターボを搭載。
写真5

噂のわくわくゲート。
リアドアをガバァ。
なるほど。テールゲートの中にドアがあるのね。
フラットな3列目と合わせて、6人乗車なら後ろから乗り込めるのか。
写真7

サンシェード装備。
これは地味にうれしい。
ウチのミニバンはフリードに20万キロ頑張ってもらったら普通のクルマにする予定だから、ミニバンはフリードだけで終わる予定。
けれど、相変わらずステップワゴンはミニバンとして良いクルマと思う。
何よりVTECターボという男のロマンを実装してくれたのは嬉しい。
1600rpmから最大トルクっていう、凄い特性のエンジンも一度体感してみたいね。
写真8

S660に乗れなかったので、セダン乗りとして非常に気になっていたグレイスの試乗。
まあフィットセダンなんですが。
内装は、パーキングブレーキがレバー式サイドブレーキってのが良く分かってる。
パドルシフトによるマニュアルモードもあるので、下り坂でブレーキランプをエンドレス点灯させる必要もなさそう。
結局内装には大して興味ないので、次!(笑
乗り味はまさにホンダ。
限界コーナリングとかは短い試乗では試せないけれど、ビシっと芯の通った乗り心地で、落ち着いたハンドリング。
スバルよりも段差などを「パシッパシッ」と感じる。
フリードの電動パワーステアリングにも不満はないけれど、グレイスのハンドリングもイイね。
逆に、トヨタセダンの終始ふわふわした落ち着かない乗り味が好きな方には一切向かない。
比較するとスバルはコシがあるというかもう少しソフトなのにきちんとスポーティで、ボディやサスペンションの煮詰めはスバルに分があるなと感じます。
パワーやフルブレーキ性能は片道数キロ程度の試乗じゃ分からないけど、加速も減速も割と思い通りで使いやすい。
フィットセダンという事でフィットのガックンガックンするブレーキを思い出してしまうけれど、ブレーキに関しては少し初期制動が強いながらもきちんとコントロールできる。
これはイイんじゃないかな。
もしかしてフィットのガックンガックンブレーキも少しはマトモになったのかな?
走ってみると凄く静かで、なおかつパワーもある。
やっぱりホンダエンジンは良い。
気になるハイブリッドシステムは、プリウスやフリードハイブリッドが意図的につけたんじゃないのと思えるほど不自然だったのに対して、とてもリニアで滑らか。
何だ、ちゃんとこういう制御できるんじゃないか。
最初からこうやってくれよ。
噂の7速DCTはCVTかと思うくらいに滑らか。
ハイブリッドシステムの相性もとても良くて、運転していて主導でシフトチェンジする必要性を感じなかった。
もっとガックンガックンする変速を期待していたので、あまりに滑らかな変速に拍子抜け(笑)
でもシフトレバーは謎の近未来スタイルを捨てて普通のL字もしくはI(アイ)字型にしてくれないかな。
この近未来シフトパターンは誰が得するの?
普通のシフトパターンにしてくれよ。
一目でサッと使えて、なおかつだれでも使いやすいのが工業デザインだと思うんだが。
しかし結局、シフトプログラムが凄く頭良いのでパドルシフトが必要だと思う場面はありませんでした。
ただ、リアシートの居住性がちょっと難有り。
頭をガラスにゴンゴンぶつけます。
スポーツセダンのインプレッサのほうが後部座席は広いから、人を乗せるときは要確認。
なんだかんだで良い印象を受けたグレイス。
何よりも5ナンバーっていう最大の魅力がそこにはある。
一日乗り回して、細かいポイントも試してみたい気分になりましたよ。